今日は何とか雨が上がった名古屋からスタート。
時の経つのは本当に早いもので今週もまた週末がやって来ました。
週末ということで今日はお客様との打ち合わせ等がぎっしり、名古屋からの帰りに途中下車、スタッフアキちゃんと待ち合わせてそのままお客様宅に同行、打ち合わせを数件こなしました。
その後、いよいよ来週にコンクリート打設を控えたコンクリート造と木造の混構造の新築現場に立ち寄って進捗の確認。
梅雨のど真ん中の躯体工事ということで、かなり苦労をかけておりましたが、なんとかスラブの鉄筋まで組み上げてもらいました。
それにしても雨上がりのスラブの上はまさに灼熱、型枠に反射して照り返す日射と、周りから立ち上るすごい湿気にまさに不快指数120%、本当に厳しい環境になってました。
そんな中黙々とハッカーを回して結束して行く若衆の姿はとても爽やかで、私の目には頼もしく写り、今時の若者も捨てたもんじゃないな、なんて思ったり、
これから今以上に厳しさを増す暑い夏をなんとか乗り越えてもらいたいと思います。
事務所に戻ってからはミーティング三昧。
事務所のシステム移行のミーティングにお給料日ということで工務部の連中を集めて久しぶりに会議を行いました。
終わってからは久しぶりに社員と一緒に食事に行き、ゆっくりと話し込みました。
お題目はその中で繰り返し私が大ちゃんのに言い続けたことで、彼だけではなくすみれの全員が意識を向けるべきだと思う事。
社員と一緒に食事に行くと、よく出る話題はここ最近成長したこと、次に任せてもらいたい仕事、あとはうまく行かなかったことなど、私が知らない社内の細かな出来事です。
(お酒の力も手伝うこともあり)大変意欲的な話で盛り上がって、それはそれで良いのですがいつも気になるのが、うまく行かない事が有ったときの原因や理由について問題点を自分の中ではなく、どうも他人のせいにしたがること、自分の中の問題点を指摘されると、つい口をついて出てくる言葉は、「でもね、」となってしまいます。
大工や職人といったブルーカラーの代表となるような職業に従事する者はそもそもコミュニケーション能力に長けている事が珍しく、お客様とのやり取りは(仕事なので)なんとか出来ても、社員間、職人間での人間関係はその地の部分が遺憾無く発揮されて、特に先輩後輩の間柄になると、良好な関係を保つことさえ簡単では有りません。
何年も前から私が言い続けて来たのは、
「他人は絶対に変える事は出来ない、唯一変える事が出来るのは自分だけだ。」
ということです。
繰り返しそんなコミュニケーションの原則を社内で訴え続けて来ていますが、人間関係を改善する為にという動機付けで(相手を認め、)自分を変えることに取り組むにはとても時間がかかるようでして、何よりもまず、自分が変わる前に自分の中の問題点を認める所から始めなければならないところで躓いてしまっていると感じる事も少なく有りません。
自省無くして成長無し、
立派に会社経営を行いながらお亡くなりになる前の年に聞いたメンターからの言葉の重さが身にしみる、今日この頃です。
まあ、継続的にこんなゆるい場を持ちつつ、気長に若衆達が気付きを持つのを待って見たいと思います。
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私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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