投稿者「高橋 剛志」のアーカイブ

マーケティング4.0 〜ライフスタイル提案のスキーム〜

令和元年7月15日 曇りのち晴れ

世間様では3連休の最終日。

すみれは「建築業に旗日なし。」という昭和時代の教えを守って(笑)、今日も平常営業です。ただ、朝は昨日の日曜日に茶の湯のお稽古だったこともあり、いつもの週に一回のランニングの振替で10kmほど走り、気持ちよく汗をかいてから出社しました。出社してからは新築の相談や設計部、工務部の月次の定例会議などと久しぶりに事務所のテラス席?のデスクに落ち着いて座り滞っているタスクの片付けに励みました。

いつもギリギリセーフ。

期限がが迫って今日中にどーしても片付けないといけなかったことがいくつかあり、その一つがメールマガジンの配信でした。大体、低頻度の更新のメルマガなのですが、このところ(いつもですが)出張が重なったり、出かけている時間は常に人と一緒に居たりで落ち着いてPCに向かう時間を取れずにおり、延ばし延ばしになってしまっておりました。

アウトプットこそ最大の学び。

メールマガジンでは、毎月すみれ本社で開催している無料のマーケティングの勉強会、元祖職人起業塾の課題を事前に送る様にしており、その勉強会が明後日に迫っているということで、切羽詰まっておりました。(苦笑)
当然ですが、勉強会の課題を送るということは、勉強会のコンテンツをまとめなければならず、毎年同じコンテンツを繰り返しているとはいえ、使い回しでは済まず、ブラッシュアップする必要があります。これがなかなか大変なのですが、自分自身の学びの振り返りにもなり、とても大切な習慣となっています。

モノからコト、さらにその先。

今月のテーマは「ライフスタイルスキーム」となっており、マーケティング4.0に対応したモノからコトへの転換を具体化する、コトの延長線上にあるライフスタイルを提案する仕組み(スキーム)を持とうよ、と、少々難しい目のコンテンツとなっています。私が3年前から熱心に学んでいるUX(ユーザーエクスペリエンス)デザインの思想にも繋がるマーケティング理論の先端を垣間見てもらえる内容となっています。

 

すみれ本社での毎月の勉強会は無料ですが、なかなか神戸の片田舎まで夜にお越し頂くのは大変ですし、神戸から遠く離れた遠方の塾生も多くいることから、勉強会で投影しているスライドは非公開のSNSで公開しています。東北の工務店さんなど、その資料を元に社内勉強会を開催していただいていると企業さんもあり、私もそれなりのレベルのものを作らないと。と、毎月それなりに気合いを入れています。今回のテーマは工務店に限らず、消費税増税後の厳しい市場に立ち向かう全ての事業所が考えるべき、また忙しい今こそ取り組んでおくべきだと思いますので、以下にご紹介しておきます。


コトラー博士の預言。

マーケティング界の大家、コトラーはマーケティングの変遷を

1.0 モノを作れば売れる時代
2.0 顧客ニーズに合わせたモノを作れば売れる時代
3.0 顧客にとっての本当の価値を提供すれば売れる時代
4.0 顧客がそのブランドを通じて自己実現出来れば売れる時代

と予言?されました。
世の中はモノではなくコトの時代に移行したと言われて久しいですが、その先は自己実現を提供するブランド価値を構築しなければ生き残れないとのコトラーの言説はテクノロジーの圧倒的な進化と共に、あらゆる モノ、サービス、デザインの陳腐化がもの凄いスピードで加速する今の時代を言い当てている 様にも感じます。

私たちは「コト」の提供をもっと深く考え、顧客の自己実現とは何かを探りあてなければ ならなくなりました。自己実現とは即ち理想の「ライフスタイル」であり、企業がそのサポートをする には顧客の持つ人生観・価値観・習慣・哲学と共感する先=ブランドである必要を説かれています。

ライフスタイルを提案するスキーム。

私が考えるライフスタイルを提案するスキームとは以下の5つの問いへの答えが必要で、これは意識して探さないと、普段の業務をこなしているだけでは絶対に見つからないと思っています。

1.ユーザーが求めている「コト」とは何か
2.それを知りうる方法はあるか
3.フラッグシップとなるサービスとはどのようなものか
4.自社で持つリソースはどのように使えるか
5.クライアントのlifestyleをどの様に良いものに出来るか

この5つの問いに答えることが出来れば、ライスタイル提案ができるスキームが出来上がります。
ちなみに、私たちすみれも現在、来年の20周年に向けてリブランディングに取り組んでおり、社内でスタッフと共にこの5つの問いをミーティングの場で繰り返しています。

今月のquestion

今回の元祖職人起業塾に参加される、されないに関わらず、皆さんに考えて来て頂きたい問いは以下。

Q:顧客があなたに求めてきたコトはなに?
その先の本当に求める人生観・価値観・習慣などを含めた生き方とはどの様なもの?
それに共鳴するあなたの提案は?

少し小難しい問いですが、今後、少子化、人口減少、消費税増税等の大きな経営環境の変化が予測される中にあり、自社独自の市場(マーケット)を作り上げる、全ての問題の解決の鍵だとされるブランディングには欠かせない 「マーケティングの4.0」のステップですのでこの機会によーく考えてみてください。 今月の開催は7月17日(水)元祖職人起業塾にて皆様の発表を楽しみにしております。


ご好評にお答えしてオープンセミナー追加しました!

般社団法人職人起業塾からのお知らせ 全国一斉、現場ブランディングと現場実務者育成に必要な6つのコンテンツ。 @職人起業塾オープンセミナー&フォローアップ研修開催します。

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Xデザイン学校マスターコース#4 ビジネスモデルの設計

電話元年7月13日曇りのち雨

インプットとアウトプット

先週の東京から続いた博多、鹿児島へのフォローアップ研修でこの半年位に学びため込んでいたコンテンツを目一杯アウトプットする旅から帰ってきて、若干の疲労感が抜け切れないままでありますが、今日は昼から大阪にて、UXデザインを学ばせてもらっているXデザイン学校の研修を受講しに向かいました。アウトプットとインプットはワンセットですからね。

5年後売り上げ10億円

今年のXデザイン学校ではマスターコースに願書を出し、何とか合格させてもらい参加させて頂いており、UXデザインの基礎理論を習得した者という前提で、実在の企業の新規ビジネスを考案し、提案する超実践型の研修に参加させてもらっています。テーマは「食」。某大手食品メーカーの新規事業部の方から5年後10億円の売り上げになるビジネスモデルを考えてもらいたいと課題をいただいております。

迷走中。

今回の研修、プログラムでは「事業モデルの立案」となっており、来月の中間発表でクライアント企業の担当者さんに来ていただき、進捗報告をする前と言うことで、どのような方向でユーザの問題を解決し、新規事業として成り立つスケールアップを行うかのアウトラインを発表することになっておりましたが、我らBチームは一度作りかけたビジネスモデルを没にしたこともあり、はっきり言って迷走している真っ只中。発表どころではありませんでした。

誰も行なっていない問題解決。

UX(ユーザーエクスペリエンスデザイン)を学んでいる以上、ビジネスモデルのヒントは観察調査にありと言うことで、チームメンバーとともに再度、食の行動様式にまつわる調査を行いその情報を共有して解決すべき課題や、新しい価値創造ができるアイディアを出さねばなりませんが、誰もやっていない問題解決とはイノベーションのことであり、当たり前ですが、これがなかなか一筋縄ではいきません。

行き詰まったら立ち返って考える。

今日は一日、刻々と過ぎ行く時間に焦りながら、この1ヶ月の間行なった観察調査からインサイトを見つけられないかと悶々と思考を巡らしましたが、サッパリ良いアイデアは浮かんできませんでした、これまでの3年間、一体何を学んできたのか?と自分でも嫌になりますが、嘆いていても始まらないので、「迷ったら原点に戻る」の精神でもう一度、頭を冷やしてこれまでの学びを振り返りつつ、ヒントを探してみることにします。ちなみに、このブログで書き残したUX関連のブログはざっとこんな感じ、

キングダムに学ぶUXデザイン思考法。

東門街スナックの美人ママに教わるUXと原理原則論。

建築×UXD=古民家再生?

