目に見えている姿が全てだという事実。


JUGEMテーマ:日記・一般

EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
神戸の西のはしっこで農耕型?建築工事会社を営んでいるオヤジの日記です。

今日も引き続いての秋晴れ、朝からスタッフ秋ちゃまとドライブ日和ね~、などと言いながら今日も一日出ずっぱり。
午前中は建て替えを計画中のお客様と敷地を前にしてお話を伺いました。
先日事務所にお越し頂いた時もですが、家にかけるご家族の思いを沢山お聞かせ頂きましたので、意に沿える建物のプラン、資金計画を提示出来るように鋭意努力したいと思います。
昼からはご近所の親鸞聖人の銅像があるお寺さんに二期工事の工事内容の詳細のご説明、今後の改修計画の予定もお聞かせ頂きました。
年内、しかも大きな法要の前には工事を完了するように致しますので、ご安心下さい。
夕方からは10年前にすみれで働いていた元スタッフサヤカのおばあちゃんちの介護改修のご契約に伺いました。
先日のM社長の教えのとおり、階段の手すりの高さの再考をすることにしてきました。
現場でしっかりと確認して取り付けるようにします、に元スタのサヤカも納得♪
年も明けて落ち着いてから工事をしましょうね、ということになりました。よろしくなー、
さて、お題目はお客様に教えて頂いた気づきです。
すみれのシステムというか会社組織は少し変わっております。
変わっている、という比較対象はどこかといいますと少し曖昧ですが、現在良くある一般的な工務店さんやリフォームやさんなどと比べて、ということです。
何が変わっているか、と、いいますと、、
一番目は工事の内製化に拘って組織を作っているということ。
ただ施工が、というのではなく着工からはお客様の担当として現場での細かな対応はモチロン、全体の工程管理や追加工事の見積もり、請求までも責任を持って行っています。

二番目は営業マンがいないということ。
女性スタッフのプランナーがヒアリングからプランニング、見積もり、仕様の決定などを一貫して行っています、工事着工からは工務部のスタッフにバトンタッチする事になっています。

