10月27日 日本晴れ
今朝は心持ちひんやりとした、しかし、最高に気持の良い夜明けを迎えました。
先週末のトレーニングがお茶会などのイベントで出来なかったこともあり、(食欲の秋のお陰で順調に体重が増加している事もありますが、笑)身体がウズウズしてしまい、今朝は少し早起きして夜明けと同時にサイクリングに。
最高の朝は最高の一日を連れて来る(はず。)
ペダルを踏むごとに、冷たい風が気持よく、心の中まで洗われる様な不思議な感覚を覚えながら、いつものトレーニングコースを1時間半程走り抜け、身体も、頭の中もスッキリ!
最高の一日のスタートを切って、絶対今日もいい事あるぞ!と根拠のない確信めいたものを感じながら帰宅しました。(笑)
今日も昼からは予定がギッシリ詰まっており、午前中はテラスでガッツリと書き物をしておりましたら、数ヶ月ほど前に鉄骨造の事務所の立て替えの相談を受けた会社の社長から電話があり、
「鉄骨で計画していたのに、御社だけが木造を奨めて来られたが、大丈夫ですか?」
との問い合わせ。
「予防とメンテナンスだけしっかりすれば100年くらい十分持ちますよ!」
と、淀みなく返答したついでに、
「建物のライフサイクルをエネルギーコストで考えたとき、木造の環境への負荷の少なさは鉄骨やコンクリートとは雲泥の違いです。」
と、企業としての環境への取り組みに寄与出来る事を強くアピールしておきました。
すると、
「よし、じゃあ今回は木造で建てることにするわ!」
と数分後に気持ちよくご回答をいただくことができました。
今日は、なんとなくいいことが起こるような予感がしておりましたがやっぱり的中。
気の周りがいいことってあるものです。(笑)
喜多川泰さんファンの集いに備えて。(笑)
さて、お題目は少し久しぶりとなる喜多川泰さんの書籍のご紹介です。
来月第3回目となる喜多川泰さんファンの集いへの参加を控えて、後数冊は読んでおこうと思い積読の棚から引っ張り出してきました。
トータルで約2時間、相変わらず読み始めてすぐにストーリーに引き込まれ、あっという間にエピローグを迎えてしまう、少しもったいないような気にもなりますが、さすがと言えばさすがです。
今回も、主人公は高校生と言うことで自分の若い頃の甘酸っぱい思い出なども若干思い出しつつ、新鮮な気持ちで読み進めました。
ストーリーは、悲しくも甘酸っぱい高校生の男の子の青春の1ページを取り上げたもので、私のようなおっさんが読むには若干気恥ずかしいような本ではありますが、そのストーリーの中には人生に向き合うための重要な真理が落とし込まれています。
美しい少女が、ごくごく普通の少年にお父さんからの教えとして伝える言葉は人生を成功に導く講義としてまとめられています。
第1講 自分の欲しいものを知る。
第2講 夢を実現させる方法を知る
第3講 経済的成功の真実を知る
第4講 魅力溢れる人になる
第5講 手段を目的にするな
第6講 できないと言う先入観を捨てる
第7講 人生において決してできないことなどない
この様に、若者向けの小説の体を成しながら、そこに書いてある事は有名な自己啓発書に書いてあるような事柄をわかりやすい事例に置き換えてかつ、具体的な方法論としても紹介してくれています。
それらは、
ライフリストを作れ、だったり、
二枚目のライフリストを作る、だったり
「円」の読み方は?だったり、
コンプレックスを個性に変える、だったり、
目標達成の方法は1つではない、だったり、
可能を不可能にしてしまう恐るべき敵、だったりと普段私がスタッフに話したり、マーケティングの講座を受け持ったときに受講者に伝えている言葉とほぼ内容を同じくします。
青春グラフティーといっても大きく違わないような面白い小説を読むだけで私が長年かけて人生に向き合う為に学び続けてきたことの多くが非常にわかりやすく具体的に心の中まで染み通るように入ってきます。
今回も(やっぱり、)「なるほどなー」と唸らされました。
人に伝えたい事を伝えるための必要なことを喜多川泰さんにまたまた教えられたような気がします。
たった2時間、人生の中ではほんの一瞬の時間をこの本に費やすだけで大きく人生を変える人がきっといるのだろうな、などと思いを馳せて、なんだか胸が熱くならずにいられませんでした。
(若者に限らずおっさんも)ご一読、強くお勧めします。(笑)