建築設計者のためのUXデザイン講座やってみた。

UX概論2018

概念のアップロードで未来を標榜する。@UX/サービスデザイン概論

UX KANSAI #9「アクティングアウトと発表」

UX KANSAI #8 ペーパープロトタイピング

UX KANSAI #7ストーリーテリング

UX KANSAI #6 ユーザー情報の可視化と日本絶滅。

UX KANSAI #4/5 質的調査(記述と分析)その2

UX KANSAI #4/5 質的調査(記述と分析)

UX KANSAI #3 ビジネスインタビュー 目指すのは新しい顧客体験

天命を知る日と、UX KANSAI #2 オブザベーション

UX/サービスデザイン概論 2017

UXD LTと日記の破壊力。

そのビジネスは尊敬されるのか?UX KANSAI#10 サービスサファリ

古くて、狭くて、サービスが悪い繁盛店。UX KANSAI 2016 #8

迷ったら、原点に戻れ!@UX KANSAI#7

マーケティングのその先へ。UX KANSAI #6

UX JAPAN FORUM in KANSAIでの確信。

UX KANSAI #5 エクストリームユーザーとしてのオッサン。

ビジネスモデルキャンバス@UX KANSAI4

アウトサイド・インがインサイド・アウトを支える。@UX design

建築屋がUXデザインを学ぶ意味と意義。

UXデザイン #2 フィールドワークとKA法。

リフレーミングのワークショップ。@UXデザイン。

UXデザイン概論。by ファースト オッサンペンギン

デザイン思考と問いを立てる力。@日本デザイン学会2019

Xデザイン学校大阪分校2019 マスターコース#3 カスタマープロブレムの確認

Xデザイン学校大阪校マスターコース#02 事業コンセプトの立案

Xデザイン学校 マスターコース#1 課題の抽出

問いと答えを見直してみる。

我ながら(内容はともかく)多くのブログを書き散らかしているものだと感心してしまいましたが、この3年間の自分自身のブログをざっと読み返してみて今の段階で留意すべきワードを抽出してみました。今期に入って講師の佐藤さんから言われたのは、

「H社のリソース、アセットを鑑みると同社は一体何屋さんですか?」
「誰にどんなサービスを提供するのか」
「立案するサービスはユーザ課題とビジネス課題はもちろんのこと、社会が抱える問題の解決を同時に考慮し、そのサービスが完成した後にどんな世界を実現したいかを同時に考えるべし。」
サービスデザインの概念とは「幸せの総量を増やすこと」

と非常に思考の順序をわかりやすく示唆されており、それを受けた私たちの出した元のアンサーは「モラルの低下や行き過ぎたコンプライアンス重視に焦点を当て、食を通して本質的なモラルを守る、背徳感を楽しめるおおらかな行動様式を作るサービス」と言う事でした。この解自体も見直してみる必要がありそうです。

抜けていたプロセス。

その他にも、振り返りの中で現段階で今一度、思い出すべきだと、これまでの学びから抽出した浅野先生からの教えは、

「ビジネスモデルを考案する際にブラックボックスを使わない。」
「ゴム製ユーザーを対象にしない」
「顧客の行動、文脈、そして期待価値を把握した上でビジネスとして成り立つべく競合優位性や自社が持つ提供価値をリフレーミングし、顧客体験を提供する事」
UX戦略とは・ビジネスとデザインの融合・ユーザが目指している2つの「その先」を目指す・デジタルとリアルを継ぎ目なしに価値提供する事である。

等々で、そして最も大きな気づきは私たちがdepth interviewと呼ばれるユーザーへの深いインタビューを割愛してきた事でした。これじゃ浅いよね、、

インサイトを探るインタビューの10箇条。

ちなみに、以前に浅野先生からご教示頂いたインタビューの心得は以下で、これまでの調査観察結果を踏まえて、ユーザーターゲットを絞ってインタビューを行う事でなかなか見つけられていない課題や提供すべき価値を探してみたいと思います。私からインタビューを申し込まれた方は快く引き受けて頂けますよう、よろしくお願いします。(^ ^)

  1. 何を知るための調査か明確にする
  2. ラポールの形成が大切
  3. 共感と理解を忘れない
  4. 誘導しない
  5. 生活者はニーズを語るプロではない
  6. 被験者に弟子入りする
  7. 生活者は平気でウソをつく
  8. なぜを繰り返そう
  9. 被験者の過去・現在・未来をタイムトリップしよう
  10. 百聞は一見に如かず

「工務店経営カンファレンス2019」に登壇します!

ニッポンの家づくりでトップランナーである11の工務店が、7月24~25日の2日間にわたって、新建ハウジングが主催する「工務店経営カンファレンス2019」(会場:東京都、ベルサール半蔵門)に登壇します!ちなみに私はday2です。

新聞記者

令和元年7月13日 快晴

九州巡業day3

鹿児島、大好きな天文館のホテルで迎えた朝は梅雨明けか?と思える程いい天気で、九州巡業の連日のハードワークの疲れを若干ひきづりながらも、気持ちよく晴れわたった南国の空と雄大な桜島を見て気持ちをあげました。職人起業塾の研修事業が全国に展開するきっかけとなった地である鹿児島は私にとって思い入れも深く、天文館に帰ってくると何かほっとします。

 新聞記者

話は変わって、出張の友といえばやはり文庫本で、今回の九州巡業の移動の合間も(仕事もしますが、)短い時間をつなぎ合わせて読書に耽りました。読了したのは「新聞記者」という現役新聞記者がご自身の生々しい取材体験を手記にして発表された本です。これだけならジャーナリストが手記を発表という別段、なんら変わったものでもない、これまでもいくらでもあった本ですが、この作品は少し違っていて、世の中が大きく変わったのだと感じずにはいられない一冊でした。

 同名映画を先行で鑑賞

この文庫本を手に取ったきっかけは、先日移動の合間を縫って映画館に立ち寄って今話題の同名の映画を鑑賞したからで、その作品の原案がこの「新聞記者」だったのです。映画は流石に脚色しており、原作をそのま表現したりはしておりませんが、あからさま東京新聞の望月記者の著書を映画化したもので、少し前に問題になったまま、未だすっきりとした解決を見ていない森友学園や加計学園の問題を取り上げ、内閣調査室の隠蔽体質と情報捜査の告発をするような時事ネタ満載の作品でした。

 メディアミックス

何がすごいと感じたかというと、東京新聞という大手ではないにしても現役の新聞記者が発信した情報がTwitterで拡散されるようになったのをきっかけにTVのワイドショーで繰り返し、記者クラブの暗黙の了解を打ち破った菅官房長官とのバトル?が取り上げられ、そのタイミングで映画館で封切られるというメディアミックスの相乗効果で、私が映画を観た後に原作本を買いに行くと、平積みになっていた「新聞記者」は私の購入が最後の一冊という人気ぶりでした。

