自分を愛する技術 #人は変われる

令和2年8月12日晴れ

来週水曜日のビジター募集します!

水曜日と言うことで、今朝も朝活からスタート。夜明けと同時に起き出して、涼しい風が通る中、アイスコーヒーとPCをテラスに持ち出して、気心が知れた仲間との笑いが絶えないオンラインミーティングに参加するのは非常に気持ちが良いもので、今日も1日気合を入れて頑張ろうとポジティブな気持ちにさせて貰えます。私が所属するBNIドリームチャプターでは新型コロナの影響で年内いっぱいはオンラインミーティングでの開催となっており、全国どこからでもご参加いただける上に現在ビジターの参加は無料。来週は私がメインプレゼンターを務めますので、ご興味がある方はお気軽にお声掛けください。株式会社四方継と言う会社で、建築事業の「つむぎ建築舎」と、地域コミュニティー事業の「つない堂」のなぜ2つの事業を行う事になったのかを、原因と結果の法則から熱く説明をさせていただく予定です。

人、本、旅。

昨日のブログでも書きましたし、今朝の朝会の締めの言葉でも使わせてもらいましたが、人を変えるのは「人、本、旅」であるとライフネット生命のfounderである出口治明さんがよく語られる言葉はまさにその通りだと実感しています。人との出会いが人生を大きく変えるのは誰しもが納得されると思いますが、私の場合、特に本によって多大なる影響を受けたと思っています。書店経営者の倅としてこの世に生を受けた因果というか、幸運に恵まれたというか、ろくに学校に通っていないにもかかわらず、生きていくための様々な知識や方法、あり方を学ぶことができたのは本と言う先人の知恵を学び、引き継ぐツールがあったからに他ならないと思っています。子供の頃からろくに勉強はしておりませんが、本を読む習慣だけはずっと継続しており、50歳を過ぎた今も毎日本を読み続けています。ここ近年はいわゆるビジネス本の類はほとんど読まなくなり、小説ばかりを手に取るようになっているのは、2〜3時間程度で読めてしまうようなビジネス本よりも、波乱万丈に生きる人の人生を描いた長編小説のほうがずっと勉強になると思っているからです。

人生を主体的に生きるキッカケ。

そんな私、実は去年から、小説の執筆を始めておりまして(というか全く進んでおりませんが、、汗、)勉強嫌い、もしくは学校に合わない若者に向けて、たった一度きりの自分の人生を価値あるものだと思ってもらえる様に考える、そして行動するキッカケを掴んでもらえる様な面白い物語が描けたらなー、と思って取り組みを始めました。人生はパラダイム(見方)によって全く違うものになりますが、殆どの人は「世間一般的な常識」という正体不明の枠に囚われて自分の価値観を持てなくなってしまいます。その結果、自分なんて大した価値もない人間だ、特別なことは何もできないんだ、と自分で自分を縛り付け、自分の人生を主体的にコントロールする事なく、流される様に生きてしまう事が少なからずある様に見受けられて、残念だなー、と思うことがしばしばあるのをなんとかしたいと思ったのが、私が小説を書きたいと思った理由です。

自分を愛する技術

とにかく、当たり前の理屈を理路整然と並べたところで、人の心を掴み、心に火を灯して行動に駆り立てる様なことは難しく、特に勉強が苦手だと思っている若者、子供たちにとってはなおさらです。自分自身の読書経験からしても、面白おかしく、ワクワクドキドキするストーリーの小説に仕立てた方が絶対に伝わると思ったのです。と、そんな事を言っていたら、大事な事を小説仕立てにした良い本があるよ、と紹介されたのが、加藤秀視さん 著の「自分を愛する技術」です。著者の加藤さんは、現在教育評論家として活躍されておられ、ご自身が虐待、暴走族、裏社会の経験を経て、その後ビジネスでも100億円企業を手がけるなど大きな実績を残された方で、不良少年の更生に大きく寄与されるなどの他にも、年間1万人への講演を行い、国から数々の表彰を受ける「人材育成アーティスト」とも呼ばれておられる方で、私などは経歴を見ただけでも共感してしまいます。(笑)

セルフイメージが全て。

この「自分を愛する技術」はまさしく人生において大事な事を分かりやすく小説仕立てにした本で、非常に読みやすい上に、著者の加藤さんが伝えたい事がスッと頭の中に入ってきます。要点はタイトル通り、自分を愛することによるセルフイメージの書き換えの重要性であり、誰しもが自分が誰にも代わりのきかないかけがえのない存在である事に気づき、自分に与えられた使命を知る事で素晴らしい人生を歩む事が出来る。という人間尊重、そして人間賛歌を高らかに歌う一冊です。私は若手職人の研修を行う際にいつも、志を高く持ち、オレはこんなもんじゃない!とセルフイメージを上げろ!と言い続けており、それが人生を主体的にコントロールする入り口だと言い続けています。この本を読んで、私が描きたいなーと思っていた本が既に存在している事を知り、小説を書くモチベーションは下がりましたが、多くの若者にこの本を紹介したいと思います。是非手にとって見てください。(^.^)
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老害。#知識からの自由。

令和2年8月11日晴れのち曇り

17年ぶりの訪問。

今日の午前中は、以前に問い合わせや相談を何度かもらっているが、工事はしたことがないお客様宅に現場調査に行くように頼まれ、17年ぶりにそのお客様宅に足を運びました。17年前と言うと、株式会社四方継に社名が変わる前どころか、今の事業所に移転する前の小さな倉庫付き事務所で創業してまだ間のない頃で、私が現場の最前線でバリバリ働いていた時代です。ずいぶんお久しぶりですとご挨拶をしたら、お客様も私のことを覚えておられ、知った顔の人が来たことの安心感か、懐かしさなのかは分かりませんが、ほっと緊張が解けたような表情になられたと感じました。

生きていたのですね。(笑)

お客様に雨漏りなどの問題点やその他諸々の相談を伺いながら、家の中に入れてもらうと、昔に私が提出した見積書がダイニングテーブルの上に置かれてあり、日付を見ると2003年、確かに17年前のものでした。その当時から電話番号だけは変わっていませんが、住所も変わり、社名も変わっているにもかかわらず、よくご連絡をくださいました。と感謝の言葉をお伝えしましたところ、インターネットで探したらもう会社は閉鎖されていると書かれていたけど、(誰や!そんな事を書いたのは!笑)ダメ元でかけた電話がつながってよかったです。と逆に嬉しい言葉をいただきました。

