X design academy TAIWAN stage day2〜テーマはvisionと文化〜

令和元年10月20日 曇り

テーマは文化

引き続きどんよりとした曇り空の台北からスタート。諸事情あって予定より帰国を一日早めて神戸に帰りますが、珍しく午後便のフライトにしたので午前中は少しゆっくりして、松山文創園界隈をランニング。誠品ホテルをはじめとする大都会らしい複合商業施設と対照的な緑溢れる公園の中の古い建物をリノベーションして最先端の台湾カルチャーの発信基地の界隈の通りを隈なくチェックしつつ、いい汗をかいて1日のスタートを切りました。安ホテルのスイートルームをチェックアウトして桃園空港に向かう前にももう一度立ち寄って開店後の悦楽書店に立ち寄ったりと、今回の訪台の私の中のテーマである文化を伝えるのと創り出すのを一体にする為のエッセンスを感じることが出来た様な気がします。帰国してから言語化そして事業への反映に取り組みます。

文化と意味。

最近の学びから、これからの激しい環境が変化する時代に生き残るには、存在に値する価値が必要なのは従前ですが、その価値を考える際には再度、サイモンシネックが提唱したゴールデンサークルにもあった、何の為に?という自分の在り方を見直す質問が重要で、それは同時に「意味」を考える設問であると認識を改めさせられておりまして、自分自身に問いかける必要を強く感じておりました。そして、リブランディングにあたって自問自答をする中で浮かんで来たのが「文化」と言うワードです。20年前の創業時に掲げたすみれのミッションステートメントにも「日本の伝統文化の担い手として次世代の人材を育成します。」と掲げてあり、文化とモノづくり企業とは切っても切れない関係ではありますし、私が茶の湯や書道を長年続けて学んでいるのも、そもそも興味はあったのでしょうが、最近は日本の伝統文化を学び、継承するだけではなく、新しい文化=意味を創り出す必要を強く感じており、今回の台湾で何かキッカケを掴めればとぼんやりと考えていました。

X design academy TAIWAN stage day2

そんな台湾でのX design academy TAIWAN stageの2日目は場所をMRT昆明站のコワーキングスペースに移して台湾人と日本人の混同メンバーでMaasの新しいサービスを考案し、提案するというワークショップでした。台湾のメンバーは娘とあまり年齢が変わらない学生さんも混じっており、文化と言語と年齢のトリプルギャップもありながらも、日本人チームメイトになったサイトーさんが超優秀なディレクターぶりを発揮してまとめて下さいました。フィールドワーク、ワークショップをそれぞれ1日程度行ったくらいで素晴らしいサービスを考案できた!とはならないのは致し方ないですが、ワークショップを通して台湾の若者の意識が良く分かったのは大きな収穫で、20歳そこそこからUXデザインを学び、新しい世界にチャレンジンジングに向き合っているのは凄いと思いました。gogoroの様なスタートアップ企業が生まれる素地を見せて貰った気がします。あとは、今回のワークショップに参加するまではっきりと認識していなかったMaasのサービスが如何にこれからの産業で大きな役割を持つのか、そして私たち住宅インフラの企業にも深い関連があることが分かったのは大きな収穫でした。

 

 

VISIONとインサイドアウトと意味のイノベーション。

今回の台湾での学びを振り返って、やっぱり圧倒的に良かったのは山崎先生の意味のイノベーションにかかる講義をワークショップに落とし込んだ事でした。UXデザインはユーザー体験の観察調査からインサイトを見出して新たなサービスデザインを生み出す手法であり哲学だと理解をしています。そこでは基本的に先入観を捨てて、作り手の強みからではないユーザー中心のプロダクトアウトであるべき、アウトサイドインの意識が必要だとと学んできた中で、住宅の様に自分たちにしか出来ない、この世に一つのモノづくりを目指したいと考えれば、インサイドアウトの思考が絶対的に必要になります。ちょっとしたマトリックスに陥っており、この熱い部分を無くして、私たちに勝ち目はないとそこはかとなく感じていたのが山崎先生によって言語化され、サービスデザイン創出のロジックとして組み立てられたのを聴けて、ワークショップで体験できたのは、リブランディングも大詰めに差し掛かってきた今のタイミングがあまりにもドンピシャで、本当に幸運でした。週末のday1のブログにも同じ様な事を書きましたが、day2ではそれをワークショップで体験することが出来て、ドスンと腹落ちさせてもらいました。

 

圧倒的なVISIONを掲げろ!

昨年もこのXデザイン学校の台湾stageに参加させていただき、非常に素晴らしい様々な体験をさせて頂きましたが、今回はそれを完全に凌駕する充実した内容で、特に、gogoroのCMO彭さん本人の熱くビジョンを語られた姿には、創業して20年も経つと起業家とは言わないのかも知れませんが、自分で事業を立ち上げた経営者としては感動すると共に、今一度心に火を灯された様な気がするくらい、熱い熱気を感じました。アイキャッチのEスクーターが明け方に大挙なして走ろうとしている画像が秘めた「意味」感じルことができたそのプレゼンテーションを裏打ちするかの如くの山崎先生の意味のイノベーション、インサイドアウトを磨き、高い志を掲げてビジョンを打ち出せと言うメッセージには正直しびれました。住宅業界と言うカテゴリーを飛び越えて、暮らし全体のインフラに関わる企業としてイノベーションを起こせるように精進したいと思います。素晴らしいご厚誼をいただいた山崎先生、佐藤先生、台湾の林先生をはじめとする講師陣の皆様と主催されている浅野先生には心より厚く御礼を申し上げます。またチームメンバーの皆さん、一緒にワークショップに参加してご縁をいただけた日本台湾両国の参加者の皆様にも多くの刺激をいただくことができましたありがとうございました。次回日本ステージが開催される福岡にもぜひ参加したいと思いますのでその際はよろしくお願いいたします。謝謝!


UXにのめり込むおっさん3人の図。浅野先生のfbより拝借しました。(笑)


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