8月8日 曇り、台風接近前。
昨日までの富士山に続き、今日は新規のお客様宅の屋根に登ってきました。(笑)
瓦の色あせが酷いので塗装して欲しい、との事で、現在リフォーム工事中のお客様宅のお隣さん。
今にも雨が降り出しそうな空の下、なんとかもってー、と祈りながら2tダンプにハシゴを積んで現場に向かい、ギリギリのタイミングで屋根にの上る事が出来ました。
屋根に上がってみると、いわゆる平瓦で築15年くらい、部分的に傷んでいるところはありますが、塗装して保護する必要など全くない状態でした。
屋根からおりて、
「割れている瓦の交換と釘の浮、コーキングが切れている部分の補修で十分ですよー。」
とおきゃくさんに告げると、「せっかく塗ってっていうとんのに、そんなんでええの?」
との事、ありがとうありがとう、といたく喜んで頂きました。
後で聞いてみると、現在工事中の現場にその方が見に来て、「今来てはる工務店さんってどうなん?」と私たちの評判を聞かれていた様で、そのお施主さんが、「商売人とは思われへん、肝の大きな人やでー」と、言ってくれていたようです。
なんの事かというと、今回のリフォーム工事の工事範囲外だった少しの面積にフローリングを張りたい、という事になり、倉庫に眠っている在庫品で色が気に入ってもらえれば(少ない面積やし)材料は差し上げますよ、と私が言った事を大きく評価してくれたようでした。
ま、そもそもそのお施主さんを紹介してくださった、ご近所の大のお得意様が、「あんたんとこ、倉庫にフローリング転がっとうやろ、知っとうで、」と突っ込まれたという事もありますが、、(笑)
今日、屋根に上らさせて頂いたお宅は、簡単な補修工事をさせて頂く事になりましたが、築20年が近くなって来るということで、何かといろいろ直さなあかんし、相談に乗ってね、と言って頂きました。
紹介が、紹介を生み、しかもその紹介に、『信頼出来る』という言葉をつけて頂く事が私たちの様な地域密着の工務店が継続した事業のシクミ(マーケティング)を作れる根本だと思っています。
そして、その答えは現場にあり。
現場で実際に働く職人が一生懸命汗をかき、丁寧な仕事で結果を出す事が大前提。
次々にお知り合いを紹介し続けてくださるお客様にはモチロンですが、現場で信頼を裏切らない仕事を確実にしてくれるスタッフに心から感謝するばかりです。
今日もありがとうございました。
心謝。