 忖度しない女

作者の名前「望月衣塑子」でネットを検索するとテレビの情報番組で繰り返し写し出された菅官房長官が質問に答えずに乱暴とも言える態度で記者会見を一方的に終了させる映像が、ネットメディアによる検証、論評とともに出てきます。忖度せずに「質問する女」として有名となった彼女の姿勢には賛否両論ありますが、記者クラブで政権と馴れ合いになる日本のメディアが以前から問題になっていたことを考えれば、風穴を開けたと歓迎する向きも少なくありません。

現行政権へのアンチテーゼ。

映画の内容についてはネタバレになるのであまり詳しくは書きませんが、リアルに現行の政権の中枢である内閣調査室や官房長官による隠蔽体質、情報操作をここまであからさまに批判、告発する勢いの内容となっており、彼女の身辺に危険が及ばないのか?と少し心配になってしまいました。

弱者が牙を剥く世界

映画、そして書籍「新聞記者」を読んで私が感じたのは、メディアの多様性が進み、オウンドメディアと言われる個人の発信が世の中に影響を与えやすくなった今、単純に強者が強い世界は終わり、弱者が権力に対して牙をむく世の中に変わったと言うことです。神戸を代表する企業である神戸製鋼が問題を隠蔽しようと力ずくでデータ改ざんを行うも、3度にわたり内部告発が繰り返されて完全に信用を失墜させ、経営陣が軒並み退陣させられた事件はその象徴となる出来事だったと思います。

強さを決めるのは情報量。

情報革命はあらゆる情報を拡散させ、嘘、偽り、ごまかし、偽物を駆逐する力をすべての個人が手にする機会を与えられました。しかし、それと同時に情報を巧みに操れる者は、情報配信と言うオブラートに包みながら、自分の主義主張や思想を織り交ぜ、世論を形成できるようになったとも言えます。われわれは情報弱者にならないように気をつけなければなりませんが、処理能力を超える情報量は思考停止を生んでしまいます。常日頃から信頼できる情報源を見極めておく必要があるのかもしれません。。


「工務店経営カンファレンス2019」に登壇します!

ニッポンの家づくりでトップランナーである11の工務店が、7月24~25日の2日間にわたって、新建ハウジングが主催する「工務店経営カンファレンス2019」(会場:東京都、ベルサール半蔵門)に登壇します!ちなみに私はday2です。

塾生が身につけたとんでもないスキル。職人起業塾フォローアップ研修day2

令和元年7月11日 曇り

九州巡業day2

今日は博多から鹿児島に移動。昨日に引き続き一般社団法人職人起業塾のオープンセミナー&フォローアップ研修で長時間に渡っての講師を務め、夜中遅くまで懇親会で盛り上がりました。流石に二日間連続で10時間近くも話続けるとエネルギーの消耗が激しく、ホテルに戻るとバタンキュー、風呂に浸かる事も無くベッドに倒れこんでしまいました。寄る年波を感じます。。(笑)

大盤振る舞い?!

今日の鹿児島でのセミナーはなんと終了時間が予定よりも1時間以上もオーバーするという、研修講師としてはあり得ない失態というか、大盤振る舞いをしてしまいました。以前に半年間15回の研修を行っていた際も何故か鹿児島での塾は時間をオーバーしがちで、帰りの航空便に間に合わない!と焦って鹿児島空港の保安検査場に走り込んだ事が何度もありました。要は大好きな鹿児島メンバーにはいつもよりも丁寧な説明をしてしまうという事で、ご容赦頂きたいと今日も謝りました。(笑)

重要なのは双方向コミュニケーション。

セミナーで私が一方的に話すのなら時間のコントロールはさほど難しく無いのですが、職人起業塾は基本的にグループコーチング形式をとっており、双方向でのコミュニケーションを行いながら研修を進めます。今回はフォローアップ研修もあり、卒塾生の研修終了後の取り組みや変化、手にした成果の発表を聴いて、それに私がアドバイスやツッコミを入れてさらに今後の業務における改革をブラッシュアップしてもらうのが主たる目的であったことから思いの外、卒塾生の発表の時間がかかってしまいました。

ムーアの法則の世界

私は塾生達に「超加速の時代では、常にブラッシュアップを繰り返さなければ、新しい取り組みなどあっという間に陳腐化してしまう、現状に満足する事なく新たなチャレンジを続けろ!」と言い続けており、これは自分自身への戒めでもあります。なので、研修を行う際にも昨日よりも今日の方が良くなる様にと常に意識しており、今日の鹿児島は昨日の博多よりも一段レベルをあげてみました。これが研修が大幅に延長してしまった理由の一つでもありますが。。

セミナー内容を叩き込め!

職人起業塾の卒塾生は研修カリキュラムの中に組み込まれている「アクティブ・ブレイン・セミナー」を全員受講しており、20個〜40個位の単語なら瞬間記憶ができるスキルを全員が身につけています。昨日の博多でも卒塾生にセミナーの要点、中見出しのタイトルを記憶してもらい、最後にセミナーまとめを話してもらいましたが、今日の鹿児島ではそれをさらに進化させ、階層を下げた部分の要点を記憶してもらいました。自社に持ち帰って何も見ずにセミナー内容を報告できる状態を整えてもらった次第です。(笑)

セミナーの内容振り返り。

塾生達に暗記してもらった内容を(復習をかねて)以下にまとめておきたいと思います。
まず、この度のオープンセミナーは「建築現場×ブランディング」というタイトルで6つのコンテンツを説明しました。中見出しのタイトルはこちら、

1.ムーアの法則の世界
2.ブランディングとコモディティー化
3.インナーブランディング 7つのタスク
4.ブランディングへの挑戦
5.マーケティングの2つの定義
6.実践を支える三原則
3番目の「インナーブランディング 7つのタスク」の内容はこちら、
1.「イマ、カネ、ジブン」思想の駆逐。
2.何の為に?という問いの共有。
3.効率ではなく効果性の見直し。
4.経営理念への理解と共感。
5.激変する世界への適応。
6.苦手を克服する練習に取りかかる勇気。
7.状態管理と準備の習慣。
4番目の「ブランディングへの挑戦」はマーケティング理論の実践であり、そこで大事にしてもらっている「卓越の戦略」の概念はこちら、
1.あなたから何か買う人は、単なる「顧客」ではなく、あなたの保護下にある「クライアント」と考えるべきである。
2.クライアントの生活をより良いものにする、という高次の目的のためだけに、ビジネスに取り組む。
3.惚れ込むべき対象は、自分の商品ではなく、クライアント。
4.クライアントが言葉に出来ない想い、ニーズ、課題を明確に表現し、それを満たすリーダーとなる。
5.あなたやあなたの会社、商品、サービスがなかったとすれば、クライアントにとって損になる程のレベルで商売をする。
6.あなたとクライアントの双方が、信頼、誠実、尊敬の対象となるような精神的な「きずな」を構築する。
5番目の「マーケティングの2つの定義」とは、

マーケティング=市場創造であり、市場創造=生涯顧客創造+新規顧客創造
1、生涯顧客創造:信頼関係構築(LTVの集積)
2、新規顧客創造:イノベーション(社会を良くする問題解決。)

6番目の「実践を支える3原則」とは、そもそも職人起業塾の研修で学んでもらっている内容そのままですが、こちら。

1.マーケティング基礎理論習得
2.コミュニケーションスキル体得

3.可能思考・問題解決人間力

塾生が身につけたとんでもないスキル。

以上、これらの文言を全て記憶してもらい、発表してもらう様にしてみたら流石に記憶術を身につけていても皆さん苦労されて大変だった、って話ではありますが、セミナーに参加してその内容を脳の長期記憶に叩き込む練習をしてもらえたのは非常に良かったと思います。塾生達全員が少し練習すれば私が今回話した2時間30分のセミナー内容を1時間くらいにまとめてスライドを使わずに話せるというのはとんでもないくらいすごい事で、明日、会社に戻ってアウトプットをしたならば、自分が身につけたスキルの高さに改めて気づくと思うのです。皆さん、やってみてね。(笑)


「工務店経営カンファレンス2019」に登壇します!

