既存住宅流通活性化等事業の本質とは?性悪説なのか?

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神戸の西のはしっこでコツコツと工事会社を営んでいるオヤジの日記です。
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しょうしょう暑いのはしょうしょのせい。
え、はい、今日は小暑です。(←オヤジのアイデンティティーが、言わします、汗、)
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熱い一日でした。
え、また変換間違い? いいえ、↑の文字は変換間違いではなく合ってます。
それは、熱くヒートした一日だったと言う意味で、一日の大半の時間を電話での言い争い説明を求める話に費やした(様な気がする)一日でした。
事の発端はこの冊子です。
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国土交通省住宅局の監修の元、一般財団法人 住宅リフォーム推進協議会の発行されて、希望する事業所に100部ずつ無償で配布されているものです。
景気対策の名の下にわんさか出されていて一般の方には(業者の人もか、、)さっぱり分からなく
なっている住宅関係の助成金や減税の制度を分かりやすく解説するとてもよくまとまった冊子です。
昨日のリモデルクラブの定例会議でも問題視した意見が出ていました。
それは一部の表現にミスリードを誘う文面があるので、これを配布するのはどうだろう、と言った意見でした。
私たち建築業者は国土交通省の僕ではないし、場当たり的に次々出されてくる助成事業に振り回されないといけないとも思いません。
しかし、それらの施策を学ぶことも無く知らないままで、メリットを享受されるべきお客様に(自分達の怠慢がもとで)不利益を与えることがあってはならないという一種の使命感から、ありとあらゆる助成金や減税に関する事務手続きや申請書類の作成を無償で行ってきました。
耐震補強しかり、リフォーム減税しかり、未だ神戸の業者が誰も申請していない状態のときから暗中模索しながら率先して制度を紹介して、お客様に利用して頂けるようにしてきましたし、その意味では、住宅関連の施策の普及と浸透について地域をひっぱてきた自負はあります。
それは、税制や、助成金制度の本質をしっかり把握、理解して実務に落とすことが出来るからなのですが、今回の既存住宅流通活性化等事業では、当初、国土交通省が私たち業者に言ってきたことと、実際に準用する段になって方向性を変えてきたと言うことです。
この冊子は、一般消費者、エンドユーザーに配布すべきものですが、そこには(要点だけかいつまんで書くと、)こう書いてあります。
「既存住宅のリフォームに際して瑕疵保険への加入等を行う事業について、リフォーム工事の一部を助成するものです。
なお、この事業を利用できるのは、国に採択された事業者となります。工事契約前に事業者等に利用可能かどうかを確認してください。」
まるで、エンドユーザーのリフォーム工事が安くなりますよ、と書いてあるのですが、この補助制度の本質は違います。
この制度の目的は、
「住宅ストック品質向上と流通の活性化を図る為、瑕疵担保保険への加入物件、工事の履歴情報の蓄積がかなうように、登録住宅を増やすこと。」です。
そして、その普及と浸透を図る為には建築業者に差配を任して、建築業者的にメリットがあるようにしないと誰もリフォーム工事に5年程度の瑕疵担保保険をかけるようなことをしないと言う論理から(ここは私の私見です。)消費者向けの助成金では無く、業者にお金を渡す事業ですよ、と言うアナウンスをしたわけです。
しかし、業界自体が性悪説の中にどっぷりと浸かっている為、このままでは採択事業者にお金が止まって、エンドユーザーまでとどかない、と言うことに気付いたので、↑のような文言を書き込んだ冊子になったと思います。
ちなみに、弊社の場合は、
採択事業での助成金は2件分しかなく、先着2名様にその助成金をすべてキャッシュバックします!
と言う性質のものではないという判断から、国から頂いた助成金は、出来るだけ多くのお客様の瑕疵担保保険加入の費用に廻させて頂きたいと思います。
そして、延々とかかる申請や書類作成の実費の計上も含めて、助成金の使い道をホームページ上で明らかにしたいと思います。
本質からずれた、消費者への迎合ともとられない、今回の国土交通省のリリースに一石を投じたいと思います。
それにしても、、煩雑な事務手続きをボランティアでして当然だ、という国土交通省や、住宅リフォーム推進協議会のスタンスには、何か悲しい気持ちになりました。。
長々と書きなぐった文章を最後までお読みいただいてありがとうございます。(涙)
今日のECO=ブラックで ストロートレーも いらないよ
とマクドでコーヒーを飲みました。
グリーンリモデル診断と、私達の環境へ考え方です。
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今年のテーマは『橋』
186個目の架け橋=コツコツと まともな業者も 多々います。
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昨夜のチャリティーイベントの会議の続き、、、熱き志を持つ同志達。
と、その続き、、(笑)
若干衝撃的なショットが続きますが、、
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衝撃的過ぎて、カラみにくいか、、(苦笑)
ご縁がある方には読んで頂いているようです、すみれ物語。
http://www.sumireco.co.jp/policy.html
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「既存住宅流通活性化等事業の本質とは?性悪説なのか?」への7件のフィードバック

