爽やかに晴れ渡ったいい朝でした。
神戸を離れて出張に出ている間もドタバタと走り回りますが、帰って来たら来たで実務がたっぷり溜まってて、めまぐるしい忙しさです。
落ち着いて、優先順位をまとめようとするも突発的な工事依頼なども入って来たりでなかなかじっくりとデスクに向う事も難しく、気持ちは焦るばかりです。
が、しかし、焦って大まかな仕事をしてうまくいくわけもありませんので、ここは平常心を保ち、いつものペースを守ろうと現場回りをした後、夕方からは月に一度の勉強会に出席しました。
たのしくてしょーないまで。(笑)
いつもの「理念と経営を考える経営者の会」、今回を最後に長年事務局を務めて頂いた和田さんが辞められることとなり今後の
位置づけや方向性を考えなおす会となりました。
長年続けているからと言って、惰性で続けるだけが価値があることではないと思ったり、、
それはさておき、和田さん、長い間お疲れ様でした、そしてありがとうございました。
新天地でのご活躍を心から祈念いたします。
お題目は今回の勉強の題材から、
創刊100号記念ということで、100年続いている企業を数社取り上げて、永続する企業の条件とはどんなものか?を探る特集となっておりました。
その号を読んだ私の感想は、やっぱり、『企業は人なり』ということで、一緒に働いてくれる人を大事にしない企業が長続きする訳は無いということと、規模拡大が企業の価値ではないということ。
地に足つけて身の丈に合った経営。
すみれも、ずいぶん前から売り上げの拡大から背を向けて、自社工事で出来る範囲だけの受注しかしない、そしてその質を高める為に、(スタッフにはずいぶん苦労をかけながらも)様々なシステムや決まり事、社内規定を設けてきました。
決して具体的に100年の継続を目指して来た訳ではありませんが、大きく揺れ動く外部環境に押し流される事無く、持続、継続できるビジネスモデルを目指してきたのは実際のところです。
そんな自分達の取り組みや価値観が、そんな素晴らしい企業とオーバーラップする事をうれしく思い、そして少しの勇気を頂けた気がしました。
欧米式の成長し続ける事を是とする自由資本主義的価値観ではなく、世界最古の企業と言われる金剛組に代表される日本古来の自立循環型のビジネスモデルを目指してこれからも精進して生きたいと思いました。
よし、100年企業、目指してみよ。
すみれ建築工房の目指すサイクル
創業時から変わらない私達の“想い”
建築のプロとして周りの人々にすこしでも笑顔になってもらいたい。
建築の仕事を通して健康や安全をお渡ししたい。
そして、地域社会に必要とされる企業となりたい。
100年。
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