1月7日 快晴
いきなりの三連休。
正月休みが終わり三日目、さあ本格始動やっ!と思いきや、いきなり世間様は3連休なんですね、
朝起きてTVのニュース番組を見るまで全く気が付きませんでした。。
そして、元旦から続いたいい天気は今日までで、明日からは天気は下り坂、雨の予報になっていることも服を着替えてから気づき、何の予定も入ってなかったこともあり、急遽明日の日曜日と振り替えてランニングの日としました。
朝の間、少しだけ事務仕事をしてから、少しゆっくり目からの海岸線ランは暖かな陽射しと冷たい風が気持ちよく、一年通して考えても走るのに丁度いい最高の日和でした。いい判断だったと思います。(笑)
ドカジャンが好き。
明石〜垂水間のランニングを終えた後は、いつもの龍の湯で体をほぐし、サウナでもう一汗かいてリラックス。私の冬の定番です。(笑)
その後、帰り道すがら、以前から立ち寄ろうと思っていたキーポイント(ワークウエアショップ)垂水店さんにお邪魔しました。勉強会でご一緒させて頂いたご縁で、私が副会長を務める京阪神木造住宅協議会の賛助会員に加入頂いたりと、何かとお世話になっており、この春の衣替えのすみれのユニフォームを和風にしたいという私の希望に相談に乗って頂こうと思っています。ま、ファッション担当に却下されるかもしれませんが、、
ワタクシ、服にはほとんど興味がなく、いつも妻が買ってきてくれた物を着ておりまして、自分で服を買うことはほぼありません、自分で買うのはトレーニングウエアくらいかな、
しかし、ワークウエア(平たくいうと作業服)屋さんに行くと、職人気質がムクムクと起き上がってきて、久しぶりにドカジャン(土方ジャンバー)風アウターをメインにあれこれと購入してしまいました。(笑)
ま、普段は結構、制服の作業服を着ていますので、それにオンする職人的コーディネートはやっぱり自分の趣味でないとね。
その結果がこんな感じ、(苦笑)
イマドキの作業服事情。
カッコイイ作業服がたくさんあったのに、あまり上品なチョイスにならずに、結局土建屋のオヤジ風になってしまうのは、長年染み付いた質というか、雰囲気というか、なのでしょう、、(苦笑)
私の土建屋コーディネートのことはさておき、このキーポイントさんにはオリジナルのワークウエア(作業着と言ってしまうにはオサレすぎる、)も発売されており、それはもう私が現役でバリバリと現場で働いていた頃とは随分と様子が変わっておりまして、スポーティーに、スリムに、機能的に、カラフルに、要するにかっこ良くなっています。
どんなにかっこよくなっているかというと、、こちら→http://www.key-p.net
カッコイイ!からの職人の地位向上。
そして、カッコイイ!ワークウエアを供給することによって、職人たちに誇りを持ってもらい、高い意識を持って仕事に打ち込んでもらうことによって職人の社会的地位の向上を目指しておられるという素晴らしいお店です。私も志を共にするところ大であり、何かと一緒にできることはないかと以前から考えており、その一環でもうすぐ私の書籍を店頭で販売してもらうことになっています。お店を訪れた職人さんが作業服を購入するついでに私の本を買って、職人的マーケティング理論を実践し、見た目も中身もかっこ良くなってくれればこんなに嬉しいことはありません。
ホットニュース!
そういえば、今朝のニュース番組で子供達が将来就きたい職業のランキングが発表されていました。結果の詳細はこちら→http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2016_072.pdf
なんと、大工さん、堂々の7位です!第一回目の1989年のランキングでは大工さんはベストテンにも入っておらず、その後、浮かんだり、沈んだり、鳴かず飛ばずの職業だったのですが、ここにきて少し上昇傾向が見られるようなのです!そして、今回の調査結果の中で特筆すべきは、東日本では大工さんがベスト3!に入っているということ。
震災復興、オリンピック景気で長らく職人不足が続いている東日本では職人の単価も高騰してきており、人件費が下がりきったまま一向に上がらない地方都市と違い、稼げる職種に戻ってきたからなのか、街を立て直す仕事が子供達の目にカッコイイと映ったのかはわかりませんが、若者の入職者が殆どいない建築業界にとっては一筋の光とも思える程の明るいニュースです。
未来の大工への種まき。
とはいえ、子供の頃にぼんやりと考えた大人になったらなりたいもの、にそのままなる人はそんなにたくさんいる訳がなく、サッカー選手や学者への道もそんなに甘くはありません。しかし、大工にはなろうと思えば確実になれる訳で、せっかくそんな風に思ってくれる子供がいるのなら、その思いを絶やさず、膨らませるようなことを、我々は取り組むべきですし、取り組まなければなりません。
そんな想いですみれでは毎月、子供向けの木工ワークショップを開催しておりまして、新卒1年目、2年目の若手大工が担当として頑張ってくれています。
今月はこれ、
【ワークショップのお知らせ】《大好評につきアンコール!!》
1月22日(日) 11:00~
木のふみ台作り(約30×30×高さ21㎝)1個¥300[先着20個限り]
スタッフ:㈲すみれ建築工房
とってもカンタンです。パパかママ力をかりればすぐにできます。パパが座っても大丈夫!