  1. 裸の付き合いですか?
    絵的にはあまり見たいものではありませんがいいことですよね!
    今回は参加者の方もフルメンバーのようですし写真を見ているだけで熱いものを感じてしまいます。
    ただ残念なことは(自称)西神店会準会員の私がそこにいないこと(笑)スキを見て参加しますので!

  2. きよちゃん、
    絡みにくい記事にもかかわらず、コメントありがとうございます。
    そんなこんなで、既存住宅流通活性化事業にたいする幻想は捨てて、企業としての姿勢を示さねばならない時期に来たようですが。。。
    あ、余計なお世話ですか、、、(笑)
    店会参加お待ちしてます。

  3. きよちゃん、
    絡みにくい記事にもかかわらず、コメントありがとうございます。
    そんなこんなで、既存住宅流通活性化事業にたいする幻想は捨てて、企業としての姿勢を示さねばならない時期に来たようですが。。。
    あ、余計なお世話ですか、、、(笑)
    店会参加お待ちしてます。

  4. 牧野眞一です。お世話になります。
    現在、ワールドカップ、ドイツ対スペイン戦のテレビ観戦中です。
    建築関係の助成金は、ちょっと疎いですが、一般的助成金で、私が思うのは・・・
    1.誰の為の助成金か
    2.メリットを打ち出す内容か
    3.手続きは、難しくなく、時間はかからないか
    4.内容は、明確か
    これらをちゃんと網羅していないと、何をやっているか、わけがわからなくなると、考えます。
    おっしゃる冊子は、これらをはっきり明示していないのかと、思います。
    わかりやすい商売、出口の見える徹底的顧客目線が、大切ですね。
    本日の晩に行う、経営者向け勉強会の一周年記念の会は、お店の席が満員御礼で締め切りました。
    「出口が見える顧客目線」から「出口を掴む営業活動」へ移行する二年目に、沢山の方々が賛同している証です。
    最後は、自分勝手な文章になりました。すいません。
    ありがとうございました。

  5. 牧野さん、いつもありがとうございます。
    言われる4つの条件をすっきりと満たした助成金は見当たりませんね、、、
    税金を使っての事業なので、ばら撒く訳にも行かないのはよく判りますが、出さない前提に立って窓口で対応する事も散見されるのはどうかと思います。
    法、告示、施行令の読み込みも不十分なまま、対応されることも多いですし、、
    なにしろ、建設業界、リフォーム業界は性悪説が基本ですから、、情けないことですが。

  6. 本気で、のっけたんですね、、、衝撃ショットは、熱海の温泉でしょうか、、、?。時間の経過とともに、朝~一日の終わりまで、リアルなレポートってかんじですね~。しかし、本気で寝てましたね~パパさん

  7. はは、これは先輩、、
    いやあ、露天風呂で寝ながら一日の疲れを癒すのは至福の時間です。
    癖になりそうなので、来月も宜しくお願いします。
    一人で行くとそのまま朝まで寝てしまうでしょ、
    よろしくね♪

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