長年の信頼に応えたい。

よっぽどその当時訪問した担当者(私ですが)の印象が良かったと言うことだと思いますが、その割には工事のご依頼はいただいておらず、不思議だなと思っていたら、なんでもその13年前の時は10年保証の瑕疵保険で新築を建てた建築会社に修理をしてもらえたとのことで、それを聞いて少しモヤモヤした気持ちがスッキリ晴れました。(笑) そんなこんなで、私の事を覚えてくれていた事に、すっかり張り切ってしまい、天井裏まで登って雨漏りの原因を突きとめたりと、通常1時間程度で終わるはずの現場調査を2時間以上もたっぷり時間をかけて行うことになりました。あとは、調査の内容を反映して長年の信頼を裏切ることがないように良いご提案をしたいと思います。

人生を変えるのは「人、旅、本」のあの人。

話は変わって、先週末オンラインの講演会に初めて参加しました。このところのご時勢で、zoomなどを使ったミーティングや研修を私自身の主宰で行ったりはするのですが、講演会に参加するのは今までしたことがありませんでした。しかし、TED Kobeに登壇された湯川カナさんが主宰するリベルタ学舎のオンラインイベントで「現代の知の巨人」と言われる出口治明さんが登壇されると言う告知を見てこれは参加してみたいと思い申し込んだ次第です。出口治明さんと言えば、ライフネット生命のfounderであり、改めて人類の哲学と歴史の変遷を見直しベストセラーとなった「世界史」を上梓されたり、コラム等の寄稿を積極的に行われ、よく話題に上る時の人です。何かのインタビューで出口氏が人生を変えるのは「人、旅、本」と答えられていたのは激しく同感したと共に、強く印象に残っています。

おうむ返しの賛同の嵐。

私は無論、出口氏の著書も拝読しましたし、ネットに登場されている記事は目に付く度に読む様にしていて、ちょっとした出口ファンと言っても過言ではありません。今回、私が参加したオンラインイベントはそんな私の様な出口さんに興味と好感を持っている人が殆どなのは当然の流れで、開始早々から全員に向けてのチャットでは、出口さんの発言に対する賛同、共感、追従の言葉の嵐でした。確かに、耳から入ってきた言葉を自分の口でアウトプットするのは理解を深めるには非常に有効だとは思いますが、言ったそばから名言の繰り返しの様にそのままの言葉をおうむ返し的に打ち込むのは、私個人的には少し気持ち悪かったのですが、オンラインイベントって参加者同士がチャットでコミュニケーションを取るのも一つの楽しみ方というか価値で、(私は馴染めませんでしたが)そんなものなのかも知れません。(笑)

テーゼとアンチテーゼ。

とにかく、出口さんの語る言葉は非常に歯切れよく、ビシッと本質を突く言説が気持ち良いほど続きます。特に、「人間の進化は1万年で高々この程度、あまり変わっていないのに、テクノロジーの進化や、コロナの影響程度でそんなに大きく、劇的に変わるものではない、本質はいつも変わらない。」と歴史を紐解きながら現代の現象を読み解かれる視点は素晴らしいと私も感服しました。しかし、講演の冒頭で出口さんが口にされた、日本型の経営はダメだと結果が出た、三法よしなどと言っている場合ではない。との言葉がずっと引っかかり、その真意はどこにあるのかと疑問を持ちながら聴いていました。

成果が全て、の是非。

出口さんによる基調講演、湯川さんとの対談的な掛け合いが一通り終わった後、質疑応答の時間が持たれました。その中で、若い受講者が「今進む道が正しいのか、間違っているのかをどうやって考えれば良いでしょうか?」との質問を投げかけました。出口さんが返した答えは「確認する方法は簡単で、データーを見て判断すべきです。要するに成果が全てなので、出した結果で計測、確認をすべきですよ。」との事でした。それを聴いていて、私としては新たに行動を起こして、直ぐに成果を出せる事がいかに難しいかと考えた時、あまり近視眼的に成果にこだわるのは未来への投資の妨げになるのではないかと感じました。で、チャットにも質問を書き込んだのですが、出口さんに対して突っかかるコメントが取り上げられる訳もなく、そのまま流れてしまいましたが、最後に出口さんから書籍の最後に書かれているアドレスにメールを送ってくれても良い旨の告知があり、以下の様な文章を質問として送らせてもらいました。

出口治明さんへの質問状

私は、日本の経済が停滞、もしくは衰退してきたのは三方良しに代表される日本式経営が原因ではなく、国内市場で人口ボーナスが終わり、成長を続けるには海外に活路を見出さねばならなくなったのと同時に、世界標準と言われる欧米式の会計基準を導入するあまり、近視眼的な利益を出し続けることに執着してきた事が大きな問題だったのではないかと思っています。グローバル経済において、欧米諸国と会計基準を合わすのは致し方ないにしても、それと同時に長期的な視座を持って三方良しの世界を目指す企業風土は殆どの企業から失われたのではないかと感じています。

私の理解では、三方良しの概念は自立循環型の共生を可能とする経済観念であり、そもそも無限の成長を目指したものではないと思っておりまして、人口減、グローバル化のリスクが顕在化した今こそ、三方良しの社会、経済の構築に、中長期的な目を持って企業は人材への投資をすべきではないかと考えています。情報化革命が本格化する中、益々、企業が提供するサービス、商品は本質的な価値を問われる様になりました。これからはユーザーから真の信頼を勝ち取るしか生き残り、成長することは出来ないと思っています。それを行うには、そこで働く人の才能を開花させ、効率ではなく人が持つ効果性を最大限に引き出すと共に、「自分だけ、自社だけ生き残れば良い」と言った、弱肉強食的思想の強欲な資本主義から脱却して目先の損益ではなく、三方が良くなるべきだと言う経済観念に回帰すべきだと思っています。
以上、生意気なことを書いて誠に恐縮ではございますが、出口様のお考えをご教授頂ければ幸甚です。本日は本当に良い学びと気づきを頂ける場に参加させて頂けましたこと、心から御礼申し上げます。

