7月24日 夏晴れ。
今日はスタッフと一緒に農作業の日でした。
いい天気と言うよりは厳しい暑さと言った方がいい位の青空の下、わいわいと楽しみながら気持ちよく汗をかきました。
農家のキャルファームの大西さんにご指導頂きながらの本格的な農作業。
はっきり言って建築の仕事とは関係が無さそうで、趣味か、と思われるかも知れませんが、私たちの仕事はただハコを作ることではなく、そこで健康に楽しく過ごして頂ける環境を作ることを目的としている以上、健康に直結すると言われる食べ物に無関心ではいられません。
建築会社ではありますが、近い将来、食も含めて、安心、安全の暮らしをご提案出来る様に成れればと思っています。
とにかく、慣れないフィールドで、プロに教えていただきながら必死に勉強させてもらっています。
ま、必死というより楽しんでいるといった方が合っているようですが。(笑)
夜からは社員や同業の経営者さんや従業員さん、コンサルタントの方など十数名(というより20名弱か、)の方にお集り頂いて『職人起業塾』なる勉強会。
暑いのに狭いセミナールームいっぱいの人となり、熱気ムンムンで開催しました。
今回で十一回目の開催ということで、一度今までの内容を振り返ってみよう、という事になり、起業するにあたって、または起業したあとビジネスモデルを構築するまでの初期段階のステップをまとめてみました。
ちなみに、私が提唱する9つのステップ。
1.経営者、経営幹部は意識を変えることから。
2.理念、生き様、人生の目的、一生のミッションを明確にする。
3.自分自身への投資、緊急性の低い重要な事へのアプローチを行なう
4.USPとコア・コンピタンスを明らかにする
5.ライフスタイル提案を行なうスキームを確立する。
6.ライフタイムバリューに着目し、フロントエンド、バックエンドの商品を持つ
7.リスクリバーサルを明確にし、顧客にも自社にもある潜在的なリスクを無くす
8.『義と利』信頼に重きを置く日本式マーケティングは持続継続の手法
9.目的と手段について明確にする事を常に考える。
今までの開催でこれらひとつ一つの議題に対して参加者それぞれに深堀をして来た訳ですが、今回の感想を聞いてみると、
「このように全体の流れを見てみると、それぞれが深く関係し合っていることに気がつきました!」
と言う声が聞かれ、私の意図がしっかり伝わっているとうれしく思いました。
木を見て森を見ず、と言いますが、やはり全体像を確認しながら、細部のディティールに拘って行くことが大事だと思っています。
次回からはまたこまかーなコトをつつきながらのディスカッションに戻ります。
木を見て、森をみて、全体の方向を確認したら、枝葉まで拘ってみてみたいと思います。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
建築の実務と関係無いことばっかりみたいになってますが、すみれの事業の目的から外れている訳ではありませんので、念のため。(^_^;)