自己表出と指示表出。

JUGEMテーマ:日記・一般
昨日まであんなに荒れ模様だったのに、、
須磨の海岸ではサーフィンも出来そうなくらいの高い波が押し寄せて気温もすっかり下がっていたのに、、
なのに、
今朝は日曜日の習慣である朝のランニング・ウオーキングに出ようと思い空を仰ぐと、この通りの青空。(笑)
むかーしに私の事を雨男のように言っておられた方がおられましたが、もうすっかり、というか完全に過去の事になりました。
このところ、イベントやゴルフ、ランニングなどここぞという時は常に気持ちの良い青空が広がってくれるようになってます。
肉体改造で身体の年齢が13歳ほど若返ったかどうかはわかりませんが、きっと創業した当初に備えていた神通力が戻ってきたのだと思います。(笑)
今朝のランは膝の故障が本調子じゃないのと、最近出張や早出であんまり相手をしてあげれなかった愛犬チャックの相手をするのを兼ねて散歩がてらのゆるゆるの(文字通り)ランニング・ウオーキングとなりました。
当初は海まで走ろうと思っていましたが、出掛けるときに、おついたちだという事にはたと気付いて急遽太山寺と石戸神社にお参りする事に、
それでも往復12km、結構な距離を走ったり歩いたりしてきました。
遊びたい盛りのチャックも少しばて気味。(笑)
神戸市内で唯一、そして我が家から歩いて行ける国宝太山寺は相変わらず一人の参拝客もおらず完全に貸し切り状態。
今日は本堂だけでなく広い境内全体が貸し切れてしまいした。(笑)
冬の間も幾度となく一人で座禅を組みに来ており、その時は身を切るような寒さと風の音だけが聞こえていたのが、今日はうぐいすや雲雀がひっきりなしにさえずり、いくら座っていても辛くないという、春の素晴らしさを身体の芯で体感する事が出来ました。
それにしても、国宝の本堂で一人考え込む時間を持てるなんて、これ以上贅沢な事はないとつくづく思います。
今、与えられている環境に心の底から感謝しつつ、最近有った様々な出来事に思いを巡らしました。
そんな中、ふと頭に浮かんだのがお題目の言葉、
あまりなじみの無い言い回しではありますが、私が良く取り上げるこのブログのテーマの一つでもある表裏一体論を示す一つのいい方であります。
(多分)先週の日曜日の夜に放映していたNHKスペシャル(だったと思う)のなかで先日亡くなられた吉田隆明氏が口にされていた言葉で、(言語を使った)芸術における価値の見いだし方の根拠となる概念として詳しく説明をされていたのですが、何となく印象に残っていたのが脳裏に張り付いていたのだと思います。
吉田隆明氏は言われました、
(言語を使った)芸術なぞ元来、無価値である。そもそも役に立たない事が芸術の本質である。
もし、価値があるとすれば、自己表出と自己表出のぶつかり合いの中であり、外的なコミュニケーションを主眼とする指示表出に芸術的な価値はない。
そして、役に立たない事が芸術の本質なのだ。
と、そしてその関係は枝葉と幹や根のような関係である。とも言っておられました。
少しわかりにくい独特の言い回しではありましたが自分自身の内面に向かい答えを探す事(自己表出)は嘘を全くつけない、また嘘をつく意味が無い真実を探す行為であり、外にアウトプットする事を目的とした思考(指示表出)は嘘とまで言わなくても真実だけでなく盛りつけや飾り付けをしてしまいがちである、という意味だという風に理解が出来ました。
真実は内面にしかなく、それを自分自身の魂をもって開き、探して行くことが人生を前に進めて行く事なのかな、と思った次第です。
そんなこんなで、今月のすみれの社内の方針・目標は、
「(なにか問題が有った時は、)自分自身が持つ問題点、誤ちに目を向けて解決を図る」
とする事にしました、
吉田隆明氏の言葉を借りると、指示表出としての問題解決のアプローチに価値はない、という事ですね。(笑)
おついたちに薬師如来様にお参りに行くと思わぬいいことがあったりします。
300円で貸し切りで使える国宝の本堂、おすすめです。(笑)

私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。

女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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今日のECO=県産の 材木利用を 進めたよ

I様、本日は長い時間私の説明にお付き合い頂きましてありがとうございました。今回頂いたご縁を生かし、ご一家の楽しい暮らしを叶える家づくりをご一緒できれば幸甚です。
今後ともよろしくお願い致します。

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