ニッポンの家づくりでトップランナーである11の工務店が、7月24~25日の2日間にわたって、新建ハウジングが主催する「工務店経営カンファレンス2019」(会場:東京都、ベルサール半蔵門)に登壇します!ちなみに私はday2です。

インナーブランディングのための7つのタスク

令和元年7月10日 雨

52歳。

火曜日に引き続き、水曜日も朝活の日。今朝はBNIの定例会の後、そのまま博多、鹿児島への九州巡業に出張と慌ただしい1日のスタートとなりました。ちなみに今日は(今更どうでもいいですが)私の52歳の誕生日。メッセージを下さった皆様ありがとうございました。また、徳永産業の皆様には私に不似合いの可愛らしいケーキまでご用意いただきありがとうございました。肉体的にも精神的にも年齢を感じる事が多くなりましたが、これからも元気な老人に向けて突っ走ります。(笑)

 9.5Hのセミナー

今日は博多にて一般社団法人職人起業塾のオープンセミナー&フォローアップ研修の開催日でした。久しぶりの博多での一般参加を募るセミナーは定員を大きく上回る満員御礼の大盛況で、勢い私も気合が入り、4時間半の超ロング&ヘビーな研修とセミナー終了後の(真の学びの場である)5時間に渡る懇親会、二次会、締めのラーメン桝本の辛麺まで気を吐き続けました。最高に充実した時間を過ごす事が出来たのも、梅雨の合の忙しい中、お集まり頂いた皆様のお陰です。本当にありがとうございました。

 ブランディング

今期のオープンセミナーはこれまでのマーケティングを切り口にした現場マネジメント改革のロジックではなく、近年、建築業界で非常に注目されているブランディングについて話させてもらっています。とはいえ、マスメディアを使った販促を一切排して、無販促で自然発生的に集客が出来るビジネスモデルを構築してきた私としては、ブランドイメージを広く多くの人に知ってもらうプロモーションが得意な訳ではありません。むしろ、苦手?というかそこについての才能があるとも思っておりません。

 インナーブランディングは現場から

無販促、プロモーション下手の私がなぜにブランディングをセミナーで語るかのかというと、ブランディングには外向け(アウターブランディング)と内向け(インナーブランディング)の二つがあり、アウターはマスメディアを含めたプロモーションで認知を広げる華やかな活動ですが、インナーは内実を充実させる、社内の意思統一を図る、理念を浸透させる地道な取り組みになるわけで、建築業界においては、それは全て建築現場で反映され、顧客からの評価、信頼、そして期待を大きく超える感動の体験を提供できるかにかかっているからです。要するに答えは全て現場にあり。なので現場実務者の意識改革、スキルアップの根源となるモチベーションに火を付ける私の出番となる訳です。

 7つのタスク

圧倒的に認知を広げ、同業他社に比して超過収益力をもたらすブランディングを行うには先ず、インナーブランディングに取り組まなければ、集客は出来ても中身がスカスカでクレームの種を撒き散らすことになりまねません。先ずは顧客に感動レベルの満足を与え続ける仕組みを創り上げるべきで、期待値を大きく上回り、企業としての価値を認めてもらえるための具体的な方法論を示しました。インナーブランディングのための7つのタスクとして受講生に丸暗記してもらったのは以下の通り。

  1. 「イマ、カネ、ジブン」思想の駆逐。
  2. 何の為に?という問いの共有。
  3. 効率ではなく効果性の見直し。
  4. 経営理念への理解と共感。
  5. 激変する世界への適応。
  6. 苦手を克服する練習に取りかかる勇気。
  7. 状態管理と準備の習慣。

「わかっていること」を「できる事」に。

最後の結論としては、ブランディングができなければ令和の時代を勝ち残ることができず、それはまず顧客の期待値を大きく超える感動を再現し続ける仕組みが必要で、現場実務者がコミニケーションを見直し、マネジメントを改革することでその糸口が掴める。要するにマーケティング理論の実践を職人や施工管理者等の現場実務者が行うことに尽きる。その練習の場を共に持ちませんか?と言う提言でした。工務店経営者さんなら誰もがわかっている簡単な理論ですが、現場スタッフが実践するのは簡単ではありません。職人起業塾で「わかっていること」を「できること」に変えるお手伝いしています。九州地方で共に学び、共に実践しようと思われる方は是非ご連絡をお願いします。お待ちしています!(^ ^)

ファイアー村田再び来神。

最後に、懇親会の締めのお言葉とともに熱く丁寧なブログを書いてくださったファイヤー村田こと、村田社長には心より御礼申し上げます。村田社長には再び神戸でのご講演いただく内諾をいただきましたので、お越しいただける日を楽しみにしております。関西の工務店経営者の皆様には、プロスピーカーとなりさらにパワーアップした村田社長のご講演にご期待ください。(^ ^)

村田社長のブログはこちら→https://www.k-murata.co.jp/blog/syacho_blog/%e8%81%b7%e4%ba%ba%e8%b5%b7%e6%a5%ad%e5%a1%be%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb

一般社団法人宮大工養成塾。

令和元年7月9日曇り

人生の美しさ

火曜日は朝活の日。今日も4時半に起きて神戸市に法人会のモーニングセミナー会場へと向かいました。車で向かう道中でSNSでシェアされていた建設職人甲子園のテーマソング「人生の美しさ」をYouTubeで再生してみたら、♫自信と誇りを持つために今日も腕を磨く🎵と言うフレーズに現場で働きだした若かりし頃のことを思い出し、胸が熱くなってしまいました。建設現場従事者のみなさん、ぜひ聴いてみてください。

人脈を広げる朝活

昨日は昼から天王寺にて、一般社団法人宮大工育成塾の金田塾長と意見交換の時間を持ちました。金田塾長は以前、朝活BNIのディレクターをされており、その繋がりで今私が活動しているBNIのチャプターの生みの親であるフローレンス愛歌さんにご紹介してもらい面談の機会を設けていただきました。人脈を広げる異業種交流会、凄い威力です。
宮大工育成塾のHPはこちら→https://miyadaiku-yoseijyuku.com

只者じゃない。

実は以前から、宮大工育成塾の動画配信やSNS投稿を拝見して、運営している人はただ者じゃないと直感的に感じて、いつかお会いしてみたいものだと思っておりました。たまたま先日、BNIのトレーニングに参加した際、会場に宮大工育成塾のリーフレットが差してあるのを見つけ、「一体なぜここにこんなものか?」とフローレンスに聞いたのがきっかけで昨日の1to1ミーティングに至りました。

