リーダーシップと自己欺瞞と社員への謝罪。

12月26日 快晴

気付ばもう今年最後の週末、なんと来週には今年は終わって、新しい年がやってきます。

雲一つない伊川河川敷
雲一つない伊川河川敷

明日からはいつの間にか恒例?となってしまった感のある、工務部スタッフと協力施工店有志との忘年会温泉旅行、帰って来て来週はそのまま台湾に出張の予定となっており、よく考えてみると、(考えなくてもか、笑)事務所には今日が今年最後の出社となってしまいました。

例年に比べ早くに年末が来た様な錯覚に陥っておりますが、とにかく片付けるべきものはなんとか今日のウチに、と目の色を変えてデスクワークに勤しみましたが、、

終わった様な、終わっていない様な。

結局、『世界の終わりがくるわけであるまいし、』と都合のいい解釈というか言い訳を自分に言い聞かせるのはどうやら毎年の事のようです。

ま、普段からノマドのようなスタイルで仕事をしているので、出社出来なくてもあんまり変わらないのかも知れません。(笑)

さて、Facebookでお友達になって頂いている山本先生のタイムラインににリーダーたるもの、という投稿がありました。

リーダーシップについてのチェックリストで、胸にズキズキと刺さりながら読ませて頂きました。(苦笑)
社内のリーダーシップをとってもらうべき人達にも覚えておいてもらいたいので転載させて頂きます。

優れた指導力チェックリスト

01.ほめ上手。
02.部下の能力を引き出す。
03.部下を成功者と思うように仕向ける。
04.知識を与えるのではなく、原理、指針の適用をわからせる。
05.愛情+厳しさ。
06.具体的行動を人に示す。
07.恐怖側の動機より喜びの側の動機を中心とする。
08.人の努力を認める。
09.部下の長所、欠点を見出す能力がある。
10.積極的な言葉を使う。
11.部下を呼びつけるより自分から出かけていく。
12.部下にやる気を出させる。
13.部下に目立つ機会を与える。
14.思いやり、誠意、愛がある。
15.指導にあたり、理論、情熱、信念、確信がある。
16.オピニオン・リーダーたるべく、日夜、懸命に努力している。
参考文献:桜井雅章 著
「仕事上手になるチェックリスト」
(日本実業出版社刊)

※山本先生、いつもありがとうございます。

リーダーたるものかくあるべし、ですね。

確かに、常にこのような態度を保って部下に接する事が出来れば素晴らしいことだと思います。

しかし、部下に接する態度の善し悪し以前に、人間としての在り方、姿勢が正されていなければいくら上手に接したところで一切部下には響かないのは自明の理。

16番の『オピニオン・リーダーたるべく、日夜、懸命に努力している。』という言葉にそのあたりの事は集約されているのかも知れませんが、実はソコがリーダーたるべくある本当の肝なのだと思います。

とにかく、人間誰しも(というか私は特にかも、)自分に対する言い訳や、正当化をせずにはいられない生き物。(だと思う)

人の事は良く分かるのに、自分の事になると目をつぶった様にやってはいけない事をやっちゃって、挙げ句、それを無理やり正当化して、私は正しい、とか、私は悪くない、などと言い聞かせて心の平穏を保つ。

残念ですがいつまでたっても無くなりません。(涙)

こんなことでは、いつまで経っても自分も部下も成長しないかも知れませんね。。。

謝罪の手紙
謝罪の手紙

実は、今年の絶対にやるべきリストの中に、『社員に謝罪する。』というものがありました。

年末が迫って来て漸くそれだけは絶対に今日やってしまわないと、と思って重たい腰を上げて社員全員に向けて謝罪の手紙を書きました。

3年近くも社員を巻き込んで毎日の習慣として続けて来た取り組みを今年突然やめる事にした事を謝らなければならなかったのですが、

『申し訳ありませんでした。』

と書きながら、今までやめる事になった理由、経緯を他責にして、もしくはしょうがなかったと自己正当化し続けて来た自分を恥ずかしく、情けなく思い、こんな事じゃリダーシップもクソも無いな、、なんてずいぶんと落ち込む事になってしまいました。

しかし、『成長は自省の中にこそある』というメンターの言葉を人生訓としていつも胸においておりますので、落ち込んでばかり居ずに、深い反省こそ、大きな成長への足掛かりだと思い、今後の自分に活かしたいと思います。

これって、永遠の課題じゃないのか?と思える程、自己欺瞞との戦いはまだまだ続くと思いますが、自分自身の在り方を正し、しっかりと自省することで少しずつ箱の外の世界に住める様にしていきたいと思います。

とにかく、スタッフの皆さん、スミマセンでした。

同じ過ちを繰り返さない様にしますので、なんとかご勘弁下さい。。

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