梅雨ど真ん中の台北。
しかし、明日天気になあれ、と昨日のブログに書いていたらあれだけ分厚くたち込めていた雲が(少しだけ)切れて久しぶりに青い空を見る事が出来ました。
予定ではもう日本に帰国しているはずでしたが、「ありえない!」と絶句するような想定外の問題が色々と起こり、突然の帰国延期を余儀なくされました。
日本ではGWが明けて世間が動きだし、慌ただしくなるのが分かっていただけに、なかなか厳しい選択でしたが、目の前の問題をほったらかしたまま帰国する訳にもいかず、、
ホント、人生いろいろとあるものです。
そんな今日はホテルの部屋で日本の案件のフォローもしつつ、台北を離れて隣の新北市まで資材購入のルートを作りに行ったり、法人設立の為の手続きに奔走したりと、息つく暇もなく走り廻りました。
言語はもとより、慣習や法律などをしっかり学んだ訳ではない私にとって、表面的な知識しか持ち合わせていない外国で簡単には解決する事が出来ない、もしくは自分自身の判断の許容範囲を越える思いがけない問題が発生すると、つい思考停止に陥って立ちすくんでしまう事が少なからず有ります。
しかし、やると決めた以上、立ち止まる事無く問題解決に立ち向かい、今出来る行動に集中する事しか道はないわけで、、
今回の訪台はそれを強烈に思い知らされる事になりました。
そんなこんなで必死に解決方法を模索し、走り廻りながら思い出したのは、昨年受講した小田全宏氏による問題解決についての講義です。
そこで学んだ問題解決に対する4つのステップとは、
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理想と現実のギャップが課題である。
問題解決4つのステップとは、
- 本当に解決したいのか?
- 解決した後の最終イメージは明確か?
- 自分の力で変えられないことは受け入れる。
- 自分の力でかえられるモノは勇気を持って変える。
この4つのステップであらゆる問題に対する向き合い方ははっきりと方向性が定まる、という考え方の整理をして頂いたのですが、まさに今回の私の取った行動は、(意識してか、していないかは良く分かりませんが、)このステップに沿って行動を選択したような気がします。
モチロン、まだ最終的な結果は出ていませんが、一日の滞在延長でずいぶんとリスクを消せたと思います。
人間万事塞翁が馬。
最後はきっとうまくいく。そう信じて後は現地のスタッフに託したいと思います。
ヨーヘー、張君、よろしくね!
すみれ建築工房の目指すサイクル
創業時から変わらない私達の“想い”
建築のプロとして周りの人々にすこしでも笑顔になってもらいたい。
建築の仕事を通して健康や安全をお渡ししたい。
そして、地域社会に必要とされる企業となりたい。
おまけ、3代続く台湾で一番の歴史を誇るラーメン屋さんは古き良き台湾を彷彿とさせる観光スポットの真ん前。
機会があれば是非行ってみてください、安くて美味しいが繁盛の秘訣との事でした。