EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
神戸の西のはしっこで農耕型?建築工事会社を営んでいるオヤジの日記です。
野菜犬チャックと晩御飯を食べるようになり、晩酌が長くなっていけません、(苦笑)
欲しがるままに食べさせると大きくなりすぎるので晩御飯を食べさせてだめだよ、と裏の定食屋のおっちゃんをはじめいろんな方からアドバイスをいただいてはおりますが、チャックと話しながら食べる食事は楽しくて一人で食べる夕食にはもう戻れそうにありません、(笑)
ま、チャックには野菜しか食べさせてないのでそんなに大きくならないと思いますが、、
どんなもんでしょうか?
大根に飛びつく野菜犬チャック。
今日は少しおなかを下していたようですが野菜はいいんですよねえ、、?????
さて、チャック日記はここまで、お題目は昼から出席してきた京阪神木造住宅協議会での研修会の本日のコンテンツ、社寺仏閣専門の工務店、宍粟の大松建設株式会社さんの社長と棟梁のお話です。
社長のお話は入札制度がすっかり定着しつつある業界の厳しさと、それでも伝統工法での建築には魔物が棲むという表現で好きだから続けていくという力強い意思を見せて頂きました。
社長のお話も大変勉強になりましたが今日のお題目は棟梁のお話です。
****ここからは社内用の私のレポートを転載します。****
棟梁の話。
社寺建築の真髄は『シワリ』であり、この概念を理解しているものだけが2000年続いた日本古来の伝統工法を継承することが出来る。
古来からの言い語りの一つに言われているのが、すずめと大工は軒で泣くという言葉があります。
軒とは木で言うところの枝のことであり、枝葉と言われるこの細部が建物の美しさの全てを決める。という意味が込められており、いくら立派な柱や梁、欄間や彫刻に拘っても屋根の形のバランスが悪かったら全てが台無しになってしまいます。
ここで大工は延々と悩まされるのです。
この美しさを守る為に長年の経験の蓄積で編み出されたのが『シワリ』という考え方であり、建物の寸法の全ての基準として垂木の成と行きの寸法を基準として『一枝』という単位を決めるということでした。
そして、細部の割付寸を基準として全ての割付を割り出していくことにより細部まで寸分の狂いもなく割り付けられた美しい建築物を作ることが出来るのです。
間取りや架構、ましてや大きささえもこの『枝割』を基準として割り出していくことこそ自然と共生する日本古来の伝統建築の真髄であるということでした。
この理論、真髄が理解できたら長いトンネルを抜けたように棟梁としての力を備えることが出来ると言っておられたのが大変印象的でした。
確かに、棟梁の言葉には神が宿っておりました。
****ここまでレポートの転載でした。****
木、土、竹、石、自然の素材を使って建てる日本古来の建築は一つ一つの寸法から、デザイン、大きさ、形まで自然の摂理、原理原則に則って共生することなのだ、と改めて気付いたのと、私達のような民間の住宅を建てている建築会社もその原理原則からは離れることなく匠の技と言われる作り手の技術を継承していかなければならないな、と思った次第。
なかなか無いいいお話を聞かせて頂いて、職人上がりの琴線をグラングランに揺さぶられてしまいました。
15日の行重区羽部神社の現場見学会には是非行かせて頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。
今日のECO=晴れれても 折りたたみ傘を 持ってます。
ぱらっときまっせ、たぶん。
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