JUGEMテーマ:日記・一般
週末の向けて天気は上り坂。
暖かないい朝でした。
今日は久しぶりに一日オフをもらって刃を研ぐ時間を持つことに、
麗らかな春の陽の下、電車に揺られて滋賀県の和邇まで茶の湯のお稽古に向いました。
薄暗いながらも雪見障子の向こうの縁側から差し込んでくる柔らかな光を受けながらいつもより少し長い時間、静かな時の流れに身を置きながら、カタチを守ること、そしてそのカタチを通して心を表すことのお稽古に集中させて頂きました。
茶の湯を嗜む、というには未だ程遠いレベルの拙いお点前しか出来ないままですが、定期的にお稽古を積み重ねることで少しずつ、日本古来の伝統文化に支えられ、継承されて来た所作が身に付いて来ているような気もしています。
千里の道も一歩から、そして休むこと無く歩みを続けることでいつか千里の果てまで辿り着けると信じて(遅いながらも)歩みを進めて行きたいと思います。
3月も半ばを過ぎ、春分ももうすぐそこまで来ているということで、陽もずいぶん長くなりました。
お暇するのが少し遅くなりましたが、帰り道でも残雪を頂きに残した比良山は(珍しく)きれいにその姿を見せてくれていました。
刃を研く日、という事でもう一つは行き帰りの電車の中での読書です。
久しぶりに建築の実務書以外のビジネス書を読みふけりました。
昨年のマーケティングの復習会にわざわざ東京からお越し下さり、ハーバード大学の白熱教室ばりのセミナーを行なって下さった鳥内浩一さんからプレゼントして頂いた一冊。
『ノーリスクで儲かる仕組をつくる「コラボ」の教科書』
最近のバタバタの中で、私が行なって来たコラボ事例のリポートを鳥内さんに送ろうと思いつつ、出来なかったにも拘らず、発売したての新刊を送って頂きました。
とてもいい書籍だったので、ご紹介したいと思います。
とても読みやすく、理解しやすい内容で一気に読了。
そして、非常に勉強になりました。
一見、題名だけ見ると、ジョイントベンチャーのノウハウ本の様な印象を受けますが、そんな薄っぺらなものではもちろん無く、フレームワークの使い方を始めとする実務のヒントはモチロンですが、閉塞感に包まれている日本のこれからのビジネスの方向性を指し示す重要なメッセージが込められておりました。
その根本に根ざしているのはやはり原理原則。
『7つの習慣』のスティービン・R・コヴィー博士
『ハイパーマーケティング』のジェイ・エイブラハム氏
『マネジメント』のP・F ドラッガー博士
等々の偉大な人たちが提唱して来た原理原則に則った在り方こそがビジネスを成功させる。という理論を踏まえて、それを如何に私のような(吹けば飛ぶような)経営者が実践に結びつけることが出来るかを分かりやすい理論に噛み砕いて著してくれておりました。
特に、著者が繰り返し訴えられていたのは日本人が悠久の歴史の中で継承し熟成して来た世界に類を見ない独特の価値観の素晴らしさです。
「和を以て貴しとなす」
この価値観こそがコラボというビジネスモデルを成功させる根本であり、日本人の持つ真の強さだ、という論調には甚く共感した次第です。
奇しくも、今日は茶の湯のお稽古の日だったということで、日本の伝統文化の大きな柱である『おもてなし』もしくは『一期一会』の心を学ぶ日と重なったこともあり、ことさら心に響いたのかも知れません。
鳥内さん、本当に勉強になりました。
以前から申し上げておりましたが、なんとか時間を作って『日本発新資本主義経営』のプログラムに参加してみたいと思います。
その時は宜しくお願いします。
本当にありがとうございました。
深謝。
**************************
全ての人に快適な住環境を提供したい! 私たちすみれ建築工房は
を理念に掲げ、
2.EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の高性能新築住宅。
3.21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。
↓ ↓ ↓ ↓