宮大工育成塾のfbページはこちら→https://www.facebook.com/MIYADAIKUJAPAN/

マーケティングと大工育成

金田塾長と実際に出会ってお話をさせてもらうと案の定、これまで職人の育成を志されている方で、マーケティング理論を理解し、技術の習得と現実的なキャリアプランの両立をしっかり見つめておられる方は皆無だったのに対し、その両方を非常に深く理解され、それを実践に落とし込み、事業化されておられるのには驚くとともに非常に嬉しく思いました。

圧倒的な存在感のyoutube宮大工チャンネルはこちら→https://www.youtube.com/channel/UCWFN33xtbAt-Gq34j4dvD_A

卓越した技術

「職人の社会的地位の向上」を創業以来のミッションに掲げる私としては、卓越した技術を身につけるのは非常に重要なファクターだと思っていて、大工を志す若者が宮大工の技術を習得するために修行に入るのが成功への大きな一歩だと思っています。私はこの世界に入ったのが少し遅巻きでしたが、それでも一時は宮大工の修行に行こうかと悩んだ時期がありました。

憧れの大工という生き方。

結局は、当時私には宮大工の棟梁に知り合いも伝もなかったこともあり、奈良に行く事は諦めどっぷりと町屋の家大工にはまり込んでしまいましたが、(別に後悔はしておりませんが)未だに町の工務店経営者ではなく日本の伝統技術を守り伝える大工職人としての人生でも良かったのではないかなんて思うことがあります。それぐらい日本の木造建築は素晴らしいし、次世代に継承しなくてはならないと思うのです。

宮大工にもマーケティング思考を。

私がこの世界に入った30年近く前から比べて、時代は大きく変わりました。それは宮大工を取りまく環境も例外では無く、グローバル資本主義経済社会の一員であり、需要と供給が市場を決める世界と関係ないままではすみません。宮大工と言う職業柄、いずれ独り立ちして工場や事業所を構え、後進の育成に取り組んでもらうにはマーケティング的な思考と知識が必要であり、その意味では我々一般社団法人職人起業塾と、一般社団法人宮大工養成塾は相互補完はできる良い関係になれるのではないかと思います。

宮大工への道、紹介します!

2時間半にも及ぶミーティングですっかり金田塾長と意気投合して、今後は様々な接点でコラボレーションをしていきたいと考えています。大工を目指す若者に私が伝統工法を継承する宮大工への道もあると選択肢を示すのもその一つで、最終的に宮大工にならなくても、圧倒的な強みを身に付けたいと考える若者には数年間修行にはいられることを強く勧めたいと思います。職人として就職するにも様々な選択肢が広がり、漸く、職人という職業が学歴に関係なく未来を切り開ける職業になりつつあります。若者よ、大志を抱き、職人への門を叩け!

ちなみに、7月22日(月)21:00〜宮大工養成塾のFBページで金田塾長と一緒に(私としては初体験の)ライブ配信を予定しています。告知は、近日公開致します!乞うご期待!


「工務店経営カンファレンス2019」に登壇します!

ニッポンの家づくりでトップランナーである11の工務店が、7月24~25日の2日間にわたって、新建ハウジングが主催する「工務店経営カンファレンス2019」(会場:東京都、ベルサール半蔵門)に登壇します!ちなみに私はday2です。

【緊急提言!職人不足根治に今すぐ取り組むべきこと。】

全国一斉、建築現場改革・ブランディングセミナー & 実践フォローアップ研修を6月末〜7月に開催します。

〜工務店が抱えるあらゆる問題を解決するブランド構築の糸口は現場にあり〜

売り上げの低下、職人不足、広告反響、集客の低迷、競争の激化、事業継承、採用難等々、工務店を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。全ての問題の解決の鍵は「ブランディング」にあり、今回のセミナーは華やかなプロモーションではなく、ブランド構築の基礎の部分を担う建築現場でのインナーブランディングに焦点を絞って、激動の令和の時代を地域工務店が勝ち残る方法論と職人不足問題の根治的アプローチの具体的な取り組み事例を公開します。また、オープンセミナー終了後、現場マネジメント改革に取り組む職人起業塾卒塾生向けの更なるブラッシュアップを目的としたフォローアップ研修を同時開催。現場実務者による現場改革の実践の輪が全国に広がっているのを体感頂けます。公式HPはこちら→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

全国一斉、建築現場改革・ブランディングセミナー & 実践フォローアップ研修へのお申し込みはそれぞれの地域のイベントページからどうぞ。割引特典については個別にお問い合わせください。

【東京開催】

□日程:7月5日(水)14時~18時30分

□場所:株式会社 Ship セミナールーム

https://www.facebook.com/events/375661006401900/

【福岡開催】

□日程:7月10日(水)14時~18時30分

□場所:パナソニック リビング ショールーム 福岡 2階会議室 福岡市中央区薬院3-1-24

https://www.facebook.com/events/2549830991717642/

【鹿児島開催】

□日時:7月11日(木)14時~18時30分

場所: NCサンプラザ天文館 鹿児島市東千石町2-30 2階E-3会議室

https://www.facebook.com/events/3276643095694608/

【悲報】田村書店閉店。#脱amazonのススメ

令和元年7月8日晴れのち曇り

コーチングの基本はリマインド。

梅雨の合間の晴れ間が続きます。晴天の今朝は早朝から出社して工務部ミーティングからスタート。現場の収支精算、アンケート回収、巡回メンテナンスの進捗、そして工程の状況確認とやるべき事を当たり前にできているかのチェックの時間です。決めたことができるかどうかは時間を確保するかにかかっており、スケジュールをリマインドさせることで実行力が確保されます。コーチング型経営とは対話式と思われがちですが、本来はリマインドをかけ続けることだと思っていて、スタッフに裁量を渡している以上、リマインダーが私の最も重要な役割だと自覚しています。

悲報、田村書店の閉店

話は変わって、昨日事務所の近くを車で走っていたら、衝撃の事実を目にしました。全く何の前触れもなく、近所の行きつけの書店が閉店していたのです。私は昨年から脱Amazon宣言を行って、毎月1回10冊から15冊程度の書籍をその本屋さんに注文、お取り寄せしてもらっておりました。自分自身もですが、周りの人たちがあまりにもアマゾンで本を買うことに慣れ親しんでいるのを見て、これでは町中の本屋さんはすべて倒産してしまうと危機感を覚えたからですが、私1人の力は微力すぎて何の意味もなかったと言う事を目の当たりにして改めて自分の無力さを思い知らされました。

外国産木材もAmazonも一緒

昨日は新築をこれから計画される方向けのOB様宅訪問ツアーを開催しており、私は運転手を務めておりました。その道中で田村書店が閉まっているのを目にして、車内で脱アマゾン活動の話と一緒に、地元産の木材を活用する取り組みも同じ立ち位置だと、私たち地域に根ざす業者はもとより、家も土地に家を張るもの、地域が寂れていてはそこに暮らす人の暮らしも良くなるはずがありません、そんな観点を持ってもらえたらいいなと思いながら熱く語った次第です。

自分だけ良ければ良いからの脱出。

私がこれまで大事にしていた信条の1番基本となるものは、「自分だけ良ければいい、からの脱出」です。起業して会社を起こした後は、一緒に働いてくれる仲間の暮らしを良くしたいと思い、利益を全てつぎ込んででも大工の正規雇用に踏み切りましたし、自社のスタッフだけが良ければ良いではダメだと協力業者会を立ち上げて、絶対に赤字工事を発注しないと約束したり、勉強会や研修事業を立ち上げてこれまで自分が学び、実践してきた事を人に伝えたりと、すべては自分だけが良ければ良いと言う考え方を捨てた結果の行動です。

