実践者という立場、もしくは生き方。

昨日の嵐が嘘の様、
光り輝く青空が広がり、神戸ではとても爽やかな朝を迎えました。
そんな中、私はというと、7時半には出発しますよ、と工務スタッフ加藤君に急かされて朝早くから事務所を出発、はしごをかけて昨日の雨で雨漏りが酷かったお宅へと向かいました。
雨漏りの原因の解明と改善処置の方法案を早速報告させて頂きました。
その後はとんぼ返りしてすみれ事務所の近くのお会社に店舗の改装工事のご相談に伺い、打ち合わせと調査が終了後、すぐさま次の現場に、
社屋のすぐ前の電柱に昨日の嵐で落雷が有ったという神港鍍金工業所社へ、メンテナンスの打ち合わせも兼ねてお見舞いに行きました。
破損してしまった機器やPCをみて、あまり聞く事が無い落雷の凄まじさを実感。
サンダーカットはやっぱ、要りますね~。
お次ぎは兵庫のアパートに飛ばされた屋根と波板の応急処置の調査。
前代未聞の強烈な春の嵐の被害は結構広範囲に及んでいます。
最後は(今年2回となる)お客様のご子息のご結婚に伴う新居の改装工事のご相談。
春らしい、いいお仕事でドタバタと走り回った1日を締めくくりました。
お題目は、そんな走り回った一日を振り返って、、
先日、このブログで少しご紹介した吉田隆明氏の言葉のなかに自らを市井の人であり、実践者である、というような言い回しが有ったと記憶しています。
戦後思想界の巨人とまで言われ、多くの人に多大な影響を与えたとされるにも拘らずアカデミックな経歴を持っていないが故に生涯『学』の立場ではなく『民』の立場に自らのポジションをおかれていたとの事ですが、その思考、思想を深めたのは自身の著述活動、知的探求であり、それらを独学で突き詰めて行ったと言われています。
まさに自己表出の世界ですね、
要するに自らの内面を抉り、開いて理念や思想、もしくは哲学を深めて行ったとしても実際の生き方、行動として実を結ばなければ結局は何の意味も成さないという事だと思います。
そして、それはここぞと言った時に試されるとも、
そこで実際に結果を残せるか、残せないかが本当の理念、思想なのか机上の空論なのかを分けるのだと思います。
それが出来れば、実践者。
私たちが理念に掲げる、『建築業を通して地域社会に貢献したい。』というようなことは今回のような自然災害が起きた時にまさに真価が問われると思うのです。
しかも、それを成すには私一人で走り回ったところでたかが知れている訳で、如何に同じ志を持つ実践者を組織出来るかどうか、にかかっています。
遠く険しい道ですが、スタッフ一丸となって本当の実践者となれるように精進したいと思います。
精進、精進。



私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。

女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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今日のECO=現調の 合間に4km 歩いたよ

夜は神戸のリフォーム業界にあって女性経営者のオピニオンリーダー的なT森社長とお仕事の話を絡めて会食。
ママのママによるママのためのリフォーム会社をコンセプトにされている社長を、
女性の女性に寄る女性のためのダイニングバーにお連れした、という構図。(笑)
二宮商店街にある、ROCCAさん。
ありがとうございました。

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