こがあな いびせんこたあ、他の誰にもあっちゃあいけん、終戦記念日に思う核無き世界。

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EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
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神戸の西のはしっこで農耕型?工事会社を営んでいるオヤジの日記です。
残念、、また2位に転落、、(涙、)
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お盆ということで、何とか日程を調整して御墓参りに行って来ました。
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広島市内の国前寺。
広島駅から少し北へ歩いた所にある古いお寺です。
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山奥、とまでは言いませんが、結構深くまで小山を登って分け入った所にわがご先祖様は眠られております。
思ったより、荒れておりませんでした(苦笑)
あまり頻繁には来れないので、昨年来た時は枯葉をだいぶ掃除した覚えがありますが、今回はその時よりはかなりマシな状態でした。
お寺さんがお盆を前に少し片付けてくれたのかも知れません。
実は、広島にお墓はありますが、ほとんど親戚はこの周りにはおりません。
何年か前までは遠縁のおっちゃんが墓守をしてくれたいたという話もありましたが今ではその消息も分からなくなってしまってまして、、
寂しい話ではありますが、もともと、広島市内にじいさんの実家も親戚連中の家もかたまってあり、神戸などに出てきていた者以外はピカドンで皆居らんようになったんじゃ、というのが広島と私たちの縁が途切れてしまった理由と子供の頃に聞いた覚えがあります。
一瞬にして全てがなくなったんじゃ、と。
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そんなこんなでお題目はこんなリアルな戦争からの話をお嬢にも伝えておくべきだと久し振りに広島平和資料館に立ち寄ってきて目にした平和宣言の文章です。
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毎年、時の市長によって出されている『平和宣言』2010.8.6.を転記します。
*****ここから転記*****







2010年平和宣言(テキスト)

「ああやれんのう、こがあな(つら)い目に、なんで遭わにゃあいけんのかいのう」―――65年前のこの日、ようやくにして生き永らえた被爆者、そして非業の最期を迎えられた多くの御霊(みたま)と共に、改めて「こがあな いびせえこたあ、ほかの(だれ)にも あっちゃあいけん」と決意を新たにする8月6日を迎えました。
ヒロシマは、被爆者と市民の力で、また国の内外からの支援により美しい都市として復興し、今や「世界のモデル都市」を、そしてオリンピックの招致を目指しています。地獄の苦悩を乗り越え、平和を愛する諸国民に期待しつつ被爆者が発してきたメッセージは、平和憲法の礎であり、世界の行く手を照らしています。
今年5月に開かれた核不拡散条約再検討会議の成果がその証拠です。全会一致で採択された最終文書には、核兵器廃絶を求める(すべ)ての締約国の意向を尊重すること、市民社会の声に耳を傾けること、大多数の締約国が期限を区切った核兵器廃絶の取組に賛成していること、核兵器禁止条約を含め新たな法的枠組みの必要なこと等が盛り込まれ、これまでの広島市・長崎市そして、加盟都市が4000を超えた平和市長会議、さらに「ヒロシマ・ナガサキ議定書」に賛同した国内3分の2にも上る自治体の主張こそ、未来を(ひら)くために必要であることが確認されました。
核兵器のない未来を願う市民社会の声、良心の叫びが国連に届いたのは、今回、国連事務総長としてこの式典に初めて参列して下さっている潘基文閣下のリーダーシップの成せる業ですし、オバマ大統領率いる米国連邦政府や1200もの都市が加盟する全米市長会議も、大きな影響を与えました。
また、この式典には、70か国以上の政府代表、さらに国際機関の代表、NGOや市民代表が、被爆者やその家族・遺族そして広島市民の気持ちを()み、参列されています。核保有国としては、これまでロシア、中国等が参列されましたが、今回初めて米国大使や英仏の代表が参列されています。
このように、核兵器廃絶の緊急性は世界に浸透し始めており、大多数の世界市民の声が国際社会を動かす最大の力になりつつあります。
こうした絶好の機会を(とら)え、核兵器のない世界を実現するために必要なのは、被爆者の本願をそのまま世界に伝え、被爆者の魂と世界との距離を縮めることです。核兵器廃絶の緊急性に気付かず、人類滅亡が回避されたのは私たちが賢かったからではなく、運が良かっただけだという事実に目を(つぶ)っている人もまだ多いからです。
今こそ、日本国政府の出番です。「核兵器廃絶に向けて先頭に立」つために、まずは、非核三原則の法制化と「核の傘」からの離脱、そして「黒い雨降雨地域」の拡大、並びに高齢化した世界(すべ)ての被爆者に肌理(きめ)細かく優しい援護策を実現すべきです。
また、内閣総理大臣が、被爆者の願いを真摯(しんし)に受け止め自ら行動してこそ、「核兵器ゼロ」の世界を(つく)り出し、「ゼロ(0)の発見」に匹敵する人類の新たな一頁を2020年に開くことが可能になります。核保有国の首脳に核兵器廃絶の緊急性を訴え核兵器禁止条約締結の音頭を取る、(すべ)ての国に核兵器等軍事関連予算の削減を求める等、選択肢は無限です。
私たち市民や都市も行動します。志を同じくする国々、NGO、国連等と協力し、先月末に開催した「2020核廃絶広島会議」で採択した「ヒロシマアピール」に沿って、2020年までの核兵器廃絶のため更に大きなうねりを(つく)ります。
最後に、被爆65周年の本日、原爆犠牲者の御霊(みたま)に心から哀悼の誠を(ささ)げつつ、世界で最も我慢強き人々、すなわち被爆者に、これ以上の忍耐を強いてはならないこと、そして、(すべ)ての被爆者が「生きていて良かった」と心から喜べる、核兵器のない世界を一日も早く実現することこそ、私たち人類に課せられ、死力を尽して遂行しなくてはならない責務であることをここに宣言します。
 