程度の差だと知るべき。

「自分だけ良ければ良いか?」と質されば、殆どの人は「そんな事はない」と答えられると思います。しかし、少し大げさですが、近所の本屋さんで本を買わずに便利なアマゾンを使うこと、競合他社との競争に負けないように外国産の安い材木を使ったり、もっと視点を広げると、スーパーに行って賞味期限が短い物を避けてわざわざ奥から新しい商品を取り出して買ったり、河川や海洋汚染に繋がると知りながら合成洗剤を使ったり、程度の差はあれ、結局、私たちは様々な言い訳をしながら「自分だけ」の価値観に寄っていないかと考えるべきだと思うのです。

自分の首を絞める選択。

我々国民にとって暮らしが豊かになるか否かは景気に左右され、景気とは基本的には国内の消費動向のことを指します。以前は国内消費が活発になれば国内の企業が潤う、地方消費が活発になれば地方経済が活性化するのが前提でしたが、世界がカップリングしてグローバル企業が我々のすぐそばまで忍び寄り、いつの間にか我々の生活にとってGoogleやAmazon等のグローバル企業のサービスが欠かせ無くなってしまった今、そこにいくら消費したところでその利潤はすべて海外に持ち去られ、国内企業、地方経済の景気には全く関係がなくなってしまいました。そこに気づき、消費の選択を考え直さないと、大きくは気候変動、海洋汚染の様に自分で自分の首を締める事になってしまいます。

持続循環型社会の実現

私が「アマゾンで本を買うのはやめて町の書店でお金を使う」と宣言したのは単にECサイトを使わないと言いたかったわけではなく、その本質は地域を持続循環型の社会に、地域の一員であるならば、その価値観に合ったビジネスを自らも標榜し、応援するべきで、商品やサービスの選択を見直しませんか?という提言でもあります。いわば、職人の内製化、育成も同じ事で、すべては「自分だけの排除」に通ずると思っていて、自分1人がアマゾンを使うのをやめたからといって何の力にもなれないのは十二分にわかっておりますが、それでもその小さな力が少しでも広まり、理解してくれる人が増えなければ世の中はどんどん弱肉強食の世知辛いものになってしまいます。できることをコツコツと行動し、発信し伝えることをしなければならないと思うのです。

微力だけれども0じゃない。

今一度、このブログを訪問して下さった皆様には、地域の書店が外資に駆逐されるのを防ぐ小さなアクションに参加をお願いしたいと思います。一人ひとりの行動はちっぽけでも、情報革命が佳境に入った今、小さな声は大きなうねりになる可能性があります。#脱amazon のタグ付け、発信をよろしくお願いします!


「工務店経営カンファレンス2019」に登壇します!

ニッポンの家づくりでトップランナーである11の工務店が、7月24~25日の2日間にわたって、新建ハウジングが主催する「工務店経営カンファレンス2019」(会場:東京都、ベルサール半蔵門)に登壇します!ちなみに私はday2です。

【緊急提言!職人不足根治に今すぐ取り組むべきこと。】

全国一斉、建築現場改革・ブランディングセミナー & 実践フォローアップ研修を6月末〜7月に開催します。

〜工務店が抱えるあらゆる問題を解決するブランド構築の糸口は現場にあり〜

売り上げの低下、職人不足、広告反響、集客の低迷、競争の激化、事業継承、採用難等々、工務店を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。全ての問題の解決の鍵は「ブランディング」にあり、今回のセミナーは華やかなプロモーションではなく、ブランド構築の基礎の部分を担う建築現場でのインナーブランディングに焦点を絞って、激動の令和の時代を地域工務店が勝ち残る方法論と職人不足問題の根治的アプローチの具体的な取り組み事例を公開します。また、オープンセミナー終了後、現場マネジメント改革に取り組む職人起業塾卒塾生向けの更なるブラッシュアップを目的としたフォローアップ研修を同時開催。現場実務者による現場改革の実践の輪が全国に広がっているのを体感頂けます。公式HPはこちら→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

全国一斉、建築現場改革・ブランディングセミナー & 実践フォローアップ研修へのお申し込みはそれぞれの地域のイベントページからどうぞ。割引特典については個別にお問い合わせください。

【東京開催】

□日程:7月5日(水)14時~18時30分

□場所:株式会社 Ship セミナールーム

https://www.facebook.com/events/375661006401900/

【福岡開催】

□日程:7月10日(水)14時~18時30分

□場所:パナソニック リビング ショールーム 福岡 2階会議室 福岡市中央区薬院3-1-24

https://www.facebook.com/events/2549830991717642/

【鹿児島開催】

□日時:7月11日(木)14時~18時30分

場所: NCサンプラザ天文館 鹿児島市東千石町2-30 2階E-3会議室

https://www.facebook.com/events/3276643095694608/

職人よ、志を掲げ、心に火をつけろ。

令和元年7月6日 曇り

今日はトヨタ

生まれて初めて愛知県の豊田市に来ています。メガロポリス名古屋から名鉄線に乗り換えて1時間弱、先日の決算報告で2兆円の利益を出したとして話題になった世界に誇る日本ナンバーワン企業、トヨタのお膝元の豊田市はきれいに再開発が進んでいるとは言え思いのほか小さな地方都市でした。

勉強熱心な経営者は成長する。

これまで何の縁もゆかりもなかった豊田市ですが、この度10年来のお付き合いがあるリフォーム会社を経営されている西山社長に、業者会の勉強会での講演を依頼されやってくることになりました。創業当時は水回りの設備系のリフォームを得意とされておりましたが、今では外壁塗装等の外装リフォームで日本でも有数の施工実績を誇る有名な外装リフォーム会社に成長されました。勉強熱心な経営者はどこも成長されるものです。

外装職人だらけの研修会

今回は外装リフォームが得意な事業所の業者会と言う事で、今回の私の講演を聞いてくれたのは、塗装や防水、足場などの外回りの工事会社の経営者と職人さんが多くの割合を占めていました。職人上がりの経営者で無一文の徒手空拳から現場で当たり前のことを積み重ねることで販促や売り込みをしなくても毎年売り上げを作れる元請け工務店になったと言う私の話は非常に興味を持って聞いていただけたようです。

モチベーションアップ!

講演終了後の懇親会では、若い塗装会社の経営者から「こんなモチベーションの上がる話だったら職員全員連れてきたよかったです。」とか、「明日から少しでも実践してみます。」等々嬉しいフィードバックをいただくことができました。はるばる豊田市に行った甲斐があったと、私も非常に嬉しく思うとともに、西山社長の期待に少しでも応えることができたとほっと胸を撫で下ろした次第です。

消去法の職業選択

懇親会の場で職人さん達と話をしていて感じたのは、職人になるきっかけはほとんどの人が消去法だと言うことです。「何故職人になった?」と訊くと(私も同じですが)学歴社会からドロップアウトして、就職する先の選択肢があまりなく、たまたま職安にあった働き口として職人になったと言われた人がほとんどでした。私の場合は少し違ってて、夢や野望を持って大工の修行に入りましたが、今の若者は人生を劇的に変えて成り上がってやる。といったモチベーションでは無いようです。

働き方(役割)を変えろ!

