JUGEMテーマ:日記・一般
良く降る雨でした。
朝、目覚めた時から降り続いていた雨はとうとう一日中降り続きました。
落ち着いた雰囲気の1週間の立ち上がりとなり、午前中はデスクに座ってデスクワーク。
溜まりに溜まっていたタスクの整理とスケジュールの組み直しから始めました。
「リセットとグラウンディング。」
以前から何となく不定期にやって来ている事ではありますが、最近、特に気にかけるようにしている事でして、うまく習慣化に取り入れることが出来ないかと試行錯誤をしているところです。
リセット、もしくはリフレーミングという言い方でもいいかも知れませんが流れ続ける時間に区切りを付けて自分の今の状態や立ち位置を確かめることと、グラウンディングと言われる地に足をつけて自分の中心を確かめ直す事を定期的に行う事によって、情報が溢れている今の時代でぶれてしまいがちな自分自身の価値観を確かめるのが必要ではないかと思ったりして、出来るだけそんな時間を持つように意識するようにしています。
なかなかうまく行きませんが、、
「人生とは時間である。」
確かにそれは間違いなく真実としての一面を持っていると思います。
最近になって先輩方の突然の死に相次いで直面するような事もあり、時間の大切さを特に思うようになりました。
しかし、(今の私の価値観で言うと、)実際は時間自体に価値がある訳ではなく、その時間になにを成すか?という命題がつきまとって来ます。
私のような駆け出しの経営者はすぐに緊急で重要な事に絶えず追い回されている状態に陥りやすく、時間やタスクに追われ走り続けるような毎日になりがちです。
このサイクルでは、「何かを成す」ことはいつまでたっても出来ずに、「目の前のことをこなす。」ことばかり、、
モチロン、それも重要な事ではありますが、この一瞬が人生そのものだという観点から俯瞰してみれば、目の前のタスクをこなしながらも、人生を賭けて行うべき事について意識をし続ける事がとても重要だと思うのです。
とはいえ、私のような不器用な人間にはそんな意識を持ち続ける事はそう簡単に出来る事ではなく、定期的に立ち止まって、振り返り、羅針盤を確認してからもう一度進み出すという手順を踏まなければ、すぐに煩雑な日々の業務に埋もれてしまいます。
40代も後半になってやっとそんなサイクルに目を向けられるようになったという事なのかも知れませんが、、
そんなこんなで、しばし足下を見直しながらの一週間の立ち上がりとなりました。
昼からは現場調査に同行したり工事中の現場に打ち合わせに行ったりと相変わらずの出ずっぱり、雨にも負けじと走り回り、最後は完工のチェックを兼ねて店舗の新装オープンのオペレーションの確認も兼ねた試運転に向いました。
若手大工、大ちゃんのデビュー戦の現場という事で、いろいろと気を揉んだりもしていましたし、何度も現場に足を運んだりもしていた現場です。
最終のチェックに行ってみるとやはり細かな是正点は多々ありましたが、全体的にはまずまずの仕上がりとなっており、クライアントにも喜んで頂けておりました。
本人曰く、「やり切った、という感慨はあまり無く、はじめから自信があったので、」と、強がってはおりましたが、帰りの車の中では「ふうー、」と大きなため息と共に「やっと一息です、」と本音もチラリ。
ご協力頂いた職人さんに聞く所によると、自ら夜間工事のスケジュールを組んで徹夜して建具の取り付けをするなど、ずいぶん慎重になって現場を進めていたとのことでしたので、この結果に慢心すること無く次の現場では私に小言を言われる事が無いような完璧な工事を目指してもらいたいと思います。
私から見ると、やっぱりまだお客様からの目線で見切れていないという事でもありますし、反省点も沢山あるかと思います。
オープンまでの時間でその辺りの問題を全て解決して気持よく営業を始めて頂けるようにもう一踏ん張り必要ということで、粘り強く頑張ってもらわないといけませんし、これをやり切っていく事で現場を任される職人として成長していくのだと思います。
ここで、一息入れたタイミングでリセットとグラウンディングをするといいのですが、、(笑)
にしても、大ちゃん、ご苦労さん。
そして、(大ちゃんを男にしてやろうと)ご協力下さった沢山の職人さん、業者さん、そしてすみれの仲間にも(私からも)心から御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
深謝。
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全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念に掲げ、
2.EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の高性能新築住宅。
3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
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