約束を守れないのは悪いのではなく、知らないから。@UOGOL

平成31年4月24日 雨

同志の会社のゴルフコンペ。

水曜日にて、今日はすみれ事務所は定休日。私はいつもの朝会を代理の社員に任せて一般社団法人職人起業塾の研修に第一期から5期にわたり社員さんが参加され、私たちと同じ原理原則に則ったマーケティング理論を社内に落とし込み、現場と営業の改革に取り組まれている職人起業塾のコアメンバーといっても過言でない高砂の株式会社ウオハシ社のゴルフコンペに参加してきました。夜はお習字、タクミと二人でシコシコ精進しました。さて、そのゴルフコンペ、現在開催中の大阪塾に通われているUくんが幹事の手伝いをされており、現役の塾生と一緒にゴルフコンペに参加することなどめったにない機会と言うことで、あいにくの天気といつも通りの土砂降りのスコアでしたが、それなりに楽しませていただきました。皆様ありがとうございました。

前向きか!

ラウンドを終えてロッカールームで着替えていると現役塾生のU君がラウンドを終えて帰ってきました。彼がコンペ開催直前になって先輩に熱心に教えてもらいながら練習していたと言う噂を聞いていたので、「ゴルフのスコアはどうやったん?」と聞いてみたら、「次への課題を持つことができました。」と、爽やかに非常に前向きな返事をしていました。要するにあまり思い通りにいかなかったんやろなーと思いながら聞いておりましたが、その後のコンペ表彰式の席上で配られたスコアを見てみると、私もあまり人の事は言えませんが、U君は事前に練習してきたとは思えない程の桁違いの大叩き、よくまぁくじけずに前向きな発言ができたものだとおみそれしたと共に、改めて彼の少々のことではくじけない不屈の精神を見直しました。(笑)

原理原則をゴルフで体感。笑

そんな彼に私が声をかけたのは、「成果は状態に由来して、状態は習慣が支える。付け焼き刃の技術や手法は決して長期に渡る成果につながるものではない。」と言う当たり前に過ぎる戒めの言葉で、実はこれは職人起業塾の研修で私の口が酸っぱくなり、塾生の耳にタコができる位、何度も繰り返し言い続けている原理原則論で、ゴルフに限らず日常業務のあらゆることが全てこの法則に従って成果に結びついたり、結びつかなかったりすると事あることに言い続けています。U君としては、今日のゴルフコンペで研修で学んだ原理原則が骨身に染みて理解できたのではないかと思います。(笑)

全ての成果は状態に由来する。

ちなみに、昨日の神戸でのオープンセミナーの冒頭でも申し上げましたが、我々が研修事業で行っているマーケティングやマネジメントの最も重要なコンセプトの一翼を担っておりのは「状態管理」と言う概念です。常日頃から状態を管理する意識を持ち、そこに時間と手間を掛ければ必ず状態は良くなり、状態に応じた成果が手に入ります。プライベートでは健康や人間関係、仕事では資格取得、品質、売り上げ、クレーム、等々全ての成果は状態に由来しており、状態が悪ければ悪い結果、良い状態を保つことが出来れば当然のように良い結果を手にする事ができます。ゴルフのスコアなどはその最たるもので、普段の練習が状態を決定し、練習の量と質を上げれば自ずといいスコアでラウンド出来るに決まっています。ただ、人は誰しも一日24時間しか時間がなくて、その時間を何に使うかは優先順位がありますので、ゴルフの腕前に対して時間を割けないのは致し方無いのかもしれません。

状態管理は未来への鍵。

ゴルフの優先順位が低いのはまあ良いとして、問題はその他の状態管理にどれくらい時間を割いているかと言う事です。Uくんは現場の施工管理者を兼任するリフォーム営業で、自分の力で売り上げを作るには、担当したお客様からリピートや紹介をもらう必要があります。その為にお客様との信頼関係の構築が必要で、コミュニケーションを取るのが状態管理となります。また、クレームが起こると紹介どころでは無いので現場の品質を高める為の知識を身につけたり、最新の情報収集に留意したり、職人さんとコミュニケーションを図ったり、現場のチェックもマメにする必要があります。現場環境を整えたり、近隣との関係を良好にするのも状態管理ですし、何より病気で仕事を休むとか、怪我をして急遽予定を変更するようなことがあってはならないので、健康状態を保つのも当然、状態管理に含まれます。