後はEM珪藻土や兵庫県産の無垢材を使った自然素材住宅の供給や全顧客無料メンテナンス訪問をしていたりと、商品やサービスで変わったこと?(もしくは珍しい事)はしていますがこれは同じような志向でされておられるお会社もおられますので、大きな差異ではないかもしれません。
建築というのはモノづくりです。
この一点を私達がお客様に提供するコトやモノの本質と捉え、その目的はお施主様の幸せな暮しや、繁盛するご商売なので私達の焦点は其処に向かってはおりますが、リアルに評価を頂くのはあくまでモノづくりの良し悪しと自覚しております。
なので、社員大工です。
自分自身、長い間職人をしていたこともあり、現場の品質は現場監督にはコントロール出来切れない事を肌で感じて知っております。
それは建物や仕事に賭ける情熱やお施主様の想いに応えたいと思う責任感などを手先に込めて作業をするのと、お施主様の顔も見たことない職人がこの現場を1ヶ月で終わればいくら儲かる、と考えながら現場を進めて行くのは出来上がりの質が全く違う事を幾度となく繰り返し見てきたからです。
住宅メーカーの下請け工務店の職人として働いていた頃の事を、
『本当に精魂込めてやってたか?』
と、聞かれると、恥ずかしながら、大きく胸を張れない自分がいます。
しかし、現場監督やその上司達による2重、3重の厳しい検査には問題なく合格する品質はアタリマエのように維持しておりました。
職人という仕事は要するに技術に対する報酬を受ける事ですが、金額を決めて請け負うと掛ける時間と残る利益は反比例の関係になります。
世の職人さんはみんな善人で自分のする仕事にプライドを持っているので損得でなく納得のレベルまでは絶対にやる。ということならいいのですが、そうでないケースもあるかも、です。
ならば、手間を掛けても給料が減らず、お施主様に喜んでもらえる事が評価に繋がる職人の環境を作ってはどうか、ということと、自分自身がいつも収入が不安定な中で働いてきて、何の社会的な保証もなくいつも怪我や病気の影に怯えながら生活していた事を忘れられずにいたこともあり、職人が安心して働ける組織を作るということを会社設立時からのミッションとして持っていたのでした。
それは今まで休みもろくにない過酷な労働条件にもかかわらず私についてきてくれたスタッフへの恩返しでもありましたが、その家族、子供達への罪滅ぼしの意味も多分にありました。
そんなこんなでほとんどの工務店さんがやめてしまった職人の抱え込みによる問題も沢山ありつつも、一般的なレベルの生活の保障された職人が目先の損得に関係なく真摯に工事に打ち込める体制(が幸せな家づくりを担う事ができる)を目指して今までひた走ってきたのですが、ここに来て気付いたことは、(気付かせて頂きました。)
これら全てがあくまで、内向きの論理である。ということ。(涙)
今年のテーマのひとつに現場力の強化を挙げてはいましたが、まだまだ至らぬところも多く、もう一度ここでスタッフ全員が襟を正す必要性があることを強烈に気付かせて頂きました。
すみれの職人、スタッフが向かった現場にてお客様が感じた事、見たことが全てであり、そこに私達の理念が見えなければ私達がやってきたことはただのマスターベーションって事になります。
(また、)長々と書いてしまいましたが、能書きだけでは無しと同じという事をもう一度心に刻んでスタッフ全員で社業に邁進したいと思います、そして、モノづくりに対する私達の理念が淀みなく見えるようにしていきたいと思います。
それでも、これからもまだ、至らぬ点は散見されるかも知れませんが、どんな小さなことでも結構ですのでお気づきの点がありましたら、叱咤のお声を頂けます様によろしくお願い致します。
長いマスターベーションにお付き合い頂きましてありがとうございました。
日のECO=割れれても 再利用して 直しましょう
と、お寺の長ーい廊下の床板の補修方法のご提案。
何とかして見せます。な、かとちゃん、(笑)
今年のテーマは『橋』
308個目の架け橋=EMが 繋いでくれた 縁があり
嬉しかったです。
皆様のおかげさま!なんと1位に返り咲いておりました!
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ついでに、すみれスタッフ一同で現場の様子を大公開してます。
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良ければ覗いてください。

「目に見えている姿が全てだという事実。」への6件のフィードバック

  1. ”現場の品質は現場監督にはコントロール出来切れない事を肌で感じて知っております。”
    私も職人を大事にし良い家を作ることが最終的には、良い評価、良い会社にする方法だと思います。
    理念が早く見えるようになると良いですね!

  2. お疲れ様です。
    お客様に喜んでいただける家創りに
    社員大工は理想的と思っています。
    僕は今から、
    マスターベーションかいていきます、、、
    (気持ちよく!)

  3. スズナさん
    ありがとうございます。
    歩は遅く、思う高みにはなかなかたどり着けませんがこつこつ地道に進んで行きたいと思います。

  4. しょうちゃん、
    しょうちゃんがコムさんが変わったことを褒めてくれたこと、O本社長がすみれのトラックの運転マナーをほめてくれた事、そんなことを励みにして進んで行きたいと思います。
    ありがとね&がんばっていこう!

  5. 牧野眞一です。お世話になります。
    素晴らしいお言葉、ありがとうございます。ただただ、感服しております。
    文章を通して、使命が天命である事、そして、それを社員さん全員が一丸となって立命にしている事が、わかります。
    業績を上げておられる企業さんは、顧客満足は勿論の事、それ以前に従業員満足が満載しております。
    これからも、すみれパパ様の御活躍を祈念しております。
    ありがとうございました。

  6. 牧野さんこんばんわ
    勿体無いお言葉、でございます。
    弊社の場合は従業員満足満載のレベルにはまだまだ到底届いてはおりません。
    ただ、職人でも社会的なアタリマエの保障を享受してもらいたいということと、企業として法を守る姿勢を保っている程度に過ぎません。
    最低限のミッション、というところでしょうか、ありがとうございました。

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