令和元年12月27日晴れ
事務所の仕事納め。
すみれ事務所は本日をもって年内業務を終了とさせていただきます。もちろん現場はまだ動いておりますし、明日からのお休みを利用して私は事務所の改装工事を請け負いましたので年末年始は殆ど事務所におりますが、事務所の電話はつなげれていないかもしれません。緊急の用件の方は携帯電話にお電話いただければと思います。そんな仕事納めを控えた今日は、年末恒例の社員との面談マラソンで朝から晩まで語りっぱなしの聞きっぱなし、スタッフと今年1年の成果と反省を共有して、新しい年を迎える準備の1日となりました。夕方からは、明日からの事務所改装工事の準備に、大掃除ならぬ大片付けで、未だかつてない落ち着きのない慌ただしい仕事納めとなりました。
アップルタイマー発動。
話は変わって、実は昨日から愛用しているMacBook Proを修理に出しておりまして、パソコンなしの生活をしています。と言いながらも、会社のWindowsのパソコンで作業はできるのですが、このブログを始めクラウド等のインターネットサービスを使おうとすると、ログインパスワード情報をいちいち打ち込まないと使えなく、ずいぶん苦労しております。しかし、Apple Storeの担当者によると最短で明日には修理の終わったパソコンが手元に帰ってくるとのことなので、安心して滅多にないPCデトックスの不便な暮らしを楽しんでます。(笑)
先送り癖の自己嫌悪。
3日ほど前に、以前から調子が悪かったMacBook Proのディスプレイが突然真っ暗になったまま見えなくなり、ずいぶんと焦りました。少し前からバックライトの光量が少なくなっていたりと、調子が悪く、もしものことに備えてデーターのバックアップを取ろうとしていたのですが、毎日の忙しさにかまけてつい先送りを繰り返し、未だバックアップ作業をしていないままでした。なんと1年間以上分のデータが吹っ飛んだかと思い、なんてバカなことをしたんだと自己嫌悪に陥ってしまいました。
絶対的安心感と信頼感。
その時は、いくらリセットしても起き上がらないので、Appleに電話して相談しました。電話口で親切丁寧にリセット方法を色々とご指導いただきましたが、結局、全く画面が映らないままで、これはパソコン本体がダメかもしれませんね。と言われたこともあり、この忙しい年末になんてことだと嘆きながら、新しいパソコンを購入する覚悟を決めて、Apple Storeの予約をしてもらいました。昨日、電源の入らないMacBook Proを心斎橋のApple Storeに持ち込み、動作チェックをしてもらったところ、バックライト以外は何ら問題がないし、なんと、「この不具合は無料修理の対象で費用もかからないので、買い直すのはやめて修理をしてそのまま継続して使った方がいいですよ」と勧められました。いつ行ってもApple Storeの担当者さんの誠実で真摯な態度には感心させられます。
やめられないアップルユーザー。
(無料修理ということもあり、)Apple Storeの店員さんの丁寧な対応に、いたく感激して、「アップルタイマーが起動して壊れやがった」なんて悪態をついていた自分自身が恥ずかしくなりました。私はやっぱりまだまだiPhone ×マック派から抜け出すことはできないようです。
現在、時価総額ベースでも世界ナンバーワンのブランド企業になっているApple社は、スティーブ・ジョブズによるマックコンピューターとiPhoneの衝撃的なリリースで一躍世界のトップ企業に踊り出ましたが、その背景には卓越したプロダクトを創出しただけではなく、企業全体として顧客に真摯に向き合う「卓越の戦略」を用いてきたと言われます。
卓越の戦略。
卓越の戦略とは、全米ナンバーワンマーケターと言われ、日本でも繰り返し高額セミナーを行ってきた事でも有名なジェイ・エイブラハム氏が提唱した概念で、以前にもこのブログでも繰り返し紹介してきましたし、職人起業塾の講義でも毎回、詳しく説明を繰り返しています。また私たちすみれ建築工房も、Apple社とは全く規模は違いますが、卓越の戦略を実際の業務に落とし込める様にスタッフと常々その考え方や姿勢を共有し、概念を実践で裏打ちするべく10年にわたり取り組んで来ました。ちなみに、Apple社も取り入れて来たとされる卓越の戦略は以下、
ジェイ・エイブラハム卓越の戦略
あなたから何か買う人は、単なる「顧客」ではなく、あなたの保護下にある「クライアント」と考えるべきである。