自由を奪い、奴隷を作る老害。

もちろん、すぐに返事が返ってくる訳もなく、揚げ足をとって突っかかる様な私の質問内容に、良い気もしないでしょうから返信はあまり期待しておりません。言いたい事を書き送ってスッキリした感じの方が強いのですが、実は私が感じた本当の問題は、私が疑問を呈した出口氏の言葉ではなく、オンラインイベントに参加した(私以外の)人が全員、出口氏の発する一言一句全てに賛同の意を表してありがたく聴いていたことで、凄いお方のお話とは言え、全く疑問を持つ事なく、賛同、共感、追従の嵐は考える事から目をそらしてしまっているのではないか?という危惧です。このイベントのテーマは「知識からの自由。」となっていましたが、カリスマの言葉を何でも疑問を持つ事なく、素直に受け入れるのは奴隷への道であり、テーマと相反しているのではないか、なんて大げさに考えてしまいました。決して出口さんが老害と言っているのではありませんが、崇め奉り、疑問を持たない若者への影響は(結果的に)老害と言っても過言ではない様に思った次第です。ま、出口治明さんの実績と発信力と知識量と思索の深さが凄すぎるって事なのかも知れません。とにかく、大いに勉強させて頂いた湯川さん、リベルタ学舎の皆様には心から感謝しています。ありがとうございました。(笑)


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コロナ禍の下、大きく世界が変わってしまった今、生き残るには、マス・マーケットに広く浅くアプローチするセールススキルではなく、狭く、深く質の高い顧客との関係を築くマーケティング思考です。理論と想いを仕組みに転換し、社内に落とし込んで運用できる様にリーダー向けに少人数での研修を開催する事にしました。経営者、経営幹部、リーダー候補の方に一緒にご参加頂き、マーケティング思考のマネジメントを社内に根付かせて頂きたいと思います。
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良い気に満ちた学び舎。神戸のインターナショナルスクールAscot International School Japan

この記事は神戸市を中心に四方良しの世界の実現を理念に掲げた株式会社四方継の地域コミュニティー事業部つない堂の機関紙「つないどう?」に掲載されているコラムの転載です。地域で活躍されているお店や人、サービスをご紹介することによって地域全体の経済が少しでも盛り上がる様にと願っての取り組みの一環です。

残暑お見舞い申し上げます。

暦の上ではすっかり秋ですが、まだまだ暑い日が続きます。今年は梅雨明けが遅く、夏になった途端に秋分を迎え、なんだか調子が狂いましたが、本格的な夏の到来が遅かった分、残暑も厳しい様子、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?新型コロナ禍はなかなか収束の兆しが見えませんが、私達は関係者の誰も感染せず、影響を受ける事もなく工事を進めております。現在、工事中の国産材の木をふんだんに使った木造の新築インターナショナルスクールの新築工事がもうすぐ竣工を迎えます。このプロジェクトは私たちつむぎ建築舎と学生を含めた学校側とで共に力を合わせ子供たちにのびのびと、楽しく、そして健康的に学んでもらえる環境を作り出すとのコンセプトに則って、計画を進めてきて、現場では職人と学校関係者が入り乱れて作業を進めています。

 共創する学び舎づくり。

学校建築はその性格上、当然、住宅に比べて大きな空間が必要となるのですが、構造計算を駆使し、制作金物で接続の剛性を強めたりして、建物のボリュームの割にはとても線の細い、華奢で美しい架構の建物になっています。内外装とも国産の杉やヒノキ、サワラ等の美しい板で仕上げており、私たちのような大工集団の会社にとっては作業自体がうれしく楽しい現場です。また、学校関係者によるDIY作業として大きな壁一面にアーティストによる壁画が描かれたり、ストローベイルといわれる藁を土壁で塗り固める断熱、壁仕上げの作業、また、この場所で取れた土を使って外壁を仕上げるなど、皆さんとても楽しそうに生き生きと作業をされていて、現場全体が「良い気」で満たされているような印象を受けました。建物の竣工後、ここで学ぶ学生さんたちもその「気」を受け取って充実した学生生活を送ってくれるのではないか、なんて想像しています。子供の教育機関の検討をされておられる方は一度オープンスクールに参加されてみてはいかがでしょうか?
Ascot International School JapanのHPはこちら→https://www.ascotschool.jp/ja/

見えないモノを形にする建築。

私は、自分自身で設計し、その建物を大工職人として建てていた頃の経験から、精魂込めて作り上げた建物には、作り手の想いが乗り移ると信じています。良い「気」が満ちた建物は、そこで暮らす人たちの気持ちに少なからぬ影響を与え、気持ちよく日々を過ごしてもらえることに寄与すると思っています。それが創業以来、私が大工の育成に注力し、自社社員大工による施工にこだわってきた最も大きな理由です。そして、建物を構成する素材にもそれは当てはまり、気持ちの良い素材を使って建てられたものは良い気が満ちるに決まっています。この学校の現場で大工の造作と並行して進められた藁や土を使ったDIYは大自然の恩恵を受けて育まれたものを利用しており、それをお施主様である学校関係者の皆さんが楽しそうに作業をされて、まさに良き気が溢れ出していると感じました。良い建築は設計と施工とそして作り手の気持ちが大事。本来の建築現場はそんな見えないものの価値が具現化される場だと思っています。つむぎ建築舎では、DIY支援、お客様と共創するモノづくりを今後も積極的に取り組んで参ります。私達と一緒に良い気に満ち溢れた空間を作り上げたいと思われたらお気軽にお声がけ下さい。想いの詰まった住まい作りのお手伝いを誠意を込めて致します。

麺屋貝原さんのご紹介。@つないどう?