負のスパイラルからの脱出。

上記の様な事に時間をしっかりとかけることが出来れば、あらゆる面で思い通りの成果が手に入る様になりますが、逆に少し歯車が狂うと、急遽現場に足らない材料を運ぶ、沢山の業者さんへの連絡をしなければならない、お客様に説明や謝罪に行かなければならない、夜中まで事務処理が残る、ゆっくりと眠る時間を確保出来ない、疲れが溜まって遅刻する。。そんな日々の煩雑な業務に追われ、状態管理への時間が割けないと更に状態は悪くなり、更に緊急性の低い重要な事に時間が取れない、負のスパイラルに陥ってしまいます。これは、卵が先か、鶏が先かの話ではなく、状態管理の重要性を理解して、たとえ1日10分でも、何が何でも状態管理の為に時間を割くと言う時間割をするか否かの選択の問題です。

元気の源は意識。

ちなみに、先日ふと気付いたのですが、私、ガタガタになっていた身体をなんとかしようと運動を始めた頃から、この7〜8年の間で体調を崩して仕事やプライベートの予定を変更した事が殆どなく、5年程前に一度だけ、インフルエンザの菌をもらってしまって自宅に篭った事がありますが、その時も至って元気そのもので、(熱はあったと思いますが、)いつもと同じ様に朝から筋トレをしてました。なので、風邪をひきました、とか体調が優れなくて、とか言って仕事を休んだり、予定をキャンセルする人に対して理解に苦しんでいたのですが、私の身体が丈夫で鉄人なのではなく、単に状態管理に年間通して時間を割いているだけの事です。

ドタキャンは癖じゃない。

昨日も、その前のセミナーでも(てか、毎回やけど、苦笑)申し込みがあった方から当日キャンセルの連絡が結構な数がありました。現在、建築業界は消費財増税前の需要の先食いで非常に忙しくなっており、いろんな事情あるし致し方無いよね。と思うのと同時に、経営者や経営幹部が情報収集の為の時間(状態管理)を予定に組み込んでいて、それを気軽に?潰す様な状態に陥っていて大丈夫かしら?と思わずにいられません。と、偉そうなことを思いながら、そういえば、と思い出したのは私も15年くらい前は急な用事(大体はクレーム若しくはクレームに繋がりそうな事、若しくは売り上げやお金やまつわること)に翻弄されて予定を組んでもキャンセルしまくり、ドタキャンの常習犯でした。ただ、コーチングを受け始めた15年くらい前から、コーチングセッションの時間を持つ事をきっかけに少しずつ状態管理の時間を割く様になりました。

加速度的成長への入り口。

人類最大の発見は複利計算である。と言われたのは誰か忘れましたが、確かに一理あると思っていて、少しずつでも状態管理の時間を取る様になると、少し状態が良くなり、更に時間のマネジメント、コントロールが出来やすい状態になり、状態が整うと予定を急遽変える様な事が少なくなり、更に緊急性の低い重要なタスクに割く時間(第二象限)が増えて・・・と、状態管理に取り組むと決めて、行動に移し、習慣化する事で前述の負のスパイラルとは真逆の加速度的成長曲線を描いて成果を手にいれる状態、環境を作り上げる事が出来る様になります。実際、15年前までは設計も施工も営業も工程管理もアフターサービス、お全て私一人が取りまとめをしてスタッフに指示命令を出していましたが、今は殆どをスタッフの主体性に任せており、私の業務は殆ど第二象限に時間になりました。習慣はそれくらいの破壊力を持っていると言う私自身の経験からの証左です。そんなんこんなで、状態管理の為の学びを共に積み重ねる仲間を募集しております!ご興味があるぞ、と言う方はお気軽に下記のリンクからご連絡ください!(笑)


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建築実務者向け実践型現場マネジメント研修
□ 第14期生  【 東京会場   2019年6月24日~ 12月6日 】
□ 第15期生  【 大阪会場   2019年7月19日~ 1月16日 】

職人起業塾14期、15期募集

◆【元祖】職人起業塾は無料でご参加頂ける原理原則系マーケティングに特化した勉強会です。

次回の開催は5月30日(木)です。テーマはビジネスモデルキャンバスのフレームワークを使って「リフォーム工房おおばやし」のビジネスモデルを考案するホットシートのワークショップです。年間にのをスケジュールから変更になっており、場所も三木市での開催ですのでお間違いなく。

69回【元祖】職人起業塾&波動セラピー


◆一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイトリニューアルしました。

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