評価すべきは誠実さ。

令和2年7月17日 曇り

消え去った常識。

青空が顔を出した昨日は、散髪屋の親父さんとそろそろ梅雨明けですね、なんて話してましたが、今朝の天気予報を見ると梅雨前線は日本列島上空にどっかりと居座っており、不動の構えを見せていました。なんでも8月まで梅雨は続く様で、鳴り物入りでスタートする来週の4連休前から始まるgo toキャンペーンにも文字通り水を指す様です。梅雨って早く始まったから早く終わるものではないのだと言うか、もう例年通りが通用しない時代になったのかも知れません。

面談マラソン続行中

今日は終日、事務所のテラスでデスクワーク、夕方からは大工社員との面談の続きを行い、2名で2時間程度で終わるはずが、気づいたら10時を過ぎていて4時間も話し込んでいたことに気づきました。二人共、粗利目標を達成したり、大型案件の現場をまとめて工程通りに進めたり、次々と仕事を受注して来て若衆に現場を回すなど本来なら、私の口からは褒めて感謝の言葉が溢れ出すはずなのですが、現場や営業、施工管理等の実務ではなく、もっと基本的な社内の細々とした業務が出来ていない事が多く、結局、今回も苦言を呈さなければなりませんでした。

評価は期待とセット。

頑張っている社員に労いの言葉をかけずに、逆にダメだしをするのは、ひとえに期待値が高いからに他なりません。大工と言う職業柄、現場がうまく回り、お客様に喜ばれたらそれで満足してしまいがちですが、私としては大工である前に一流の職業人になってもらいたいと思っていて、現場実務以外の多くの役割を彼らに与えています。本人達にとっては面倒で苦手な事ばかりでしょうし、なぜ建築屋の本分である現場に一生懸命取り組んで成果に繋げているのに認めて貰えないのか、と、私に繰り返し説明され、頭では理解していてもどこか納得出来ない部分が何年経っても残っている様です。あと一皮剥けてリーダーシップを発揮出来れば、面談は私に評価されるのでは無く、自分自身の業績を提示してどの様にしたいかを告げる時間になるのですが、その一歩がなかなか超える事ができない様です。

心のブレーキ

頭で理解して、分かった事を実行、継続してルーティンとして身につけてしまえば、次のステップに進む事が出来る様になります。これをヘーゲルの弁証法的な螺旋の成長として人生に組み込めば、技術でも知識でも人間力でも同じで、確実に影響力は増すし、その分、思考を現実化する事が出来ます。至ってシンプルで分かりやすく、誰もが知っているにもかかわらず、そうならないのは、自分自身でブレーキをかけてしまうからだと思っていて、それは本人が自分のセルフイメージにひきづられてしまっているのがその根本的な原因です。残念ですが、私の力でそのブレーキを取り除く事が出来ずにいるのが現状で、彼らがあと一歩高みに上り、自立した誰もが羨むカッコいい大工になれない原因の一端は私にあります。

四方良しは近くから。

私達、株式会社四方継は今期から理念を刷新し、掲げているのは「四方良しの世界の実現」です。事業を通して誰も犠牲にならない、誰もが良くなる様にしたいとの想いですが、敢えて順序をつけるなら、一番身近なところから順番に良くなって貰える様にしなければならないと思っていて、不幸な作り手がお客様の幸せを担う家づくりが出来る訳がないと思っています。そういう意味では、事業運営の全てのコストを負担して頂いているお客様には大変申し訳無いですが、お客様第一主義ではなく、従業員第一主義と言ってもいいかもしれません。しかし、モノづくりは作り手の気持ちが乗り移るものであり、作り手がどんな気持ちで仕事に向き合うかに目を瞑る訳にはいかないと考えています。

最も重要なのは誠実さ。

最近、口癖の様に私が言い続けているのは目に見えるモノより目に見えないモノを大事にすべきだと言う言葉。社員との面談で私が本当に観なければならないのは、粗利目標の達成でも、顧客アンケートの点数でも、対応した件数などの仕事量でも無く、誠実さに代表される見えないモノだと思っています。そして、誠実さとは当然、私に対してでは無く、お客様だけでも無く、同僚や、特に自分自身への誠実さであり、甘えを(自分で)許してしまいがちな対象に対して、いかに真摯に向き合うかが重要だと思っています。少し視座を変えて長く、広い目で見れば、そこだけ出来ていれば全ての問題、課題が解決する様な気がしています。人は変えれない、でも、絶対に人は変われる。そう信じて私自身、誠実に精進して行こうと思った次第です。先は長いねー。


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