この記事は神戸市を中心に四方良しの世界の実現を理念に掲げた株式会社四方継の地域コミュニティー事業部つない堂の機関紙「つないどう?」に掲載されています。地域で活躍されているお店や人、サービスをご紹介することによって地域全体の経済が少しでも盛り上がる様にと願っての取り組みの一環です。

密かなラーメン王国

私達の事業所がある神戸市西区は意外とラーメン激戦区になっていて、行列が出来るお店がいくつもあります。老舗から創作ラーメン、チェーン店とバリエーションも多く、ラーメン好きの方に密かに人気のスポットになっています。そんな中、年間180杯のラーメンを10年間食べ続けているラーメン研究家の私(高橋)がオープンから3年の新興勢力ながら、この界隈で一番行列ができている麺屋貝原さんを今回はご紹介します。(笑)

イチオシは貝しおそば

何と言っても一番のオススメは「貝しおそば 850円」で、貝だしとツルツルの自家製麺がマッチ、スープに癒される、、まさに逸品の一杯。もちろん、化学調味料無添加、しかも塩加減も良い塩梅でスープを飲み干しても喉が乾かないヘルシーラーメンです。ちなみに、神戸ラーメン紀行主宰のラーメンアワード2017でグランプリを受賞されました。

ご馳走ラーメン牡蠣つけ麺

貝だし醤油系のラーメンも美味しいのですが、私の一番のお気に入りは「牡蠣つけ麺 1000円」です。匂い立つ牡蠣の香りは牡蠣好きにはたまりません。牡蠣味噌とレモンが添えられており、途中で味の変化を楽しむ事も出来るので大盛りを頼んでもペロリと食べてしまいます。その充実感と幸福感はまさに、ラーメンの域を飛び出すご馳走のジャンル、行列に並ぶ価値があると誰にも感じていただけると思います。ちなみに、この一杯をリリースされ神戸ラーメン紀行主宰のラーメンアワード2018でグランプリを連覇されました。

お店情報

麺屋貝原
住所:神戸市西区池上2丁目30-1 伊川センタービル1F
駐車場:伊川センタービル共用30台あり営業時間
営業時間:昼11時〜14時(土日祝は15時まで) 夜18時〜21時 (スープがなくなりしだい終了)*夜営業有無はブログにて確認してください。   *店休日はブログでお知らせします。
麺屋貝原さんブログ:https://ameblo.jp/dreamsurf/
おまけ情報:設計、施工 つむぎ建築舎 店名揮毫 高橋剛志

 

亀の恩返し。#情けは人の為ならず。

令和2年8月7日 晴れ

九州ツアー本格スタート。

昨夜は2週連続2回目と本格的にスタートした、久留米での若手大工育成プロジェクトの講師の後、一人で久留米の路地裏の江戸前寿司で打ち上げ&反省会をしてから、最終の新幹線で帰神しました。半年間、12回も久留米に通い続けることになったこの講習は朝8時スタート、終了は夕方5時で毎回前乗り&最終の新幹線で戻ってくるまぁまぁハードなツアーになっています。いつも職人起業塾で行っている研修は、同じように6カ月間15回のカリキュラムではありますが、小田全宏先生にお願いしているアクティブブレインセミナーや横山桂子先生にご登壇頂く接遇コミニケーション研修など、私の担当外の研修も約半分あり、実質は7回程度しか講師を務めないことを考えたら、今回の若手大工育成研修は倍のエネルギーを使うわけで、しかもフィーは、ほぼボランティアに毛が生えた程度しかないと言う厳しさです。(笑)

大工育成研修の意味と価値。

それでも、建築業界への入職3年程度未満の若者たちが、真剣な眼差しで私の話を熱心に聴き、目をキラキラさせて楽しそうに実施研修に取り組んでいる姿を見るのは非常に嬉しいもので、次世代の大工育成の研修講師は売上や利益だけでない価値があるのだと自分に言い聞かせています。(笑)
実は、JBN主催の若手大工向け研修は以前から全国各地で行っており、3年ほど前には関西での研修につむぎの若手大工スタッフも通っておりました。規矩術や墨つけ、刻み等を座学と実習で学んでいたようですが、残念ながらその当時、実際の業務内容と研修内容があまり重ならなかったようで、当時、、若衆たちに研修に行った感想を聞いてもあまり反応がありませんでした。

信頼が障害を乗り越えさせる。

そんな若手大工があまり積極的な参加をしていない印象だったJBN主催の大工研修事業の講師を私がやるようになるとはつゆとも思っていなかったので、今回のお話を引き受ける際もどうなることかと思ったりしましたが、事務局をされている「一般社団法人ひとにやさしい家を考える会」の方々が職人起業塾の内容を把握されており、私の考え方を深くご理解してくださっていたこともあり、「一応、カリキュラムの内容は抑えながらも、塾長の思うようにやっていただければ良いですから、」との言葉をかけてもらったこともあり、「では好きなようにやらしてもらいます。」とこの度のハードな研修講師ツアーをお引き受けした次第です。(笑)

現役実務者の講師。

昨日で2週連続2回目の九州での研修を終えての私の感想は、講師を引き受けて本当に良かったと思っています。長年、自社内で職人育成を行ってきて、この20年間あまり、若い職人たちに実務を教えながら、顧客からの信頼を得て次の受注につなげる、信頼第一のマーケティング的考えを教え込んで来た私にとっては今まで自社内で行ってきたことをそのまま場を改めて研修会場で行っている感じで、昨日の実習研修にしても、即実践に使える、丸のこの定規の作り方や使い方などをレクチャーしました。若手大工たちにとっては丸ノコは常に定規の使い方を考えて使うものだと言う概念を聞いて目からウロコの面持ちだったので、今日から、今までモタモタしていた作業の生産性を一気に高めているかもしれません。(笑)

技術よりも人としての在り方。

そんな私の研修では、今回は実技も教えておりますが、技術は身に付けて当たり前で、それだけじゃ機械や道具と同じだと繰り返し、耳にタコができる位言い続けています。昨日も、小便をする際に便器に座る座らない問題で、「人が見ていない時にこそ、自分の良心に従った裏表ない行動ができるかどうかが重要で、技術うんぬんを語る前にまず人間として信頼に足る人になるべきだ!」としつこく語り続けました。そんな昨日の講習の余韻を若干引きずりながら、今朝アイドル犬チャックといつもの伊川の河川敷に散歩に出てみると、またチャックが何か小動物を見つけてうれしそうに遊び始めました。

亀の恩返し。

またモグラでも掘り返していびってるのかと思い、やめてあげなさい!と近づいてみると、仰向けにひっくり返った小さなミドリガメが目に飛び込んできました。とりあえず、川に戻れるようにうつぶせに戻してあげて、そのまま未練タラタラのチャックを引っ張って散歩の続きをしましたが、約15分後、帰り道にまたチャックがその亀を見つけてうれしそうに走り出そうとしました。なるほど、亀の歩みは確かに遅いんだと納得しながら、通りがかりの犬たちにいじめられないように甲羅をつかんで川に戻してあげました。亀の恩返しがあるかどうかはさておいて、朝からなんとなく良いことをしたような気分になり、今日は普段より少し機嫌よく1日を過ごすことが出来たように思います。陰徳を積むのはその相手が人である必要はなく、自分の良心が示すことに素直に従い行動に表すことなのだと改めて感じた次第です。

