続・続・三匹の羊の物語。

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EM珪藻土
山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
神戸の西のはしっこで農耕型?建築工事会社を営んでいるオヤジの日記です。

山と海に挟まれた神戸は平地が少ないので、と言うよりも少し行けば山か海にあたるので、と言った方が良いかも知れません。
週の立ち上がりの今日は朝から東へ西へと走り回りました。
昼食も摂れないほど走りまわっていても行く先々で出逢う景色に心を和まされます。
おなかが空いてもイライラしない秘訣でしょうか、、(笑)

朝一番の長田のテナントビルの改修工事を皮切りに、
三宮の店舗のメンテナンス、
ビルのガレージの補修工事、
水道筋のパチンコ屋さんの補修工事、
尊敬している建築家の先生のご自宅の改修工事、
工事中のマンションリノベーション工事の打ちあわせ、
テナントビルの鍵の交換工事、
北区の貸家のメンテナンス、、
とまあ、通り道とはいえたくさんのお電話を矢次早に頂き、朝の予定の倍のタスクをこなしました。
ありがたいことです。
神戸の東の端、岡本の山からのショット。

さてお題目は12月になったということで、毎年恒例の話題です。
毎年、このブログの記事を読んでたくさんの方がご協力くださっていることに感謝すると共に、
ちっぽけな事でも何とか自分たちの手でできる事をつないでいきたいという思いで今年も厚かましくお願いを申し上げます。
今年は主宰されている魚屋さんの羊が気合を入れて3月から継続して募金として貯めてきているお金がかなり溜まっているという事もあり、
神戸の施設の子供たちと、被災地で孤児となって施設に住まう子供たちの両方に年末のカニ鍋をおなかいっぱい食べてもらおう!
と言う企画になっています。
昨年は1口3万円からお願いします、とえらそうなことを言ってしまいたいそう反省もしておりますので、ほんのお気持ちで結構ですので、神戸と被災地の子供たちに募金を頂ければと思います。
したくてもなかなか出来ない直接支援、私たちが間違いなく届けさせて頂きますので今年もよろしくお願い致します。
沢山の方にご賛同頂いておりますのでいつまでも「3匹の羊」というのもおかしいですが、初心を忘れないため、とご理解頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
ちなみに、去年と一昨年のブログはこちら。
https://shokuninshinkaron.com/?search=%BB%B0%C9%A4%A4%CE%CD%D3%A4%CE%CA%AA%B8%EC%A1%A3
そして、少し長いですが3匹の羊の物語を今年もまた転載しておきます。
****ここから転載****
年がら年中、まだ日も昇らない早朝から起きて、中央卸売り市場で鮮魚のセリに参加、午前中は買い付けた魚を配達するのに市内を走り回り、
夕方からは飲食店のオーナーとして店に立つ。
一体何時寝ているのですか?
と、問うてみると、何も言わずに笑ってました。 
少しの時間を見つけては睡眠時間を繋ぎ合わしている様な生活を長い間されているといいます。
そんな働き詰めに働くMさんの、普段に出来る手軽な息抜きというと週末の中央競馬。
決してたくさんのお金を賭ける訳ではないですが、ギャンブル特有のドキドキ、ハラハラ感を味わうために毎週馬券を買うといいます。
ギャンブルなんて、負けてアタリマエ、勝ったところでどうせ悪銭、身にはつかないもの、
と、割り切った楽しみとして続けられているのですが、
(たまに)勝って手にした配当は、誰かが負けた悔しさが染み付いた、悪い念のこもったいわゆるゲンの悪いお金。
なので、ゲン直しの為に、手にした配当の1割程度をいつも「少しでも誰かのためになれば、」と、寄付金の募金箱に入れるように心がけ、三宮のお店の近くのコンビ二のレジ横にある募金箱に入れ続けていたとのコトです。
昨年のある日、その募金箱の中身が寄付金として回収され、集計された金額を書いた紙がお礼の言葉と共に張り出されていたのだそうです。
「皆様のご厚意に感謝いたします。おかげさまで募金額は1万●千●百円となっておりました」
のような文面だったのですが、Mさんはその張り紙を見て愕然としました!
「あほらしい、、なんや、これは!」
その前の週には万馬券を当てて、1万円札をその募金箱に入れたところだったし、近々の結果も良かったのでこのところ結構な金額をその募金箱に入れた覚えがあったのです。
こんな、ささやかな募金さえもそれを必要としている人のところに届かずに、賽銭泥棒のような(泥棒そのものか、、)心無い人の小遣いになってしまっているとは、、、
「一体この世の中はどうなってしまっとんや、、」
と怒りに震えたというよりも、情けなくなってきたそうです。
そして、調べてみるとこのような話は結構何処にでもある話で、海外への緊急支援物資などが被災者の手元に届かずに役人の利権となってしまうことがある、、というのも常識のようになってしまっているとか、、、
しかし、募金や寄付の団体が信じられなくなったMさんはくさることなく前向きに考えました。
「こんなことやったら、どうせ身につかん悪銭があるねんから、まとめて直接渡したらええんや、」
そして、
「直接渡すんやったら、やっぱりこれからの神戸を背負って立つ、恵まれていない子供達や、
お金もええけど、自分が得意なことですこしぽっちのお金よりももっと価値を上げて喜んでもらえるものにできへんやろか、、」
と、悩みながら、神戸市の窓口に行って、相談を重ねたといいます。
その結果、神戸市内の児童養護施設全てに年末に鍋を囲んで明るい食事をしてもらえたら、との願いをこめて、大量のカニを送ることにしました。
志を同じくする、昭和42年生まれ、未年生まれの友達2匹といっしょに。
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震災から15年が経ち、神戸の震災孤児はもうすぐ全員が社会に飛び立ちます。
しかし、その他家庭の事情で親と別れたり、事故、病気などで親をなくした子供達はまだまだたくさんいます。
そして、それらの子供達はやはり厳しく貧しい暮らしを営んでいる現実があります。
その3匹の羊達は全員、普段は自分の生活に必死になって日々を駆け抜けるような暮らしをして、寝る間も無いほど働き続けています。
人様のことをかまっていられる時間もお金も持っているわけではないのです。
たしかに、決して人様よりも裕福とは言えない身分ではありますが、ほんの少し、少しだけの気持ちをカタチにするだけで、そこから広がる喜びは無限大でした。
Image12711.jpg
お礼の手紙の中に入っていた子供達の喜んでいる写真や、手作りの貼り絵つきの感謝の手紙をみて、少しの勇気で行ったこの些細な行動を
「やってよかった。」と心底心から思ったといいます。
その手紙には子供たち自身の字で、ありがとうの言葉と共にとてもいい思い出になったとも書いてありました。
****転載ここまで****
よし、年末やし少しだけでも参加したろ、と、思われた方はコメント欄、メール、電話、なんでもけっこうですので高橋までご連絡ください。
よろしくお願い致します。


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おまけ、

ルミナリエには当分行くまい、と思いました。(笑)

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