今日の講演でも何度も繰り返しお伝えしましたが、若者が憧れる職業にならないと建築業界の職人不足は絶対に解消しません。それはすなわち、今現場で働く職人さんが生き生きとかっこよく働き、豊かに暮らすことができなければならないと言うことです。そして、職人がもっと稼げて、将来への不安を払拭し、仕事以外のプライベートでも充実できるようになるには、働き方や役割を変えるべきで、今まで通りの働き方のままでは絶対になりません。

自助の精神

職人がもっと稼げるように付加価値を生み出すには、決まった図面を決まった通りに作るだけではなく、工事現場を感動を呼ぶ顧客接点にすべく、一方足を踏み込んで、今までやってこなかった行動を起こすべきです。昨日の東京でのフォローアップセミナーの後の懇親会でも、大工上がりの営業兼施工管理を行ってている卒塾生に「君が圧倒的な成果を出せれてないから職人不足は解消しないのだ、職人不足は君の責任だ。」と詰め寄っておきましたが、現場で働く人が自助の精神をもって意識と行動を変えるしか職人の社会的地位の向上はなし得ません。

志を共に。

豊田市界隈の外装職人さん達が口々に今日の私の講演を聴いて、モチベーションが上がったと言ってくれたのが、少しでも明日からの作業+@の行動を意識する様になってくれれば本当に嬉しいですし、元請けリフォーム会社のメンバーさんと志を共にして圧倒的顧客満足の達成と「一件施工、一件受注」のエンドレスに続く超安定、高収益のビジネスモデル構築への一助となれば幸いです。株式会社ニシヤマ社と協力業者会の皆様の末長いご発展を遠く神戸の地より心から祈っております。皆さん、高い志を掲げて頑張ってください。(^ ^)


「工務店経営カンファレンス2019」に登壇します!

ニッポンの家づくりでトップランナーである11の工務店が、7月24~25日の2日間にわたって、新建ハウジングが主催する「工務店経営カンファレンス2019」(会場:東京都、ベルサール半蔵門)に登壇します!ちなみに私はday2です。

【緊急提言!職人不足根治に今すぐ取り組むべきこと。】

全国一斉、建築現場改革・ブランディングセミナー & 実践フォローアップ研修を6月末〜7月に開催します。

〜工務店が抱えるあらゆる問題を解決するブランド構築の糸口は現場にあり〜

売り上げの低下、職人不足、広告反響、集客の低迷、競争の激化、事業継承、採用難等々、工務店を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。全ての問題の解決の鍵は「ブランディング」にあり、今回のセミナーは華やかなプロモーションではなく、ブランド構築の基礎の部分を担う建築現場でのインナーブランディングに焦点を絞って、激動の令和の時代を地域工務店が勝ち残る方法論と職人不足問題の根治的アプローチの具体的な取り組み事例を公開します。また、オープンセミナー終了後、現場マネジメント改革に取り組む職人起業塾卒塾生向けの更なるブラッシュアップを目的としたフォローアップ研修を同時開催。現場実務者による現場改革の実践の輪が全国に広がっているのを体感頂けます。公式HPはこちら→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

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【東京開催】

□日程:7月5日(水)14時~18時30分

□場所:株式会社 Ship セミナールーム

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【福岡開催】

□日程:7月10日(水)14時~18時30分

□場所:パナソニック リビング ショールーム 福岡 2階会議室 福岡市中央区薬院3-1-24

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倒れても、挫けても何度でも立ち上がれ!

令和元年7月5日 曇り一時雨

今日は東京。

まとまった雨が降るかも、と、たしか天気予報で聞いたと思いましたが、気のせいだったのか、飯田橋の駅に降り立ってみると涼しい曇り空でちょうど過ごしやすい感じの東京でした。すっかり気を良くして行列の出来るラーメン店に並んでみたり、すこし離れたところまで足を伸ばして倉庫をリノベーションしてお米をブランディング?して人気を博している店舗を見学に行ったりと東京ならではの勉強する時間も持てました。

オープンセミナー&フォローアップ研修

昼からの職人起業塾のオープンセミナー&フォローアップ研修は久しぶりに会う卒塾生たちと再会を喜びあい、卒塾かららのお互いのその後についての近況報告を行い、期を跨いでいても同じ概念を学んで共通言語を持つ者同士で初対面ながらも直ぐに打ち解けあい、アイスブレイクも必要ない和やかなというか、いつも通りの学びの場となりました。

二本立てセミナー

今回の全国ツアーは二部構成となっており、最近、建築業界でも流行り?と言うか取り組みを始められる会社が多く見られるブランディングについてその基礎を「現場」を切り口に考えてもらうセミナーと、職人起業塾の塾生が卒塾時にコミットしたアクションプランのその後の取り組みについての追跡調査(笑)的なフォローアップのグループコーチングを組み合わせています。

インプット即アウトプット

職人起業塾の受講生は研修の中でアクティブブレインセミナーを受講しているので、2時間程度の講演の内容を要点を絞って全て記憶する事が出来ます。(できるはずです。笑)復習を兼ねて、「私が話した6つのテーマについて講義の後にまとめを話す様に、」と申し渡してからセミナーを始めました。せっかくなので講義の内容を頭に叩き込んでもらうようにとの親心です。

完璧な記憶力

2時間に及ぶセミナーの内容を全て要約、再現して話すのはなかなかのハードルの高さですが、東工業のアイドルプランナーまゆゆは、ムーアの法則、ブランドの定義、コモディティー化、インナーブランディングのタスク、ブランディングとマーケティングの関係性、実践の為に必要なことを若干つまりながらも全て自分の言葉に変えてまとめを話しておりました。半年前の学びが確実に自分のものにできており、大したものだと必要に嬉しく思いました。

 研修は終わってからがスタート

一般社団法人職人起業塾の研修では、原理原則に基づいたマーケティング理論を現場で実践し、顧客から圧倒的な信頼を得続けることで現場から未来の売り上げを作ることを目的としており、実践が全てだと繰り返し言い続けています。そして、研修は終わってからがスタート。卒塾してからの成果を検証することが私の役割でもあります。これまでは年に一回神戸で行なっておりましたが、今回のフォローアップ研修は私が各地に出向いていき、なかなか神戸まで来れない卒塾生に対して研修受講時の高揚感を思い出してもらい、今一度心に火をつけてもらうことにしました。

 たかが掃除、されど掃除。

卒塾生達に研修を終えてからの取り組みについての発表をしてもらうと、あまり劇的な変化はありません、とうなだれながらも、受講中からスタートした朝の会社の近隣の掃除を1日も欠かす事なく、2年近く続けて、それを見ていた近隣の会社の経営者から工場の改修工事のオファーを貰ったなど、やったらやった分だけ、行動に移さなければ何も変わらないという当たり前の原則を目の当たりにしました。

 何度でも立ち上がれれ!

今日のセミナーの最後に私が卒塾生達に改めて伝えたのは、プリレスラー大谷晋二郎さんの言葉です。「勝ち続ける者が強いのじゃない、何度倒れて挫けても再度立ち上がる勇気を持つ者こそが強いんだ」

習慣を継続するのは慣れるまで大変で、一度途切れるとオレにはやっぱり無理か、と諦めてそのままたち消えになってしまったりします。しかし、途切れた習慣に再度チャレンジするのはいつでも良いし、何度でもやり直せばいいのです。習慣が変われば人格が変わる、卒塾生の皆さんの今後益々の活躍を心から祈ってます。冬のフォローアップ研修で会いましょう!