情けは人のためならず、

大工育成プロジェクトの講座の中でも、信頼を得られる職人とは高い志、目的意識を持つ者であり、相手の立場に立ってコミュニケーションが取れる者であり、自分の良心に従った行動を選択できる者だ。と、そんな論語の教えの現代語訳の様な話を繰り返しておりますが、良き行いをするのは、結局、自分の心が軽くなったり、機嫌が良くなったりと、まさに「情けは人のためならず、自分のため」なのだと気づいてもらえたら嬉しい限りです。技術だけでは無い、誰からも仕事を頼みたいと言われる、一度出会ったら最後、一生あなたにお願いしたいとお客さんに言わしめる、本当に良い職人さんを量産できる研修会になる様にしたいと思います。気合を入れて年末まで、足繁く久留米に通い続けたいと思います。(笑)


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四方蟻と森の民。#若手大工育成P

令和2年8月6日 晴れ

大工育成P day2

九州、久留米に来ています。一般社団法人職人起業塾の研修を博多で繰り返し行う際に、現地事務局を快く引き受けて下さった、福岡の有力住宅建材流通卸の株式会社徳永産業さんとのご縁で、同社が事務局を務められているJBNの下部団体、一般社団法人ひとにやさしい家を考える会が主催する若手大工育成プロジェクトの研修講師を務める事になり、先週に引き続き、久留米に通い詰めてます。全国工務店協会JBNが、加速し続ける職人不足、特に若手大工が圧倒的に少ないのに危機感を持ち、国交相からの補助金を使って全国各地で一斉に若手大工、大工見習い、現場監督向けに研修を行う事業をスタートしたのに呼応して、九州でも今回の研修が始まりました。

職人は道具じゃない。

これまでずっと、自分で組み立てたカリキュラムで研修事業を行ってきた私としては、JBNが組み立てた初歩技術中心のカリキュラムに沿って研修を行うのは、正直、違和感が否めません。それは、JBNの構成員である工務店経営者の立場で組み立てられたカリキュラムで、若い大工にとりあえず、少し使えるようになって、現場での戦力になってもらいたいという想いが強く伝わってくるからで、常日頃から「職人は道具じゃない」と言い続けている私にとっては薄っぺらい技術だけ身につけさせて、、目先使えるように、若しくは先輩大工の邪魔にならない程度に教育するなんて、職人不足の根本的な問題解決に対して何の意味もなく、国費、国民の血税を使うような事業ではないと思うからです。

稼げる職人になれ!

そんな想いもあり、講師のオファーを頂いた際に正直少し躊躇したのですが、職人起業塾で行っている研修の理念を理解して下さっている徳永産業からの依頼だということで、研修内容のある程度の変更を許容してもらえると考え直し、お受けすることにしました。そんな経緯もあり、一応、決められたカリキュラムに沿って講座を進めてはおりますが、かなりオリジナル色が強い内容になっています。(笑) とにかく、若手の受講者達に私が繰り返し言い続けているのは、次の世代の若者がこぞって職人になりたい!と思うようになり、圧倒的な職人不足が解消の方向に向かうには、君たちが、若者に憧れられるようなカッコイイ働き方、満足と安心がたっぷりある豊かな暮らしをしてくれるようにならねばならん、ということで、技術と知識は当然のこと、人間力とコミュニケーション能力を高め、現場で顧客からの信頼を勝ち取れるようになり、特命受注が取れる人気の職人いなってがっちり稼げるようになってもらいたいと言い続けています。

テーマは四方継。

そんなこんなで、前回の社会人としての心得はマーケティング理論の基本的な部分を超わかりやすい言葉に置き換えて、熱く語りましたし、今日もその復習に随分時間を費やしました。カリキュラムの時間配分は大幅に狂いましたが、大事なことは3度言え、と昔から言われていますし、丁寧に押さえておくべき部分だと判断しました。今日のテーマは道具の使い方と手入れ、木と建材の使い方と木材加工の実技実習でしたが、前回の振り返りに時間をたっぷり取ったせいで全体的にオシオシになってしまいました。一番時間を割いた実技実習では、丸鋸の定規の使い方、差し金の基本的な使い方、そして、簡単な墨付けと手加工の題材に四方蟻の仕口を作ってもらいました。意外なくらい皆が楽しそうに没頭している姿はやっぱり、モノづくりって誰もの心を奪う力がある良いものなのだと再確認させられました。

日本人は森の民。

座学の中心は、木の使い方というテーマに対して、日本人は古来から(キングダムの)楊端和の山の民ならぬ「森の民」であり、神話の時代、日本書紀にスサノオノミコトが「スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい。そのためには、たくさんの木の種をみんなで蒔こう」と言ったと書かれている程で、世界第3位の森林占有率の高さを誇り、世界の植林面積の10%が日本に存在しています。戦後、焼け野原になった日本は復興の為に積極的に植林を行い、今、その時に植えられた杉やヒノキが大量に伐採の時期を迎えています。しかし、安い外国産材に押されて、国産木材の消費は進まず、毎年供給過多の状態が続き、森林資源は増え続けています。最近は住宅だけでなく、学校や自治体の施設などでも木造化の動きがありますが、まだまだ供給量に追いついていません。

大工は正義の使者論。

今日の講座で、私は「木の建築こそ正義であり、大工は正義の使者である」と、少し、極端な言い方になりましたが、若い大工たちに誇りを持って、仕事に向き合え!と言い切りました、(笑)
その根拠は温室効果ガスの削減、建築をLCCMの観点で建築を考えれば圧倒的に木造がCO2の排出が少なく、環境に対する負荷が低いこと、国民的疾患になってしまった花粉症の元である成木になった杉、ヒノキを伐採することで花粉の飛散量を抑えることにつながること、一度、人間が手を入れた山を安全に保つには間伐、主伐、植林のサイクルを維持すべき事を挙げました。木を使った建築を行うことは、環境にも人にもメリットをもたらす正しい選択であり、それを推し進める私たちには正義があるのです。

