自信は確信へ、確信は過信へ、そして過信は迷信に。


JUGEMテーマ:日記・一般

今朝も神戸は爽やかに晴れ渡りました。
まるで日曜ランナーのためのような素晴らしい天気に恵まれて、今日は海はお休みして大好きな太山寺までの10kmのコースへGO!

ポカポカと暖かい日差しの中田園風景を楽しみながら走ってきました。

折り返し地点の太山寺では300円の入山料を納めてお参りとしばしの休憩を取ることにしています。
例によって、国宝の本堂を貸切状態でしばしの考え事の時間に使わせて頂きました。

阿弥陀如来の御本尊様を前にして手を合わせ考えるのはやはり生と死について。
今年入ってすぐのメンターの死から始まって、同じ年の工務店経営者の御尊父、また不動産絡みの知り合いの会長、そして工場見学に行かせて頂いている兵庫県産木材の集成材工場の社長もこの週末突然の訃報を受けました。
これでもか、と矢次早に若くして亡くなられる方々の突然の悲報が相次ぎ、気持ちを落とすよりも現実をしっかりと受け止めることが出来ないような状態が未だ続いております。
阿弥陀如来の本願は、苦しみ続ける私たちを救う事、
「あればあるで苦しみ、なければないで苦しむ、所詮、苦より離れ切れないでいる私たちをみて、何とか絶対の幸福に助けてやりたいという大慈悲心」
と言う風に聞いたことがありますが、あの世の事はさておいて、今ここに在ること、在り続けるが如何に不安定な事なのか、という現実を目の当たりにして今の幸せに焦点を当てながら生きる事、そしてその延長線上にいつ死んでもしっかりと後に遺す事が出来る様に準備を怠ることが無い様にしておくことなのかと改めて『今を生きる』ことの意味を考えさせられました。

立春を迎え、梅のつぼみも膨らんできたのに、湿っぽい話題になってしまいました。。。

昼からは気分を一新して新築現場の地鎮祭に参列させて頂きました。

古墳埋蔵の特別区域に指定されているこの土地は、案の定、遺跡がたくさん出土してすっかり着工が遅くなってしまいましたが漸くめでたく着工の運びとなりました。
笑いの絶えない、幸せな家庭の礎となるようないい家創りをお施主様と一緒にして行きたいと思います。
O村様、本日はおめでとうございました。

さて、お題目は今週も朝のランニングの際に考えたことです。
頭をからっぽにしてひたすら走ってみると、現在、自分自身の中の懸念材料になっていることが次々と浮かんでは消えていきます。
その中で今日、一番気になったこと、
最近のすみれはお陰様を持ちまして、大変忙しくさせて頂いているだけでなく、半年以上先までの予定まで埋まっていくほど受注の状況はとても順調な推移となっております。
それもいわゆる広告宣伝などの販促をほとんど行わずに、1件1件のお客様の工事を丁寧にさせて頂くことを積み重ねて、そしてご縁を頂いたお客様すべての方に社員大工が年2回、一生涯無料でメンテナンスに伺い続けることでご縁を繋ぎ、その皆様からのご紹介やリピートのご注文で売り上げの殆どを上げさせて頂けるようになりました。
工務店、リフォーム会社ではなかなか難しいとされるとても安定感のある経営までもうすぐそこまで来ているという実感が自分の中で湧いています。
そんな中、今年はもう一度気を引き締める意味を込めて、顧客接点の強化(社員のスキルアップ)と工事現場の施工品質向上(2重チェックのシクミ化)に重点を置くという目標も立てました。
今までの10数年間ひたすら目指してきた設計、施工の内製化を突き詰める『農耕型工務店経営』というモデルがもうすぐカタチになりそうなところまで来た気がしています。
はっきりと、自信が確信に変わりつつあるのを自分自身が感じています。
そこで、思い出したのが、昨年読んだ哲学書にあった言葉、
「全てが相対性の世界にある以上、真理など存在しない。
真理だと思った時点でそれはある面では絶対に真理には成り得ない。」

というもの、
この言葉を見たとき頭をハンマーで殴られたような気がしました。
今までの経験を振り返ると、自信満々でしてきたことがうまくいかずに挫折した経験は山ほどあり、
本当に大丈夫か?と何度も自問自答を繰り返しながら慎重に行動してきたことの方が成功してきたような覚えが確かにあります。
確信するまでのプロセスで自信を深めれば深めるほど、落とし穴が深く大きくなるという事なのだ、という事を改めて気付きました。
そして、過信になる手前で確信の綻びを見つけるには自分自身ではとても難しいという事も、、
そんなこんなで来週は、珍しくカリスマK社長が主宰する同業者との研究会に参加してみることに決めました。
1歩、2歩先を進んでいる同業の経営者の話をガッツリ聞いて自らの綻びを見つけ出すようにしてみます。
こんな時にすぐに行くことが出来る受け皿を持っていること、それを頂いたご縁に感謝。
私達、すみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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今日のECO=鹿と熊 水菜と大根 頂いた。
なんて地産地消なんでしょう!(笑)

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