クライアントの生活をより良いものにする、という高次の目的のためだけに、ビジネスに取り組む。
惚れ込むべき対象は、自分の商品ではなく、クライアント。
クライアントが言葉に出来ない想い、ニーズ、課題を明確に表現し、それを満たすリーダーとなる。
あなたやあなたの会社、商品、サービスがなかったとすれば、クライアントにとって損になる程のレベルで商売をする。
あなたとクライアントの双方が、信頼、誠実、尊敬の対象となるような精神的な「きずな」を構築する。
大事なのは量ではなく質。
昨日の勉強会の後の忘年会でも話題にのぼりましたが、日本ではアップルユーザが多い様に思われているのに対し、世界的なスマートフォンのシェアを見るとアンドロイドが圧倒的に多く使われています。シェアだけを見るとアルファベット(Google)がアップルを大きく抜き去ったかのように見えますが、その実態はスマートフォン市場の利益の80%をアップルが握っていると言われます。シェアが少なくても高い価値を認めてくれる顧客を持ち、高い収益率でものが売れるのがブランド企業であり、このデーターは時価総額とともにアップルが世界一のブランド企業だと言われる所以を顕著にしましています。
スーパーベストプラクティスはアップル。
そして、Apple社はその高い収益率を誇っているからこそ、あんなにスタイリッシュな店舗を構え、能力の高いスタッフを数多く揃えて顧客への懇切丁寧な対応ができるし、自社の不具合に対しては惜しみなく無料で修理をするサービスもできるし、また、電話での受付窓口でさえプロフェッショナルな知識とスキルを持った人を配置することができるのだと思います。私たちのような小さな会社がアップルを目指すと言うのはあまりにもおこがましいですが、それでも一人ひとりのお客様に対して向き合う姿勢はやはりお客様にとって「卓越した存在」になるように精一杯の努力をしたいと思うのです。
インナーブランディング。
小さいながらも高い価値を提供し、それを認めてもらえる状態を整えていくことで持続可能な地域に根ざしたスモールビジネスでもブランドと人としてもらえる様なビジネスモデルを作り上げたいものだと、今回のパソコントラブル、Apple社とのやり取りでの自分自身の体験を通して改めて思った次第です。来年から、社名まで変えて取り組むリブランディングの口切りとして、明日からの年末年始の事務所の休業中に改装工事を行うのもその一環です。これを起点にしてお客様にとって卓越した存在になれるようにまずは内側から。インナーブランディングを充実させていきたいと思っています。
有限会社すみれ建築工房は「建築、暮らしだけじゃない、その先へ」をコンセプトに社名と業務内容を2020年1月19日から変更し「株式会社四方継」と変わります。
新会社「株式会社四方継」は「人、街、暮らし、文化を継ぎ「四方良し」を実現する」を理念に、
建築事業部「つむぎ建築舎」で「受け継がれる価値のある丁寧なものづくり。」
地域コミュニティー事業部「つない堂」では「人を繋ぎ、ご縁を紡ぎ、いい街を継ぐ」
二つの事業部で二つのビジョンの達成を目指します!
残席1名のみです!お急ぎください!
現場戦力化 職人キャリアプラン構築ワークショップ インナーブランディング#2
実際の帳票や運用のファイル等を共有しながら、現場実務者に特化した人事制度の構築の足掛かりを掴んで頂けるワークショップです。職人育成に取り組まれている、もしくは今後、職人の採用、育成に注力したいと思われている経営者の方は是非ご参加下さい。
日時:1月28日(火)14時〜18時 終了後懇親会あり
参加費用:5000円 懇親会は別途5000円
場所:スペースアルファ三ノ宮
定員:10名
https://www.facebook.com/events/2742407679131715/
2020年1月東京塾締め切り間近、お急ぎ下さい!
2月福岡塾6ヶ月コース開講予定、塾生若干名募集中!
助成金活用等、お気軽にお問い合わせください!
https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/wp-content/uploads/2018/08/f4f7901fe4fbf822cb614821800a2e7f.pdf
10月31日(金) 卓越の戦略 現場マネジメント改革【6ヶ月研修】
オブザーバー参加受付中!
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