木を知り、木を活かす。

最後は時間が押してしまい、少し駆け足になってしまいましたが、木を知り、材を選択し、適材適所に使う事で建物の寿命も延ばすことが出来るし、現在の建築材の主流になっているKD材(人工乾燥材)ではなく、AD材(自然乾燥材)やグリーン材を効果的に使う考え方、手法を伝えました。どれも基礎的な事ばかりで、実務にそのまま活かせるかというと疑問は残りますが、木に対する考え方、大工の使命についての根本的な考え方くらいは伝えられたように思います。私の少しオーバーな講義を聴いて、若者たちが使命感に燃え、誇りを持って仕事に向き合うようになってくれたらこんなに嬉しいことはありません。そして、この若手大工育成プロジェクトはまだ始まったばかり。先週、今週といいスタートを見れたと思うのでこの先が楽しみでなりません。これから半年間かけて、皆に熱い志を持ってもらえるように闘魂注入して行きたいと思います。(笑)


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仁王立ちで用を足す経営者の是非。#在り方を考える経営革新会議

令和2年8月5日 晴

初久留米。

今日は九州の久留米に来ています。先週からスタートしたJBNの若手大工育成事業で、人に優しい家を考える会主催の研修講師を務めるべく前乗りしてきました。ホテルは久留米駅から在来線に乗り換えて、数駅大牟田側の小さな駅ですが、向かう途中で久留米の街に立ち寄ったことがないのに気づき、久留米駅で途中下車して散策がてら夕食を摂ってみることにしました。こんなご時世なので、関西から来た客は嫌がられるかなと思いつつ、人気がありそうなラーメン店に足を向けてみましたが、残念ながら閉店している店が多く、少し寂しい感じも否めませんでしたが、それでも町並みもふら〜と入った店で提供されているメニューもなかなか面白く、予定通り、久留米ラーメンも堪能しました。あと、街行く人は意外とマスクもしていない人が多かったのも印象的でした。おおらかな土地柄なのかもしれません。

目玉焼きチャレンジ

目玉焼きチャレンジ

経営革新会議

私はあまりコロナに対してセンシティブにならないようにしていて、今週はずっと出かける日が続いています。昨日は夕方からTOTO社の方針説明会と新商品発表会がオンラインではなく会場で対面方式であり足を運びました。その後はTOTOリモデルクラブの定例会、経営者の学びの場として今年から新たな取り組みを始めた「経営革新会議」とその後の居酒屋での懇親会にも参加とどっぷり対面式の会合三昧、コロナなんてどこ吹く風といった感じです。ただ、マスクや手指消毒など、感染予防には留意しています。TOTOリモデルクラブ西神店会の生みの親とも言える初代会長である中尾さんが今期カムバックして、肝入りで始めた「経営革新会議」とは、経営者の本来の仕事とは何かを問い直し、やり方ではなく在り方を考える勉強会で、毎回白熱した議論が展開されており、今回も「経営者の仕事」について随分と熱く盛り上がりました。

傲慢の罪。

会議の後の懇親会でも、居酒屋に場所を移して、仕事に対してどんなモチベーションで向き合っているか、何のための経営なのか、と本質的な話題で随分と盛り上がりました。中には「昨日、いい加減な仕事をする社員を怒鳴り散らしたんですよ」と告白する社長もおり、「できの悪い社員ができの悪い仕事をするのはそもそも仕事の環境を整えられていない社長の責任だ!」と周りから厳しく諌められるひと幕もあったりして、まさにやり方ではなく、在り方を正す良い話し合いの場になっていました。私としては、明日の朝1番に、まず社長から怒鳴り散らした相手に謝罪することをお勧めしておきましたところ、今日になってその経営者から、従業員が先に改めて謝罪してきたとの報告がありました。経営者が7つの大罪の一つ、「傲慢の罪」に気づいたことで、それが相手に伝わったのかもしれません。(笑)

外に出たら仁王立ち。

そんな非常に勉強にもなり、面白い懇親会を終えてそろそろお開きにしようかと言うタイミングで、私はトイレに立って見てふと気づいたことがありました。それは、私の前にトイレに立ったメンバーが全員洋式便器の便座を上げたままで仁王立ちで小用を済ませていただろうと言うことです。席に戻り、トイレに行った数名のメンバーに仁王立ちで立って用をを足したのか?と質してみたところ、情けないことに全員がその通りだと答えられました。「別に目くじら立てるほどのことではないと思うかもしれないが、あなたたちは家でも男らしく仁王立ちで小便をするのか?」と重ねて聞くと、全員が家ではお行儀よく座って用を足すとのこと。おいおい、たった今、経営者としての在り方を議論していたにもかかわらず、そういう所で「自分だけが良ければ良い」的な発想と、行動を変えなければ何の意味もないと厳しく諫めておきました。

まず、イマカネジブン思考の脱却。

私は、経営者としてのあり方の最も根本にあるべきものは、自分だけ良ければ良いと言う考えからの脱却だと思っています。「今、金、自分」ばかりに執着する人間に人は寄り付かないし、当然お金も集まってこないのは誰もがわかっていることで、事業に関わる全員がその部分をしっかりと意識して、目先に囚われた選択、判断をしないように導くのが経営者の最も基本的で重要な役割だと思うのです。人事制度然り、顧客サービス然り、社員教育然り、地域貢献然り、どれも目先の儲けではなく人と未来に対する投資であり、信頼残高を積み重ねることで、未来の経営環境を整えていく事が最も重要だと考えています。もし、自宅のトイレで座って用を出すのなら、外出した際も裏表なく、同じ行動を選択する程度の事は最低限行うべきではないかと思いますし、あり方を見つめ直し、正すってそういうことではないかと思うのです。中尾会長、次回のテーマはトイレの使い方にされてはいかがでしょうか? (笑)


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木と土と人。#目に見えるものと見えないもの

令和2年8月4日晴れ時々曇り

灼熱の現場へ。

毎週火曜日は着工中の新築中学校の定例会議の日となっており、今日も昼前から北区の現場へと足を運びました。このインターナショナルスクールの新築工事は私たちつむぎ建築舎と学生を含めた学校側とで共に力を合わせ子供たちにのびのびと、楽しく、そして健康的に学んでもらえる環境を作り出すとのコンセプトに則って、計画を進めてきており、今、まさにそれが実行段階に移っています。限られた工期での竣工を目指す中、担当の大工にとってはかなり厳しいプレッシャーもかかっているようですが、現場に行ってみるとカリカリしている風もなく、皆が楽しそうに物づくりに励んでいるのを見て、とても嬉しい気持ちになりました。