2010年(平成22年)8月6日

広島市長 秋 葉  忠 利

******ここまで*****
オバマ大統領は核無き世界という理念を掲げただけでノーベル平和賞を受賞しましたが、絵に書いたモチではおなかは膨れませんし、被爆者の深い悲しみは癒えません。
一般市民を無差別に大量に殺戮する兵器を人類で実際に使った、その決断をしたのはアメリカだけです。その前提に立ってオバマ大統領には理念をカタチに出来るように、具体的な行動で示してもらいたいと心から思います。
アメリカを始め多くの国で主要産業となってしまっている軍事産業ですが、決して人が幸せになるための産業ではないと、そろそろ声に出す事が出来ないのでしょうか。
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原爆ドームを訪れている人のほぼ半数は外国人でした。
世界で唯一無二の核兵器の被爆国である我々のあり方ももう一度問い直す必要も感じました。
重たい更新になりましたが、終戦記念日くらいは過去の過ちに目を背けるべきではと思いました、こんな事がそれぞれのお宅での家族や親子の対話に繋がれば幸いです。
グリーンリモデル診断と、私達の環境へ考え方です。
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今日のECO=墓参り とうとう駅から 歩いたぜ!
トータルで1時間くらいかな、お嬢はぶーぶー言ってましたが、(笑)
そんな事じゃ、来年富士山に登れんぞ!と激励。
別にいいし、、てか。
今年のテーマは『橋』
218個目の架け橋=墓参り 親子三人 水入らず
それぞれの夏休みだったもので、、、反省。
まずは家族間のコミュニケーションね、、、と大きく反省。

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「こがあな いびせんこたあ、他の誰にもあっちゃあいけん、終戦記念日に思う核無き世界。」への4件のフィードバック

  1. お疲れ様です!
    パパさんのご先祖様は広島ご出身やったんですね、
    以外ですがルーツを辿れば色々あるんでしょうね。
    僕のご先祖様はどうも鳥取らしんです、、、
    (詳しくは長くなりそうなんでやめときます)
    原爆のことにはいつまでも忘れたくないです。
    僕らは経験もしたことないし、被爆された方々も
    知らないんですが、学校ではとても教えてもらいましたし、父親が戦争を経験していることもあり、
    小さい時から身にしみて、絶対にやってはいけないことと、教えてもらったことが、今とてつもなく
    ありがたかったと思います。
    僕ら世代ならそれほど戦争のことは知らないと思われるかもしれませんが、そんなことはないと思います。
    絶対にやってはいけないことをルールで作っていましたから。
    なにより小学生の時図書室で、漫画なんですが
    【はだしのゲン】が全巻あったんです!
    みんなで読みました。そして震えました。
    体からうじむしが沸いてくるシーンなんかはいまだに忘れられません。
    あっ、すいません、
    重たすぎるコメントになってしましました。

  2. しょうちゃん
    ありがとうございます。
    『はだしのげん』は全巻何度も読みました。
    僕らの時代の原爆の間接体験といえばあの漫画が一番かもしれませんね。
    広島平和資料館の展示物や写真はインパクトのきつすぎる写真などは取り除かれて、現在ではかなりマイルドな展示になってます。
    もっと凄惨だった現実に目を向けるべきだと思うのですが、、、
    終戦後たった65年、まだまだ遠い過去とは言えんもんね。
    次の世代にしっかりと伝えていかなければと思いました。

  3. 牧野眞一です。お世話になります。
    唯一の被爆国の日本。今以上に、被爆体験を全世界に向けて発信していくべきだと思います。
    各国首脳は、広島や長崎の当時の現実を知り、式典に参加するべきだと思います。
    私は、小学校の修学旅行で、原爆資料館を見学しましたが、あの時の衝撃は今でも心に残っています。
    絶対に核は持ってはいけません。戦争してはいけません。
    こうした文章を書かせて頂く機会を頂き、感謝しております。
    ありがとうございました。

  4. 牧野さん
    いつも有難うございます。
    イデオロギーと無縁となった我々の世代でだめなものをだめと言える人がまだまだ沢山おられる事を頼もしく思います。
    子供の前でもう一度言葉に出そうと思います。
    戦争なんかあっちゃあいけん。
    有難うございます。

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