オバマ大統領の実現力。



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EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
神戸の西のはしっこで農耕型?建築工事会社を営んでいるオヤジの日記です。
今日も朝の朝礼と掃除が終わってからは外に出っ放しの1日でした。
午前中は紹介の紹介の紹介のお客様の紹介でご実家の介護リフォームの調査と近くの新築現場に小言を言いに。(笑)
昼からはこれまた紹介のお客様の案件で創業400年続くお会社にてお打ち合わせとずっとメンテナンスをさせて頂いているマンションのお客様宅にて補修工事の調査。
一日中しっかりと現場調査員として実務に励みました。
お題目は少し愚痴っぽいのですが、珍しく最近の政府関連の時事話題について、、
このところの世間の話題の中心といえば、為替(円高)、TPP、原発再臨界と再稼動、となると思いますが、全ての問題に対して一貫して政府の態度として見受けられるのは、どっちつかずのぶれまくる態度です。
為替介入についてはどうせ介入するならもっと態度をはっきりすればドル買いの相乗効果も期待できると思うのですが、根性論だけに終始して言ってみた感が否めません。
原発問題に関してはつっこみどころ満載どころかつっこむところしかなくなってしまい力が抜ける情けなさです。
TPPについては、シンプルに『平成の開国』とかのコピーに集約して議論無しで逃げ切ってアメリカに喜んでもらおうと思っていたようですが思いのほか世論が騒ぎ出して問題の整理を余儀なくされて、参加の意向から一歩後ずさりした表現に変わってましたね。
そもそも、毎年思いやり予算などといいながら毎年巨額の上納金を収めてけつもちをしてもらいつつ、領土の返還もままならないアメリカとの自由貿易の協定が対等に行えると思うこと自体無理がありますが、一番気になったのはオバマ大統領が一般教書演説でぶち上げたあの言葉、
「2014年までに輸出を倍増させる」
 
と言ってたのを思い出したことです。
演説を聴いていて、長年双子の赤字に苦しんできたアメリカをこんな簡単に救えるんや、すごいな、と思った覚えがあるのですが、今になって考えるとそのターゲットとなるマーケットって中国でもインドでもないし、ましてやEUな訳も無い一体どこに対して輸出を増やすんやろ、と、不思議なことをいうなーなんてのんきなことを思ってましたが、、
今になって実は標的は日本のことだったんだということに気付いたのでした。
しかし、関税もあるし食料品の安全基準は独自といっていいほど厳しい日本、おまけにデフレで不景気に喘いでいる状態でアメリカからの輸入が倍増するなんて考えられないなー、とその時は思っていたと思うのですが、こんなウルトラC的な外交政策があったとは本当に驚きです。
2国間で行うFTAではさすがにあからさまな不平等協定は世論が許さんでしょうが、(今の)日本人の特性というか属性に照らして考えると10カ国間で協議した結果ならしょうがない、とどんなにおかしな協定でもすんなり受け入れられるだろう、と、まさにB層向けマーケティングの最たるものですね。
たしかに、オバマ大統領の言葉を現実にするには日本向けの輸出を何倍にも増やして未だかつて無かった貿易収支の大幅黒字を叶え、アメリカ内の雇用を増やすしかないということだと思います。
要は、TPPで日本が正式参加を決めて、まず、第一次産業の関税撤廃を勝ち取れば来年の大統領選挙でも一気に優位に立つことができるという訳ですね、本質は農業どうこうではなくてアメリカの景気対策を日本の財政出動でやってあげるかどうか?ということだと思います。

こうなればオバマ氏はとても喜んでくれると思いますが、それと引き換えに私達日本人がアメリカの貿易赤字と失業者問題の解決を引受けてあげるには少し負担が大きすぎる気がします。
極論をいうと、引受けた分だけの失業者が日本で溢れるという事にもなりかねませんね。
アメリカの核の傘の下で庇護されている以上、これくらいはしょうがない、と思われる方も多いということでしょうが、、
TPPに参加の是非、一人ひとりが真剣に考えるべきだと思います。
ちなみに、農協さん達が主体になって作っている解説ページはコチラ、
http://www.think-tpp.jp/
TPP参加への賛成意見もみんなの党の江田憲司議員のようつべの動画などでありますが、中野剛志氏に比べてあまりにも切れ味が悪いのでリンクは控えておきます。


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