 DIY本格始動。

学校と言う建物の性格上、当然、住宅に比べて大きな空間が必要となるのですが、構造計算を駆使し、制作金物で接続の剛性を強めたりして、建物のボリュームの割にはとても線の細い、華奢で美しい架構の建物になっています。内外装とも国産の杉やヒノキ、サワラ等の美しい板で仕上げることになっており、私たちのような大工集団の会社にとっては作業自体がうれしく楽しい現場です。この8月に入ってDIY作業も本格化、今日現場に行ってみると大きな壁一面に学校関係者のアーティストによる壁画が描かれており、ストローベイルといわれる藁を土壁で塗り固める断熱、壁仕上げの作業が進んでいました。皆さんとても楽しそうに生き生きと作業をされていて、現場全体が「良い気」で満たされているような印象を受けました。建物の竣工後、ここで学ぶ学生さんたちもその「気」を受け取って充実した学生生活を送ってくれるのではないか、なんて想像してしまいました。

ストローベイル建築

ストローベイルと言う藁を積み上げて土壁で塗り固めていく建築手法は日本ではあまり一般的ではなく、耳慣れない断熱の手法ですが、もともとアメリカの開拓者たちが身近に、ふんだんにあった藁を建築資材として使い始めたのが始まりで、自然由来の環境にやさしい工法であることから、1990年ごろからアメリカでムーブメントが起こったとのことです。日本ではまだまだ施工実績は少ないですが、富山にあるストローベイル研究会では材料の販売とともに施工の指導も行っておられます。今回も、はるばる富山から神戸にお越しになり、材の手配と施工のサポートをしてくださっています。

日本ストローベイルハウス研究会HPはこちら→http://www.sakichi-k.jp/japan_strawbale.html

大事なのは目に見えないもの。

私は、自分自身の職人としての経験から、精魂込めて作り上げた建物には、作り手の想いが乗り移ると信じています。良い「気」が満ちた建物は、そこで暮らす人たちの気持ちに少なからぬ影響を与えて、気持ちよく日々を過ごせることに大いに寄与すると思っています。それが私が大工の育成に注力し、自社社員大工による施工にこだわっている最も大きな理由です。そして、建物を構成する素材にもそれは当てはまり、気持ちの良い素材を使って建てられたものは良い気が満ちるに決まっています。現在、現場で大工の造作と並行して進んでいる藁や土を使ったDIYは大自然の恩恵を受けて育まれたものそのものを利用しており、まさに良き気が溢れ出しています。良い建築は設計と施工とそして気持ちが大事。本来の建築現場はまさに見えないものの価値が具現化される場だと思っています。このようなプロジェクトに携わることができた素晴らしいご縁に恵まれた事に心から感謝します。現場スタッフとともに良い気に満ち溢れた空間を作り上げたいと思います。


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全ての問題を解決する無駄な時間。#効率で人は幸せにならない

令和2年8月3日晴れ

夏到来。

梅雨も明け、本格的な夏の到来を感じさせる8月の一発目の月曜日。朝は最近、私の中で流行っている早朝オンライン会議からスタート。昼まで4時間みっちりと3本のミーティングを行ってしゃべりすぎたからか、やたら空腹感があり、ランチは徒歩2分にある近所のラーメン店「麺屋貝原」さんでいつになく大盛り牡蠣つけ麺を注文してしまいました。元気いっぱいというか、大人気無いというか、とにかく勢いよく1週間のスタートになりました。

事業所でやること。

今週も相変わらず、出張や会合が目白押しで、あまり事業所に入る時間はなさそうです。知り合いの方が通り掛かりにアポなしで事務所に訪問いただくと、ほぼ間違いなく私は不在にしておりまして、最近は事前の約束なしで来られる方はほとんどおられなくなってしまってます。そんな流れで、「いつ行っても事務所におられませんが、おられる時は何をしてるんですか?」とよく質問をされます。もちろん(少しは)建築実務も行っておりますが、 1番時間を割いているのはミーティングと面談だと思います。

会議と生産性。

会議の重要性については考え方によって様々だと思います。ミーティングや会議ばかりしていても、直接的な生産活動には結びついておらず、却って生産性を下げると感じる人もおられるでしょうし、特に最近、会議を効率化すべきだとか、不要な会議を取りやめにするべきといった論調が多く語られているように思います。確かに、ダラダラといい大人が雁首並べて話し込んだところで、たいした意味はないかもしれません。しかし、人は機械ではないし、効率だけを追い求めてうまく仕事が回るとは私はどうしても思えないのです。

効率化は人を幸せにしない。

18世紀の産業革命以降、人は圧倒的な効率化を求め続け、実現してきました。しかし、「人の幸せ」と言う観点で見たとき、果たしてそれは正解だったのかと疑問に思ってしまいます。大工は電動ノコギリが発明されて、作業時間は何分の1にも減りました。その結果、一子相伝と言われた伝統的な技の継承はなくなり、長期間の修行も必要なくなり、卓越した技術者であると言う誇りを失いました。それと引き換えに豊かな暮らしを手に入れたかと言うと、そんな事はなくかえって収入、所得も減るようになったのです。効率化は決して人を幸せにする事は無いと思うのです。

目に見えない効果。

では、逆説的に考えて、非効率は人を幸せにするかというと、それもそんな事はありません。無理、無駄、ムラは事故の元であり、人を不幸にする元凶でもあると思っています。結局、効率という軸で時間の使い方を考えれば、良くしても、悪くしても人は不幸になり、時間の使い方は違う軸で考えるべきだとなります。それが「効果性」であり、テクノロジーの進化が極まりつつある現代においては、時間短縮ではなく、人がそこにいることによる影響力を広げる、目に見えるものではなく、見えない力を磨くべきだと考えています。

