国産木材のフローリング考。地産地消が理想ではありますが、、、

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神戸の西の果て、伊川の川沿いで、誰もが手に届く循環型提案の新築住宅の普及と、エコリフォーム、本質に目を向けた店舗設計に取り組んでいます。
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今日も午前中から新規の案件の現場確認を2件と所用を2件。
S社長、O社長、ありがとうございます。
てなわけで、またもや夕方まで出ずっぱりでした。
そろそろ、落ち着いてデスクワークに集中すべし、なのですが、なかなか思うように行きません。
っていうか、このところ、夜の予定が多すぎた感がしますけど。。。(汗、、)
寝不足が続いておりますが、、頑張ります。(苦笑、、)
夕方事務所に帰って、スタッフと連絡事項のやり取りをしていると、ユウコリンが、最新の兵庫県産の杉フローリングのサンプル、届きました~、と、見せてくれまして、、、
Image20131.jpg
弊社では、地産地消を合言葉に、兵庫県産の木材で建てる家作りを推奨しておりまして、主に木造住宅の構造に杉材を使用する事をお奨めしております。
内装材も、モチロン国産の材料を使って頂くに越した事は無いのですが、なにしろあまり選択肢が広くないものですから、床材は外国製の商品を選ばれる方が多いのも事実でして、、。
その少ない国産の無垢床材の代表選手が杉と桧です。他にも少々はありますが、実際には、これくらいの種類しか市場には出回っていないのが実情です。
この、無垢のフローリングって、所詮木材なので、製材所で切り出して、プレーナー(電気鉋)を掛けて、さね加工をするだけのまあ、ただの「木」です。
見慣れた杉材の切れ端なのですが、よく見ると、、
Image20121.jpg
抜け節のパテ埋め処理の後が、、、
結構目立っておりました。
よく整備された森林で、枝打ちをしっかりとされて、大きな幹に育ってから取る材木は、死に節が少なく、やはり美しい木柄になります。
しかし、手間と時間を掛けた木材は価値が高いのも当たり前の話で、上小節などと呼ばれている、選別された材料は高くなります。
あと、厚みの問題がありまして、死に節が多くても、24mmとか30mmのように分厚い板になると、節が抜けるのは少なくなります、逆にいうと、12mmなどの薄い板は、抜け易く、↑の写真のようなパテ埋めの処理をしないと使えないものになってしまいます、これは、同じ木から取っても、なので、原木の品質には関係なく、という事になります。
どちらにしても、死に節、抜け節の少ない国産無垢材のフローリングを使用しようとすると、コスト的には高くなる方向に向いてしまいます。
以上の理由から、躯体、構造で兵庫県産の杉材で家を建てても、内装の床材は、海外からの商品を選ばれる結末が多いのでした。
ちなみに、弊社のサンプルルームにはいろんな無垢のフローリングが実際に張ってありまして、
Image20151.jpg
産地と樹種を書いたメニュー表も置いてます。
Image20141.jpg
この中では、桧の節つきの物だけが国産材、そういえば、この時の桧材は死に節の少ないいい材料でした、自然界の中で育てられている材料は、どうしても年によって品質や供給量にばらつきがあり、この後、ヒノキのフローリングは生産が急に減って、あまり使用しなくなりました。
無垢材のフローリングの利用をお考えの方は、是非すみれのサンプルルームにて、それぞれの樹種の経年した風味をお確かめ下さいませ。(あ、また売り込みになっちまった、、笑、)
今日のECO=死に節を 抜け節までは 味とする。
と思って使うくらいじゃあないと間伐材の利用は出来ませんね、、、。

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