大工っていいぜ、けど、やめとけ。
カッコイイ格好をしたイケメンの職人が汗を流しながらモノづくりに励む姿は誰しもが悪い印象を持つことはないと思います。また、実際に木工に限らず、物を作るというのは本当に楽しく、そしてそれが人が暮らす住まいなら、完成した時は痺れるほどやりがいのある仕事です。
職人って本当にいい仕事だと思いますし、大工という生き方を選択してその道を極めるというのは、世界に誇る日本の伝統文化の継承につながります。
しかし、私は自分が職人をしていた頃、長いあいだ若者が大工になりたいといってきたら、やめとけ、と断ったり、止めたりしていました。それはあまりにも不安定な職業であり、体を張って肉体労働をするのに、将来に対する蓄えなどできないくらいに単価は下がりきっており、自分の家さえ自分で建てることができない、社会的にも信用のないそしてなんの保証もない、未来が全く見れない仕事だったから。
親が泣いて止める職業。
そのジレンマをなんとか解消したいと、今のすみれを創業した際に掲げたミッションは「職人の社会的地位の向上を果たす」であり、自社の大工を全員正規雇用に踏み切って、社会保険も厚生年金も加入し、完全適法の固定給で安心して働ける環境を作りました。しかし、これは業界では非常に稀なケースで、大工の社員がいます。という会社でもお抱え大工という名の程のいい外注扱いで職人の雇用をしている会社が今も殆どです。それでは、住宅ローンも組めず、自分の持ち家を建てることさえできないのが現実です。
将来、大工になりたい。と思う子供がいる。
子供達にものづくりの素晴らしさを教える。
日本の建築技術の素晴らしさを伝える。
そして、一生の職業として大工を選択してもらえるような就労環境を整えなくては、結局は日雇い人夫に毛が生えたような職業に誰も入職してくれませんし、今の環境のままではきっと親も泣いて止めるでしょう。
職人育成の現場マネジメントこそが未来の鍵。
子供達が、職人に興味を持って前向きに考え出してくれたこの絶好の機会に、職人の就労環境の整備、そこにかかるコスト増を解消する方法論をマーケティングという稼げる仕組みを持って身に付けなければいけない時期にきているのではないでしょうか。
職人起業塾では、そのものズバリ、稼げる職人を育成する現場マネジメントをレクチャーしており、厚生労働省の認定助成金の認定が取れるように社内整備のサポートもしています。
「そろそろ、ほんまに取り組まなあかんかなー、」と思われた方はまず、下記の新春オープンセミナーにご参加ください。(笑)
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■3週連続!新春オープンセミナー開催します!
新たな現場マネジメント、マーケティングへの取り組みを考えられておられる方は是非!
1,広島開催2017年1月26日(木)13:00~17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Hiroshima
https://www.facebook.com/events/1052519301524479/
2,大阪開催2017年1月30日 (月)13:00 ? 17:00
職人起業塾 オープンセミナー in Osaka 「現場のマネジメント意識が業界を変える!」
https://www.facebook.com/events/1052519301524479/
3,東京開催2017年2月6日(月)14:00~17:30
職人起業塾×SHIP 未来フォーラム 職人起業塾オープンセミナー in Tokyo
https://www.facebook.com/events/713061668862139/
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今期の研修事業もすでに受付始まっています!
■職人起業塾【全15回 厚生労働大臣認定コース】先行予約受付中!
第5期生【関西地区:大阪会場 5月18日~11月16日 申込〆切1月末まで】
第6期生【中国地区:広島会場 6月 7日~12月 6日 申込〆切2月末まで】
第7期生【関東地区:東京会場 7月14日~ 1月12日 申込〆期3月末まで】
3開催とも定員20名です。続々と申し込み頂いております。ご興味がある方はお気軽にお問い合せ下さい!
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