建築技術の高地トレーニング。

 

JUGEMテーマ:日記・一般 

たくさんの仲間と学び、盛り上がり、懇親を深めた名古屋を後にして今日は岐阜は恵那市へ、

日本の住宅の高気密・高断熱化の研究を推し進める新住協の研修会で、日本一の実験棟をもつ工務店として有名な金子建築工業さんへの訪問と、伊勢神宮の遷宮の普請に使われる木材を算出する、文字通り日本一の桧の山林への見学です。

はじめに金子社長が長年実験と検証を行なって来た結果を踏まえた、今現在、そしてこれからの取り組みをお聞かせ頂きました。

木造で建てなければならない理由や、

世界的な環境負荷を減らす住宅へのオーダーの流れなどもご説明頂きました。

昨年出来上がったというモデルハウスでは最先端である建物の構造自体で蓄熱することによって自然エネルギーの活用を効果的にするという理論と実物を見せて頂きました。

日本の高気密・高断熱住宅は、それぞれの土地に合った多様な気候に合わせて、その土地に一番あうスペックと、自然エネルギーの取り込みを考える時代に入って来ました。

その後は実際に進めている工事現場に。

エネルギー容量を増やす為に、という理由で土壁を採用しているのには衝撃を受けました。

結局、日本の風土気候に合わせた家づくりを突き詰めて行くと伝統工法への回帰となるのかも知れません。

最新の断熱気密施工による熱エネルギーの損失を止めて、家の中で溜めてロス無く使い切る。

コストや工期とのバランスをよく考えて見たいと思います。

高いレベルにまみれる。

という考え方があります。

まるでマラソンランナーが高所でトレーニングするようなそんな気分を味わうことが出来ました。

明日はいよいよ、(文字通りの高地トレーニング、笑)神になる木を生み出す聖なる山に登って来ます。

明日天気になあれ!

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すみれ建築工房 ミッションステートメント

創業時から変わらない私達の想い

それは作り手側から見た業界の悪習を断ち切りたいと言うその1点に尽きます。

しっかりと社会保障をされた職人が早く出来た事が儲かることではなく、完璧なものを作ることで評価されるシステムを作り上げ業界のスタンダードにしたい。

それがすみれが社員大工での施工に拘る理由です。

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私達が誓うこの憲法に従いお客様に安心と安全そして心地よい環境を提供致します、それは工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を通して社会に貢献すること。

業界の流れに逆流しながらも大工職人の内製化を守り、社員大工による自社施工に拘っています。

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