漏水調査と固定概念。

令和2年7月6日雨

またもや観測を史上最大の豪雨。

九州では熊本の球磨川流域を始めとして堤防の決壊や土砂崩れが相次いで起こっており、腹横筋を立って避難勧告が出されているとの事。今日は鹿児島でも50年に1度の記録的な降水量を記録しているらしく、神戸でも1日中激しい雨が降り続き、たかが雨と侮れない、少し恐怖を覚えるほどでした。環境破壊を繰り返してきた人間への罰として、天の怒りを買ったのか、大自然の摂理による気候変動なのか、よく分かりませんがとにかくこれ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。

コロナ第二波到来?

1週間のスタートとなった月曜日の今日は午前中、店舗付き住宅の新築工事のファーストプランのプレゼンテーションに同席、昼からは新築保育園のご相談や、木製高級玄関ドアの再生のご相談、メンテナンスを請け負っているマンションの漏水調査など、土砂降りの雨の中、忙しく走り回る1日になりました。東京では連日、コロナの新規感染者が100名越えとなり、まるでコロナの第二波がやってきたかのような報道が繰り返されておりますが、神戸の片田舎ではすっかりコロナの影響を感じない平常時と同じになってきました。

雨が降ると忙しい。

台風や梅雨の季節、大雨が降ると必ず何件かの問い合わせや相談の連絡が入ります。私などは暴風雨や土砂降りになるとの天気予報を見ると、緊急対応で忙しくなると思う癖がすっかりついてしまっています。しかし、激しい雨が降りしきる最中に雨漏りの現場に足を運んだからといってできる事は極々限られており、気休め程度の応急処置しかできないことがほとんどですが、逆に雨が降っているときに足を運んでみなければわからないことも稀にあったりもします。今日の夕方に向かったマンションでは、何年も前から原因不明の漏水に悩まされておりましたが、このところ激しく雨が降った時に合わせて数回現地で状況を確認した結果、ようやくその原因を突き止めることができました。

答えは現場にあり!

その現場では数年前からごくたまに、強風を伴った豪雨の時にマンションの廊下部分に小さな水たまりが発生して、雨が上がった後に確認に行ってもその経路を特定することができないままでした。外壁や屋上周りの怪しい箇所をしらみつぶしに防水処理をしても、少し時間が経ってから思い出したようにその水たまりが発生し、頭を悩まされていました。つい先日、土砂降りの真っ只中に現地を確認に行ってもらったところ、天井ではなく壁についている分電盤の裏から水が出てきていることを突き止めて、今日、屋上の塔屋の壁にある防水コンセントの周りにかびや苔が発生しているのを確認してテレビアンテナのケーブル配管の(中ではなく!)外を伝って水が侵入しているという原因に漸く辿り着くことが出来ました。

固定観念の弊害。

原因だけわかってしまえば、処置は簡単ですし、何の事は無い単純な水漏れで、これまで何年も不思議な出来事があるんだと思っていたのが非常にばかばかしく感じました。それにしても、防水コンセントの周囲から電気配管の外を伝って雨水が侵入してくると言う事例はこれまでの長い経験の中でも一度もなかったことで、完全に防水コンセントは防水できているはずだと言う自分の固定観念に縛られておりました。反省するところ大ですし、自分自身を振り返ってみると固定観念に縛られて、物事の本質を見失っていることが自分では気づかないだけでひょっとしたらたくさんあるのではないかと心配になってしまいました。

経営理念など要らない。

先日、このブログで紹介したティールを超えると副題がついた「自然経営」と言う書籍の中に、私が長年、理想に掲げてきたスタッフが主体性と働き甲斐を持って個性を発揮しながら働く、有機的な組織を作り上げることの障壁の1つに経営理念があると書かれておりました。経営者の思い込みの塊である経営理念等、必要がない。と理念経営を学び続けて来た私にとっては斬新すぎる意見が書かれてありました。スタッフ個々に主体性を持ってもらうには、自分で考え、自分で判断し、自分で行動してもらう必要があり、経営者が「〜するべき。」と言う押し付けをした時点でそれをそいでしまうと言う理屈です。私にとっては経営の根幹を叩き壊されるような衝撃で、これも固定観念に縛られているだけなのかと自問自答を繰り返す事になりました。

〜べき論は悪か?

悶々とした気分であれこれと思索を繰り返した結果、私がたどりついた答えは、押し付けの〜べき論は排除すべきだと言うことで、スタッフに対して考え方や行動の選択についてこうすべきだと押し付ける事はやめようと思いました。しかし、同じ事業所で働く仲間の目的が揃わないまま、それぞれが好き勝手なことを行っていては事業は成り立たないのもまた事実で、目的に対する価値観は押し付けるのではなく、しっかりコンセンサスをとって共有しなければならないと思いますし、事業所として何のために事業を行っているのか?と言う問いに対する答え、方向性やあり方は「かくあるべき」としっかりした軸を持つべきだと思うのです。これもまだ固定観念に縛られているだけなのかもしれませんが、今後も柔軟な態度で学び続けることによってその検証を続けていきたいと思います。固定観念に気をつけて。


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