ありがとうの言葉に応えたい。

 JUGEMテーマ:日記・一般

毎日いい天気が続きます。
今日も夏らしい青空が広がり、一週間の立ち上がりにふさわしい朝になりました。
すっかり毎日の習慣と言うよりもリズムとなった、櫻川千晶さんの日選びを見ると、
本日は、神事の吉日です。是非、お近くの寺社仏閣に日ごろの無事の感謝を伝えに行きましょう。
善いことをするとめぐりめぐって自分のところに良いことで帰ってくる循環の日。』

とのこと。
早速近所の総社にお参りに行きました。(笑)

そして、善い事をする事を頭の片隅におきながら一日を過ごしましたよ。

とはいえ、普段の生活の中で善い事ってなかなか見当たらないもので、いろいろと頭を悩ました挙げ句に思いついたのは、お客様のお手伝いです。
ソリューションの時代と言われ、コトからモノへの転換をするべきというマーケティング論が語られだしてもうかなりの時が経ちます。
コンサルティング営業と言う風に言われる事もありますが、その本質に根ざすべきであると言う考え方は、今では一般的な考え方として浸透したかに思われますが、実際に顧客の立場に立ってみた時に完璧に実践されていると感じることはまだ少なく、理屈では分かっていても浸透している所まではもう一段のステップがあるように思います。(自社を省みても、ですが、)
私たち建築業界、住宅の事業に置き換えてみると、新しく家を建てる、と言うコトの提供ではなく、その新居でどの様な暮らしを目指されるのか、もしくはして頂けるのか、どのようにして家族みんなが安心して安全に住み続けて頂けるのか、と言う所に焦点を当てて建築工事をしなければならないということです。
商業建築の場合ですと、スタイリッシュないい感じのおっされーなお店を作る事に価値はなくお店をオープンさせた後にどうやって繁盛して頂けるのか、永続的なご商売をして頂けるのか?を提案出来るかに価値はあると言う事になります。
その(見る事の出来ない)部分を如何に担保するかが問題になるのですが、その答えは出来る限り、考えうる限りの情報や知識を絞り出して提案をする事と、クライアントの本質的なニーズを如何に掘り起こすかにあると思っています。
もう一つは、(出来る範囲で)ご商売がうまく行くようなお手伝いを誠実に履行する事。
そんなコトを愚直に継続する事によって、(そのうち)企業としての価値観や存在意義を認めて頂けるようになるのではないか、と思うのです。
そんな訳で、思いついたのはひょんな拍子で時間を頂く事になったビジネスランチ会でのアピールタイムをクライアントのお店のために使おうと言う事です。
少しでもご商売の役に立てればというのと、冒頭の日選びのいわれ通り、廻り回って(何倍にもなって、笑)帰ってくればいいなーと思います。
明後日の神戸パワーランチ会、楽しみです。
長くなりましたが、お題目は現場周りをしていて見つけたクライアントのお子さんからのメッセージです。
夕方、新築の建て替え工事ということで、既築の住宅を解体している真っ最中の現場に行きました。
近隣の方に迷惑をかけないように、と細心の注意を払って作業を進めておりますが、解体工事もそろそろ終盤と言う事で現場の様子を見にいっておこうかということです。
くれぐれも丁寧に、と口を酸っぱく職人さんに伝えていた甲斐あってか、近隣の方にも不評を買う事無く、クライアントにも近所の人に褒めてもらったと、とても喜んで頂いてわざわざお礼のお電話を頂いたよ、と労をねぎう意味も込めて現場に向かったのです。
屋根も2階の床も外壁もほぼ撤去され最後に残った建物奥の壁をふとみると、仮住まいに引っ越しのときに子供達が書いていった落書きが目に入りました。
兄弟仲良く絵文字?のサインと一緒に書かれていたのは、長い間住んできたお家に対する感謝の言葉。
実はこの家に引っ越して来られた時も私たちすみれがリフォーム工事に携わらせて頂きまして、それから長いおつきあいをさせて頂いております。
その時、クライアントと一緒になって新しく移る住まいで楽しく、便利に快適に住めるようにと一生懸命に工事をさせて頂いた記憶が今も鮮明に脳裏に焼き付いています。
今回、諸事情あってまたそのお住まいを新しくさせて頂く事になった訳ですが、その昔精魂込めて工事をさせて頂いた家にこのような感謝の言葉を書いて下さっていたのを目の当たりにして、改めて建築の仕事をして来て良かった、と言う想いと何年にも渡り、何度も繰り返し私たちすみれとお付き合いくださるクライアントがいてくださる事への感謝の気持ちがこみ上げて来ました。
「いままでありがとう」
リフォームを手がけた家に対する子供達のその気持ちを我々の仕事に対する気持ちと受け止め、より一層、喜んで頂ける家作りをすると、固く心に誓いました。
G様、ご家族の皆様、本当にありがとうございます、そして引き続き宜しくお願い致します!

私たちすみれ建築工房は


『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、

『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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