JUGEMテーマ:日記・一般
世間様では3連休の最終日。
私にはあまり関係は有りませんでしたが、朝の散歩でいつもの神社にお参りにいったら日の丸が掲揚されているのを見て、ああ祝日なんだと再確認。
お嬢とすみれママは何でも映画を観に行くとかで、一応、カタチだけでもホリデーモードになっておりましたが、私はというと朝と夜の仕事の合間に滋賀県和邇まで月に一度の茶の湯のお稽古。
いつもの日常を過ごしました。
お稽古を終えて、大阪での打ち合わせに向かう道すがら、夕暮れの琵琶湖の上にかかる虹を見つけて、生で虹を見るなんて何年ぶりだろう、と嬉しい気持ちになりました。
単なる自然現象なのは分かっていてもきれいなものを見るのはいくつになっても嬉しいものです、そして、なにかいい事が有る様な予感がするから不思議です。(←子供のまま、笑)
ま、比良山の上には暗雲も立ちこめていたんですけどね、(嫌な事は気にしなーい、笑)
お題目は、このところよく考えを巡らす、『行動』についての考察です。
『全てのモノは二度作られる』
と言ったのは、心の師であるコヴィー博士ですが、仕事をする上において、設計図というか、ビジネスプランをしっかりと練り、戦略を建ててから実際の行動に移すべきだ、という意味で私は受け取っています。
素晴らしい理論構築をされたマーケティングの書籍を読んで、その理論に自社のモデルを当て嵌めて、入口から出口まで、机上で作り上げてから一つずつ行動に移して行く。
一度頭の中でイメージした事を実際の行動でなぞって行くとでも言うのでしょうか、ぶれずに確実に目標に向かって進んで行くには問題を見つける度に処置をする様な行き当たりバッタリ方式では難しいと思うのです。
そして、中長期の計画を実践するには、一度きりの行動では絶対に叶うはずも無く、持続継続して行動を積み重ねる事が、不可欠である、と。
これが『習慣化』であり、それをサポートするのが『見える化』なのだと思い、その習慣化と見える化を徹底して社内のシステムに落とし込む事が、マーケティング理論に沿ったヴィジョンを達成へと導いてくれる唯一の手法だと信じて5S活動に代表されるその手の取り組みにすみれでは全社を挙げて懸命に取り組んでいます。
ここで、一つの大きな問題に最近気付きました。
机上で考えた、これはイイ!と思った習慣化の取り組みも何でも実行出来るとは限らないということで、いくら見える化とセットにしてもハードルの高すぎるものはやはり習慣として定着しないのです。
その解決の方法が、お題目にある『自分(自分たち)の意思の弱さを思いっきり認める。』という事。
そう、私を含め、殆どの人はとても意思が弱く、ルールを決めたから(決められたから)と言って、直ぐにそれを守り、習慣として定着させてコツコツを目標に向かって実績を積み重ねる事など出来ないのです。
今日の茶の湯のお稽古で、相変わらず遅々として上達しない自分に若干の失望をしながらも、それでもゆっくりと前に進んでいる自分の姿を振り返り、そんな事を思いました。
もっと速い上達を目指すのであれば、お稽古の回数を増やすことはもとより、お稽古の前後の予習、復習、そして間の日にも自主トレをすればいいに決まっているのは、今更考えるまでもなく当たり前すぎる自明の理であるのです。
しかし、お稽古を始めた2年半目に張り切ってそれだけの習慣を自分に課していたとしたら、必ずといってもいい位、どこかでくじけて、習慣を崩し、やもすると心を折って茶の湯のお稽古自体も辞めているかも知れません。
そう、ひと月に一度のお稽古を(だらだらと)続けるくらいしか私の意思の力は無いのです。
自らの弱さを知り、その実力応相分の目標設定が持続継続していける習慣化への道なのだと言うことだと思います。
無理した習慣は無駄やムラを伴うということなのでしょう。
社内に山ほどあるルールとしての習慣ももう一度良く見直してみたいと思います。
(誰しもの)意志が弱い事を良く認識した上で、守るべき事、必要な事を抽出して、効率の良いアクションプランを再構築する、もしくはあまりにも弱すぎるモノについてはその基本的な部分を鍛え直す様な取り組みが必要だと改めて思いました。
自分のだらしなさを目の当たりにして、、(涙)
それでも、目指すところがある以上、前に進んで行かねば、ね。☆