7月28日 晴れ、現場日和。
快晴過ぎるくらい快晴の週の立ち上がりは現場からスタートとなりました。
着工中の重量鉄骨造の新築住宅の現場にてアンカーセット。
現場担当のコムさんと、溶接修行中のさとーくんと一緒に作業服を着込んで朝から現場へ、
打ち合わせに現場に立ち寄ってくれた設備会社のMさんが、こんなことまで自社工事でやっちゃうんですか!すごいな、と言ってましたが、確かに大工の仕事ではありませんね。(笑)
私としては、建築会社としてしごくアタリマエのコトなのですが、最近、私たちが施工するのは鉄骨造の建物よりも圧倒的に木造住宅の新築が多い事もあり、溶接機を焚いてアンカーボルトを据え付ける様なことはめっきり減ってしまいました。
なので、すみれの社員職人が誰でも出来るってことは有りませんが、このような建物の(文字通り)基礎となる精度を求められる工事を自社で出来ることが私たちの大きな強みだと思っています。
おいおい、ヘルメットはどうした!と、サトー君に証拠写真を盗撮されてしまいましたが、、(笑)
圧倒的に木造の建物を建てることが多い理由の一つに、鉄骨で建てる建物と同じモノが木造で建てることが出来る様になった。という事が有ります。
モチロン、梁の大きさや柱位置、スパン割りなど、全て同じとはいきませんが、使い方の工夫次第によっては構造として成り立つことが多く有ります。
私自身、鉄骨の建物に住んでいる経験から言って、住宅として住むなら木造の方がいい、と思っていることもあり、鉄骨造で建てる様な案件も一度は全て木造で提案する様にしています。
建物の重量が違うので基礎、地業に掛かる費用が大きく変わる、と言うコスト面もですが、断熱性能が大きく違うのがその一番の理由です。
すみれでは、断熱、気密、そして省エネに留意して住宅で使う1次エネルギーをゼロにすることを目指しており、その為には熱伝導率の低い木造の方が性能が上げやすいと言う訳です。
で、お題目は本日国土交通省から通知が来た件、Yahoo!ニュースでも話題になっていました。
こちら、
ゼロエネに関するニュース–Yahoo!ニュース
今回は私たちが推奨するゼロエネルギー住宅のプランを3つ提案してその全てが認定、採択されることになりました。
住宅を建てられるお施主様には性能を担保される、と言うだけではなく165万円の助成金の交付が行なわれるという事で、お得に高性能な住宅を建てて頂くことが出来ます。
冷静に考えれば個人住宅を建てるのに国から税金を拠出されるなんておかしなことです。
年々厳しくなるエネルギー事情に晒される日本では、住宅の消費エネルギーを削減することは必須となっているだけに、エネルギーを使わない住宅を普及させたいと言うのはよく理解出来ますが、、
それにしても、165万円と言うのは結構な金額です。
今年度で最後の助成事業と言われておりますので、これから家づくりをお考えの方はお早めにお問い合わせを頂ければと思います。