目的と手段についての考察vol. 24


梅雨らしくしとしとと降る雨なのか今朝は朝から着工現場へ、
電気工事士のH山くんと一緒に近所のお客様宅へと向かいました。
電気関係のトラブルの解消と、使いづらい機器の交換、古くなった器具をリニューアル等、
地域密着の工務店として、地元のお客様の困りごとの解決は非常に重要な位置づけで、『建築業を通して地域社会に貢献する』というすみれの事業の目的、理念を実現する機会です。

請け負った工事をこなす、と言えばそれまでですが、実は私たちが目指している姿の片鱗がこんな小さな困りごとの解消にあったりします。
工事を終えて、便利になった、綺麗になった、ありがとう。と言われる瞬間は、目的と手段が一つになる、とてもうれしい瞬間です。
このような小さな『うれしい』や、『ありがとう』を積み重ねる事で、一人のお客様から始まる理念の実現のスケールが大きくなれば工務店冥利に尽きるというもの。
コツコツと現場でしっかりした良い工事を積み重ねていきたいと思います。

夜は第10回目を数える勉強会、『職人起業塾』をすみれ事務所で開催しました。
過去最多、というか満員御礼の8名でのディスカッションをグループコーチング形式で行ないました。
素人コーチの私にはファシリテーターのスキルの限界ギリギリ、、(汗、)
案の定、予定の時間を30分超過してしまいました。
今回は、前回に引き続いて、日本で卓越した手腕を発揮して破綻しかけの財政を立て直す事に成功した先達の事例を取り上げて、マーケティングの根幹にある部分を探りました。
前回は山田方谷、今回は上杉鷹山です。
この二人の共通点は、改革、事業に取り組む前に、その目的を明らかにしたこと、手段を講じる前にトップとしての在り方を強く示したことが挙げられます。
事業を成功に導いた、と言うのはマーケティングに成功したという事でもありますが、その前に誰の為に、なんの為にその手段が必要なのかを整理する事、そして自らの姿勢を律し、言行一致をもって協力者との信頼関係を築き上げることが大前提にあった!という事実を強烈に示してくれていると思うのです。
今日の勉強会のテーマは目的と手段について、そして手段の向かう先の問題や課題について皆さんに振り返る時間を持って頂きました。
受講生の全員が山田方谷や上杉鷹山のような後世に語り継がれる程の大きな成果を上げられるかどうかは分かりませんが、本来の目的を見失う事無く重要な問題を解決する手段を一つずつ講じられる事で、確実に理想の姿に近づいて頂けると思います。
てか、自分も頑張らないと、と思う時間でもありました。(笑)
大勢のご参加と活発な発現、皆様ありがとうございました。
来月の開催は7月24日(木)です。
オブザーバー参加も絶賛募集中ですので、ご興味がある方はお気軽にご連絡下さい、


すみれ建築工房の目指すサイクル

創業時から変わらない私達の“想い” 



建築のプロとして周りの人々にすこしでも笑顔になってもらいたい。 



建築の仕事を通して健康や安全をお渡ししたい。



そして、地域社会に必要とされる企業となりたい。





工事を通してひとりずつのお客様の幸せの実現を果たして



社会に貢献することを
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