雨の博多、黒田家の墓前におもう如水の言葉。

雨の博多、天神で朝を迎えました。

本来は朝一番の新幹線で帰伸する予定でしたが、現場で発生したトラブルの手配を自分の手で目処をつけてから九州を離れるべきだと思い立ち、朝から急ぎの製作をしてくれる業者さんを探してやり取りをしました。

依頼される側も神戸から電話やメールだけで頼まれるのと、リアルに会社まで来て素材の確認をされて発注されるのとは引き受けようかな、と思う気持ちに大きな違いがあると思い、実際に無理を引き受けてくれた会社まで直接行ってお願いをしてきました。
完全に全てを間に合わせたと言う事ではありませんが、最低限絶対に守るべきだと私自身が思うところまでには現場担当のヨーヘーが何とかしてくれているようです。
そんなこんなで天神から呉服町、祗園もあたりを歩き回ってから帰途に着きましたがその途中に目に留まったのは日本一の木造坐像といわれる『博多大仏』
なんでも弘法大師が唐から帰ってきてはじめに建てたといういわれのある由緒正しい密教のお寺です。
通りがかりではありますが『おついたち』でもあるのでお参りに立ち寄りました。
お題目はその境内にあった墓石を見て思い出した大好きな黒田官兵衛如水の言葉。
その職にふさわしくない者はすぐに処分したりするが、よく考えてみると、その役を十分に務めてくれるだろうと見たのはその主だ。目利き違いなのだから、主の罪は臣下よりもなお重い。

モノづくりの本質に根ざして、と、難しい理想を掲げて職人を育て、社内システムの構築練り、工事の品質向上にただひたすら邁進してきたこの10余年。

未だに現場でのトラブルやお客様にご迷惑をかけることもあると言う不甲斐無いことになっておりますが、所詮己の精進が足らないだけだと今一度、気付かされました。

ちなみにこのお墓は福岡藩祖である如水のものではありませんが、黒田家の墓がそこにあったことは決して偶然ではない何らかの示唆だと思いました。


私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』

を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。


最後までお読み頂き感謝します。
ついでに!宜しければポチっと応援をお願い致します。

 ↓ ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカー・ビルダー・工務店へ

今日のECO=折り畳み 傘が活躍 嬉しいな。

いつも持っていることがエコってこと。
一期一会です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください