昨年の夏頃の報道では、日本の上場企業の半期決算の順調ぶりを受けて、金利は上がり始めるのが前提でした、0金利政策の解除もあり、去年に住宅を取得された方は固定金利制の住宅ローンを選ばれた方が多かったようです。
ところが、米国のサブプライムローンの破綻の一報からは、まるで日本経済もこのまま沈み込むような報道、しかも、論調は景気が良かったのは錯覚で、本当は良くなっていなかったなどと、株式の低迷を煽るような意見も飛び出し、建設業界の業界紙の見出しは、お先真っ暗、耐えて忍ぼう。みたいな事になっていました。
まあ、私共のような中小企業は世の中の動向よりも、身の回りを一生懸命尽くしていれば、大丈夫なんです。と、私はよく、景気どう?と聞かれたら答えます。
とはいえ、住宅産業に携わる者として、世間のことは知りませ~ンでは、いけません。
去年の夏頃でした、弊社で新築を建てて頂いたお客様が、
住宅ローンの申し込みはしてきました~。と、とても爽やかに言われたのを受けて、
チョット、待ってください。どんな商品でしたか?
と慌てて訊くと、
大変金利が優遇された、変動金利制だとのこと、でも、10年は支払い固定式ですから、大丈夫。
と、銀行さんに云われたらしいのですが、
いや、考え直したほうが、いいですよ、これから絶対金利は上がりますから、10年返済固定は金利が上がったら、利子ばかりを払ってもいいという意味ですよ~!
と、必死で説得。
結果、違う商品に変えて、住宅ローンの申し込みをされました。
その後で、この景気の減退報道、金利はまだ少し下がりました。
このままはありえないが、何か私の面目が・・・すこし。
しかし、今日の報道で、米IBMの第4四半期の暫定決算が良かったと、一気にアメリカの経済が回復に向うようなおおげさな記事が・・・・。
一喜一憂ですね。
私的には借金がたくさんなので、景気はともかく金利はそっと、しておいて欲しいのですが。。。景気も良くなって欲しいけど。。。
今日のECO=
今日も事務所に引きこもり。
仕入れ商社の担当、ハナちゃん来社。今年はECO元年でいきましょう!京都議定書の実効の年ですし!と励ましあった。帰りになって、ハナちゃんが、送っていきましょか?
と、声を掛けてくれた、普段よく便乗している効果がこんなところに!!
でも、行くところが無かったので、丁重にお断り。
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住宅ローンの金利の動向って、確かに景気に連動ですよね。
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