全ての問題を解決する鍵。

そんなこんなで、決して効率的では無い、会議や面談に私が時間を費やし続けているのは、コミュニケーションをとる事によって、スタッフが持つ効果性を少しでも高めたい、その結果、会社全体の影響力を広げる事に繋げられたらと思っています。心理学の大家であるアドラーは人が抱える問題、悩みは全て人間関係に由来すると断じられました。それを解決するのはコミニケーションしか無く、電話よりもメール、メールよりもハガキ、ハガキよりも手紙と言った具合に手を掛け、時間を掛けたほうが気持ちは伝わりやすいと言われる様に、その根源的な取り組みに対して効率化なんてそもそもあまり関係がない様な気がします。心に訴えかけるコミュニケーション、体得したいものです。


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苦渋の決断。#人生は選択で作られる。

令和2年8月1日 晴れ

超高速時代。

今週はモーニングセミナーへの登壇や、九州での研修の講師、ワークショップの開催、理事を務める団体の会合などもあり、連日、早朝から夜までびっしりと予定が詰まっていて、ゆっくりデスクに座る時間がほとんどありませんでした、漸く日常生活に戻ってきたなー、と言う感じで、テレビの情報番組はおろかネットニュースさえロクに見る時間を持てずにやるべきことを粛々と行っていると、世間様の動向にあっという間に疎くなってしまう様で、知らないうちに梅雨明け宣言が出されていたし、東京では1日の新規感染者が400人を超え、爆発的な増加、第二波の到来に日本中が震え上がっていたようです。世の中が移り変わるスピードは圧倒的に速くなっているのですねー。

一週間で浦島太郎かよ。

実は、私が代表を務める株式会社四方継では、来週、コロナの影響で延び延びになっていた協力業者会の総会を開催する予定をしておりました。もちろん、コロナが収束の兆しが見えた緊急事態宣言が解除になったタイミングで企画したわけですが、ここにきて新規感染者数が大幅に増えたのを敏感に察知した人たちから、参加の辞退が相次ぎ、社員からも懇親会に出たくないとか、会議もリモートで参加してもいいですか、などの意見が続出。私としては、別に世間から距離をとって田舎に引っ込んでいたわけでもないし、意識して情報をシャットアウトしていたわけでもなく、ただ一週間ほど忙しかっただけですが、積極的に外部からの(私にとって大して重要でない)情報に目を向けなかっただけで、こんなにも世間との意識差が大きくなるのかと正直驚きました。

センシティブなスパイラル。

私にしてみれば、東京で400人越えの新規感染者が出たところで、人口比率からすれば大した事ないし、以前からPCR検査を思うように受けれないと言っていた時点で潜在的な感染者数はもっと多くいると言うのは自明の理だと思っていました。ここにきて大騒ぎするほどのことでは無いように思いますが、連日あれだけメディアが大騒ぎしたら、自治体の首長は反応せずにはいられないでしょうし、重症化数も死者数も増加していないし大したことない、と口に出せば、人の命を何だと思っているのだ!ととめどない批判でネット上がバズり、それをTVが誇張拡散して袋叩きにあう構図は、負のスパイラルの様に大げさなセンシティブな世界に誰もを引きずり込んでいる様に思えてなりません。大騒ぎになればなるほど、儲かると勘違いしているメディアの薄っぺらい慣習に振り回されるのにそろそろ危機感を持つべきではないか、なんて思います。

センシティブ 大辞林 第三版の解説

( 形動 )

① 感じやすいさま。鋭敏。 「 -な感性」
② 微妙なさま。取り扱いに注意を要するさま。 

苦渋の決断

今回の業者総会を中止するのは、正直言って苦渋の決断でした。私としては、株式会社四方継の理念の実現に向けて、今一度、私達の在り方を伝え、取引先、協力業者の方々への貢献をコミットメントしたい、そんな場を持つのが目的でした。コロナの感染者、保菌者は現在発表されている数よりもそもそももっと多いと思っているし、検査数と共に増える新規感染者数の増加で経済を止めてしまうと本当に取り返しがつかない位の深刻な打撃を被ってしまうと思っていて、感染しないように細心の注意は払いながらも、事業計画は粛々と遂行するべきだと思っていますし、コロナ前と同じように、とはいきませんが、新しい環境下で出来る限りの取り組みを進めようとしています。しかし、50人以上もの人を集めて会合を開くとなれば、私の意志、価値観を押し付けるわけにはいかないのも実際で、嫌がる人を無理矢理参加させたところで何の価値もなくなると思っています。この数日、社内外から会合、懇親会ともに参加を辞退したいと言う声が続々と上がり、兵庫県でも感染警戒期から拡大期に移行して、大人数の会合を控えるようにと井戸知事が声明を出された時点でやっぱり中止せざるをえないと判断した次第です。

未来なき、理想なき世界に誰が夢を抱くのか

人生は選択によって作られている。とは良く耳にする言葉ですし、生きていく上での基本原則の一つだと思っています。今の自分は10年前の選択の結果ですし、10年後は今の選択によって作られるのは間違いないと思うのです。ただ、凄いスピードでめまぐるしく変化する現代にあって、常に10年後を意識して判断を下し続けるのは至難の業、つい、目先や直近を見て、どうあるべきか?ではなく、どうするべきかを考えてしまうのは私を含め、誰しもだと思います。しかし、理想も未来への希望もない世界では誰もが夢を描く事さえ無くなってしまいます。緊急で重要な事に注力するのは大事ですが、あくまでも重要度で判断すべきなのは自明の理、苦悩を重ねながらも、緊急性の高い課題と重要度が重い取り組みの両方に力を配分するべきだと思うのです。

極端な思考はろくなことにならない。

日常生活にあまりにも暗い影を落とし始めたコロナ禍は、やもすれば全てをマイナスの思考、動かない、しないと言う判断に人々を引き込んでいこうとします。しかし、脊髄反射型の極端な選択は後々ろくなことにならない事は想像に難くなく、このまま感染者が増え続けたからといって全てを止めて良いわけはありません。中庸の道は神の選択と言われる位に難しいとされますが、感染者増大による医療崩壊と、萎縮しすぎる反動の経済崩壊のどちらでもないバランスのとれた選択をわれわれは日々1つずつ丁寧にしていくべきではないのかなんて思うのです。とは言え、世の中の事象はそれを観る人のパラダイムによって全く異なって見えるもの。決して押し付けではなく、価値観やパラダイムに共感してもらえるように言葉だけではなく行動で見せ続けなければならないのかもしれません。勇気を持って、勇気を与えられる仕事をしていきたいと心から思います。


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