久しぶりに日の出前の出勤となりました。
5時からゴソゴソと準備を始め5時半には工務スタッフと2tトラックに乗り込んで名古屋に出発。
名古屋の繁華街、栄のクライアントのお店に8時ジャストからの工事着工を目指して夜明け前の高速道路を走りました。
一日中現場に張り付いて一職人ととして働くのは東日本大震災後の関東の現場で出張させていたスタッフと入れ替わりに現場担当として工事を進めて以来です。
震災後に現場に向かったのは福島原発の事故が収束しまいまま、一旦中断した現場を再開する事になり、スタッフを現場に戻すのが躊躇われる状況という事で、自分一人で工事を進めに行きました。
所謂非常事態ですね、
そして今回もやっぱり非常事態、我々すみれの小さなミスや見逃しが積み重なってクライアントに多大なご迷惑をおかけした失敗のリカバリーです。
万全を期して準備をしたつもりですが、絶対にこれ以上の失敗は許されないという状況を受け止めて、自ら作業服を来て施工に携わりました。
現場担当のかとチンには絶大な信頼を寄せていますが、完全に信用はしていない、といういつもの持論の実践と言った所でしょうか、
少しのハプニングもありましたが、なんとか予定の工事を終える事が出来て胸を撫で下ろしました。
営業中の確認までしっかりとさせて頂きましたので、もう大丈夫。
長い間ご不便とご迷惑をおかけしましたが、これから安心してご商売に専念頂けると思います。
M様、本当にすみませんでした、そして今後ともよろしくお願い致します。
原理原則を価値観として、生活の中心をそこに見いだそう、と心に誓ってからかれこれ十余年が経ちます。
まるで農業の営みのように、ご縁と言う種をもらい、信頼と言う苗を植え、肥料や水を遣るように時間を賭けて誠実に頂いたご縁を育てる事でカネも学もコネも無い私の様な人間でもなんとか世間様に受け入れて頂けるようになると思って今までがむしゃらに進んできました。
それが少しずつ成果となって表れ出したと思った矢先にこのようなありえない様な失敗を犯してしまうというのは、やはり自分の中に慢心が生まれて来たのなのだと思うのです。
それは、自分にとってもスタッフや会社にとっても本当に辛く厳しい事でもありますし、何よりクライアントにご迷惑をおかけしてしまうという信頼を根底から覆す、あってはならないコトを伴っている訳ですから今後の糧にするという様な軽いものでは決してありません。
しかし、この教訓は失敗を二度と繰り返さないという決意のきっかけにせねばならず、いまこそ、創業当初から何よりも重要視して来た「顧客の立場に立った目線」を全社一丸となって業務の中心に据えて、一丸となって社業に励みたいと思います。
原理原則中心の考え方の浸透とその実践の為のシクミ作りに集中したいと思います。
私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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