10周年を迎えて、感謝の意を表します。

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EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
神戸の西のはしっこで農耕型?工事会社を営んでいるオヤジの日記です。
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終戦記念日を明日に控えた今日はなんとなく虫が知らせるので御墓参りに行ってきます。
爺さんのお墓は広島ということなので、お嬢を連れて原爆ドームに立ち寄ってから帰ってきたいと思います。
さて、今日明日から今までご縁を頂いた、1000件以上のお客様に一斉にお便りを発送します。
残暑厳しい折、くれぐれもお身体をご自愛ください、という季節のご挨拶もモチロンですがこの夏で10期目を迎えた私たちすみれ建築工房からの感謝のメッセージをどうしてもお届けしたくて。
以下に私からのメッセージを転記します。
少し長いですが、、ご容赦ください。(笑)
創立10周年にあたって。

今年の夏は私にとって特別な夏になりました。


 暑さが特別?ということも確かにもありますが、私にとってこの
7月が特別だったのは『有限会社すみれ建築工房』を法人化して10年目を迎えることが出来たことです。



 一般的には、法人設立後
10年持たずに倒産、廃業してしまう会社は全体の95%~97%といわれています。


その中で生き残れるほんの一握りの中に私たちが選ばれたこと(選んで頂けた事)を心から感謝すると共にすこし誇りに思います。


そして、これでやっと当たり前の企業として認められてのスタート位置に立つことが出来たのではないか、とも感じました。


 


まさに徒手空拳という他ない状態だった10年前、すこし山に分け入ったような辺鄙な?場所で小さな倉庫つき事務所にコピーの複合機とテーブル1台、事務机2台を運び込んでささやかながら、しかし意気揚々と自分達の拠点を開いた記憶があります。



 その時点で私を含めてスタッフ全員が大工職人、
5名のメンバーで年がら年中休みもなく一生懸命に汗を流して働きました。


その当時の私たちは企業というよりもただの職人の集団でしたので、まだまだ一般のお客様との接点もなく、大手住宅メーカーや設計事務所、デザイン会社の下請け工事を中心に仕事をさせて頂いておりました。


その時、下請けの仕事をしながら思っていたのは、元請会社から図面をもらって建物を造っていくプロセスで、この場合はこうした方がいいのでは?とか、お客さんの望まれているのは本当にこんな事なのか?などという現場でしか気付かないような大事なことが実際の建物にはとても反映されにくいということでした。


 


お客様の想いをカタチにする仕事である以上、物を作る現場での意見やチェックが風通し良くお施主様の元に還流すべきなのに、分業化、細分化された現在の建築業界ではそのコミュニケーションはとても難しく、そしてその傾向はますます酷くなっていくと思いました。



 しかし、これも時代の流れといえば流れです。少子高齢化に代表される問題点を抱え、構造的な不況といわれる建築業界は厳しい環境であるが故に収益性の向上を余儀なくされ、極力リスクをなくして粗利益を確定させようという全体的な流れに押し流されていきました。その結果、固定費を極限まで削り、受注が取れたときのみ職人を集めるように外注への切り替えを進めた工務店という名前の販売会社や営業会社がたくさん出来てしまいました。


悲しいことですが、一人の職人もいない工務店というのが却って普通のような風潮も現在の業界の中では定着しつつあります。


 


私たちは今のこの建築業界の流れをしょうがないね、と受け入れる事をしませんでした。あくまでモノづくりの基本は現場にあると思いますし、その部分の質のコントロールをして、モノを造る現場の声をお施主様にスムースに還流させるためには工事を行なう職人の内製化(職人を正社員として雇用して人並みの社会的保証を与えつつ専門職としての質を高めていくこと。)を守ることが基本中の基本だと思うからです。


 


こうしてモノづくりの本質に根ざして、お施主様の建築に対するニーズをしっかりと受け止められるようなモデルを何とか構築しようともがき続け、あがき続けてきた10年間ではありましたが、守旧ばかりの旧態然の古い工務店体質では先に光はありません。



 私たちはお施主様の声をきちんと図面に表わせるように設計、プランニングのスタッフも充実させてきました。また、情報化時代の到来に沿ってホームページを中心とした情報公開も進め、中身を丸見えにして嘘のない会社であることを見て頂ける様にもしております。そして、一度ご縁を頂いたお客様に対しましては専任の担当者による定期的な巡回メンテナンス訪問もさせて頂くようにもしております。


 


私たちが目指す古いようで新しい工務店。


それは、真摯なヒアリングを女性スタッフが細やかな感性で図面に表現し、実際の現場では自らの手でモノづくりを行い、その過程さえもお施主様と共有しながら進めていく、そして出来上がってからは延々と巡回サービスで安心と安全をお約束する。



そんな工事会社のスタイルがもうすぐ出来つつあります。


 


それもこれも、全てはこの十年間私たちを支えてくださった皆様のお陰であります。


ご縁を頂いた全ての方々にどんなに感謝してもしきれない想いでいっぱいですし、これから精一杯今までのご恩に報いたいと思います。


これまでの10年間、本当にありがとうございました、そして次の10年も私たちを温かい目で見守って頂ければ幸甚です。


本当にありがとうございました、そしてこれからも一層のご愛顧をよろしくおねがいいたします。



郵送でお送りする文面はもう少し割愛しておりますので、ご安心を(笑)
最後までお読み頂きましてありがとうございました!
今月末はすっかり恒例になってきた、ECOとチャリティーのイベントです。
古着のTシャツ1枚で結構ですので、寄付して参加してください!

グリーンリモデル診断と、私達の環境へ考え方です。
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今日のECO=アイスノン 原始的だが 使ってます
扇風機の併用ですけど、、しかし昨日はエアコンがついてる部屋で寝るべきだった、、
今年のテーマは『橋』
218個目の架け橋=ご先祖と 今を繋げる 墓参り
午前中は広島まで墓参りに行ってきます。
ご先祖様があって、今がある。

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「10周年を迎えて、感謝の意を表します。」への4件のフィードバック

  1. 牧野眞一です。お世話になります。
    素晴らしい文章を、私も拝読させて頂き、ありがとうございました。
    この10年目の節目に、すみれパパ様と出逢えた事、とても光栄に思っております。
    建築業界、そして家造りそのものに関して、その中身の考え方に素晴らしいものをお持ちになっておられる人に出逢えた事は、私にとって大きなプラスになりました。
    広島まで、お気をつけて行ってらっしゃい。私は、淡路島の空の下です。
    ありがとうございました。

  2. 牧野さんこんばんわ
    広島の原爆ドームに立ち寄って戦争の愚かさと平和の素晴らしさについて家族で今一度考え直してみたいと思います。
    ありがとうございました。

  3. 毎度です。
    只今、、、悪戦健闘中です。。。
    PCが盆休みモードなのか、、、ちゃんと動いてくれん。

  4. 昼飯がてら打合せします?
    ってこんなところで言う事でもないか(笑)

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