「工務店経営カンファレンス2019」に登壇します!

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〜工務店が抱えるあらゆる問題を解決するブランド構築の糸口は現場にあり〜

売り上げの低下、職人不足、広告反響、集客の低迷、競争の激化、事業継承、採用難等々、工務店を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。全ての問題の解決の鍵は「ブランディング」にあり、今回のセミナーは華やかなプロモーションではなく、ブランド構築の基礎の部分を担う建築現場でのインナーブランディングに焦点を絞って、激動の令和の時代を地域工務店が勝ち残る方法論と職人不足問題の根治的アプローチの具体的な取り組み事例を公開します。また、オープンセミナー終了後、現場マネジメント改革に取り組む職人起業塾卒塾生向けの更なるブラッシュアップを目的としたフォローアップ研修を同時開催。現場実務者による現場改革の実践の輪が全国に広がっているのを体感頂けます。公式HPはこちら→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

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□日程:7月5日(水)14時~18時30分

□場所:株式会社 Ship セミナールーム

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「今、金、自分」思考の徹底的排除。

令和元年7月4日曇りのち晴れ

梅雨の中休み

観測史上最も遅くなった梅雨入りは、まるでそれまで溜めていた雨を一気に吐き出すかのように激しい雨を降らせていますが、今日の神戸は中休み。日中は久しぶりに太陽が顔を覗かせました。

毎年更新される観測史上最悪の事態。

明日から東京、来週は九州に出張に行く予定となっており、これから行く先々が豪雨に見舞われているのをテレビの気象情報でみては心配を募らせました。特に鹿児島では観測史上最大の降雨量を記録したとのこと、皆さん無事にお過ごしでしょうか、心よりお見舞い申し上げます。

接点はすみれの卒業生。

今日の昼間は朝活のメンバーであり、27年前まで勤めていた前職の後輩でもある良くんにご紹介いただいた設計事務所さんとの打ち合わせ、というかご挨拶に伺いました。初対面の設計の先生との共通の知り合いが、すみれを卒業して独立した大工たちだったこともあり、大工の育成とマーケティング理論の実践を特徴とする自社のビジネスモデルの説明をさせて頂きました。

職人と設計事務所の共通点。

近年はともかく、少し前まで丁稚奉公的な働き方が主流だった職人の世界と、アトリエ系設計事務所の世界が似通っていたこともあり、若者を育成しなければ未来がない。と言う私の話に随分と共感いただけたようで、全国で職人や施工管理者等の建築実務者向けにマーケティング理論を教え、付加価値を生み出す実践型の研修についても興味を持っていただけたようです。

若者に不人気な業界。

建築設計の世界でも、アトリエ系の事務所にはインターンシップに若者が来ることがあっても、学生が実際就職するのは「修行」と言われる、個人で行われている設計事務所ではなく、大手ハウスメーカーやゼネコンがほとんどで、給与等の待遇面で就職先を選ぶ若者が増えたと言われておりましたが、職人の世界ではそれがさらに顕著になっており、若年層の大工は全国で2000人を切っていると言われる位、ほとんどいないのが現状です。

若者の採用は不安定な未来への投資。

若者に入職してもらうには、待遇面の改善が必須になりますが、上述のどちらの業界も新卒で採用してから3年ぐらいは全くと言っていい位、稼いでくれる事はなく事業所はコストを吐き出すばかりです。対して、大規模建築や土木工事を行っているゼネコンはともかく、住宅等を作っている工務店で3年先まで売り上げの見込みが立っている会社はほとんど皆無といっても過言ではありません。

わかっている事とやることの不整合。

そして、消費税の増税や耐震偽装事件、悪徳リフォーム事件などの外部環境の変化によって繰り返し大幅な市場の縮小が繰り返された建築業界では、先を見通した投資をするのが非常に難しい業界であり、時間がかかる職人の育成に積極的に取り組む事業者は非常に少ないのが実態で、「職人がいなくなると売り上げが作れるなくなるのもよくわかっているが、自社で職人を抱えて育てる事はリスクが高い」と他人に委ねてしまう事業者が大半名のが工務店業界の実情です。

今、金、自分になっていないか?

私はすみれの社内でも、研修やセミナーで職人や施工管理などの現場実務者に対しても、いつも「今だけ、金だけ、自分だけと言う思考を現場から排除しろ」と言い続けています。現場実務を行う従業員に経営者感覚を持ってお客様に向き合ってもらいたいとの意図ですが、喫緊の課題である職人不足の解消に向き合わない経営者は本当に「今、金、自分」の思考ではないと言い切れるのかと少し疑問に思ってしまいます。

priorityの問題?

「高橋さんは大工出身なので、職人を育てることに全く違和感がないので、気楽にそんなことが言えるのだ。」とよく言われますが、営業や設計畑出身の経営者で大工育成に取り組んでいる工務店はいくらでもあり、そこじゃない。と思っています。そして、工務店経営者には大工の育成以外にもやらねばならない事がキリがないほど、いくらでもあります。それは私も同様で、実際今も道半ば、やるべきことに対してできていないことの方が圧倒的に多いと自覚しています。そう考えると職人育成への立ち遅れは、言行不一致と言うよりも優先順位の問題なのかも分かりません。

それでも、職人育成とマーケティングはワンセット。

工務店に限らず、経営者にとって最も重要な事はなんといっても売り上げの確保に他なりません。集客、差別化、クロージング、全体のプロモーションと売り上げを生み出すために行うべき事はてんこ盛りですが、我々ものづくり企業は、契約が売り上げのゴールではなくものを作って完成させなければ売り上げ計上はできません。しかも品質を落とし、クレームになれば利益は一気に吹っ飛んでなくなってしまいます。そう考えるとやっぱり現場人材とマーケティングは一体のものだと理解するべきだと思うのです。

できない理由ではなく、できる方法を考える。

できない理由を探せばキリがありませんが、やらねばならない事に対して目を逸していても未来はありません。現状維持は緩やかな破滅への道と心に刻み、大きな変化にさらされる今後に向けて、私自身もこれまで以上に地道な努力を積み重ねねばと思っています。

自分自身も、スタッフにも、現場に携わるすべての人から「今、金、自分」を優先させる思考を徹底的に排除するように改めて務めたいと思いました。みんな、プライドを持った仕事、やろうぜ!


「工務店経営カンファレンス2019」に登壇します!

ニッポンの家づくりでトップランナーである11の工務店が、7月24~25日の2日間にわたって、新建ハウジングが主催する「工務店経営カンファレンス2019」(会場:東京都、ベルサール半蔵門)に登壇します!ちなみに私はday2です。

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〜工務店が抱えるあらゆる問題を解決するブランド構築の糸口は現場にあり〜

売り上げの低下、職人不足、広告反響、集客の低迷、競争の激化、事業継承、採用難等々、工務店を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。全ての問題の解決の鍵は「ブランディング」にあり、今回のセミナーは華やかなプロモーションではなく、ブランド構築の基礎の部分を担う建築現場でのインナーブランディングに焦点を絞って、激動の令和の時代を地域工務店が勝ち残る方法論と職人不足問題の根治的アプローチの具体的な取り組み事例を公開します。また、オープンセミナー終了後、現場マネジメント改革に取り組む職人起業塾卒塾生向けの更なるブラッシュアップを目的としたフォローアップ研修を同時開催。現場実務者による現場改革の実践の輪が全国に広がっているのを体感頂けます。公式HPはこちら→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

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