クレームと初釜と職人起業塾。

1月22日 曇り時々晴れ  

 

クレーム対応からの週末スタート。

朝一番は工務スタッフイッペー君の軽トラに乗り込んで、一緒にクレーム対応の手直し工事の現場へ。お客様に指定された使い慣れない初めて使う塗り壁仕上材を使って、結局、仕上に問題が生じてしまい、お客様に大変なご迷惑をかけてしまいました。

結局、その材料を使い慣れた左官職人さんを遠方から招聘しての今回の手直し工事となりました。この材料に対しての第一人者の左官職人さんとのことなので、大丈夫だとは思いますが、、

とにかく、お施主にご納得頂ける様に仕上げるしかありません。スムーズに手直し工事が進むことを祈りつつ、職人さんに後をお任せして、現場を離れました。

 

今年初のお稽古は初釜の茶事

その後はJRを乗り継いで毎月通っている滋賀県の和邇へ、今年初の茶の湯のお稽古は毎年恒例の『初釜』という茶事で、先生が何日もかけてご準備下さった茶懐石、そしてお濃茶、薄茶を頂くお稽古の一環です。

炭を熾し、松風と言われる茶釜の湯が沸く音を聞きながら、薄暗い茶室に障子から差し込む柔らかな光の中頂く食事とお酒、茶の湯は稽古とは言いながらも日常を離れた空間と時間を楽しむ素晴らしいひと時でした。主客を務められたH先生が、「これがあるからお茶はやめられませんね。」と、言われておりましたが、まさにその通り。今年も一年間、精進しようと心に誓う恒例のお稽古でした。  

 

今年初の職人起業塾@すみれ本社

昨夜はというと、これもまた今年初めてのすみれ本社で開催の職人起業塾。
工務店の従業員研修として事業化された研修事業の元になるこの勉強会は、実は大半が経営者で、しかも業種も建設業に拘らず、農家さんや行政書士や会計士等の士業の方、ライフプランナーに電磁波測定士まで非常に多岐に渡ります。また、南は和歌山から北は丹南市、京都や姫路の遠方からも大勢お越しになられます。
今回は年頭にあたり、気合いが入っている方が多かったのか、30名越えの満員御礼の白熱した開催となりました。

   

先送りして来た問題に再度直面。

グループコーチング形式の勉強会でファシリテーターを私が務めるのですが、さすがに30名を越えると会の運営自体を考えないといけなくなってきます。私の拙いコーチとしての能力ではとっくに限界を超していることもありますが、すみれ本社のセミナールームのキャパシティーも30名でこれも既に限界、、
増え続ける参加者に対してどのように対処するか、と、昨年考えていた問題はイロイロと考えた結果、良い案を出せず先送りしたのですが、それもそろそろ真剣に考える時期が来た様です。(苦笑)

 

救世主、現る。

そんな中、非常に助かったというか大きな救いだったのは、今年から議事録の記録を私の電磁波測定士の師匠でもあり、日本全国で唯一、専業電磁波測定士として活躍されている青山さんが自らかって出てくれた事です。これまでの長きに渡り自分でファシリテーターをしながらタイピングするのとは全然違い、グループコーチングに専念出来た事で、参加者の皆さんにお渡しするバリューは確実に増やせたと思います。
利他の心の実践、『人の為になる行動をとること』に積極的に取り組む事を決意した一環とのことですが、その信念と行動力が素晴らしすぎて、なんて良いご縁を頂いているのかとしみじみと感謝してしまいました。
青山さん、本当にありがとうございました、引き続き、一年間宜しくお願い致します。

   

マーケティングの定義をもう一度。

この職人起業塾で皆さと共に学んでいるのはマーケティングです。
そしてこの塾のマーケティングの定義とは、ドラッガー博士が提唱された、セリング(売り込み)を不要にするシクミづくりを指しています。それは究極、事業に携わる一人ずつの影響の輪を広げる事だと思っており、私はこの塾で皆さんの影響の輪を広げるお手伝いをしていると言っても過言ではありません。

 

ベンジャミン・フランクリンの辛辣な言葉。

13の徳目で有名なベンジャミン・フランクリンはその語録の中で、「読むに値するものを書くか、書くに値する事を行ないなさい。」と言い残していますが、人生を生きる上で13の徳目を常に意識して、実践し続けて、世界的に大きな影響力を発揮した彼の言葉は影響力の輪を広げる方法論を如実に表していると思うのです。

 

結局は自然の摂理。

この言葉は、書くに値する事とは、自らが良心に従い、正しいと思う行動を積み重ねる事。そしてその行動を言葉として発信する事の重要性を明確に指し示しています。それを弛まぬ努力を重ねて習慣化することで、確実に影響力の輪は広がっていきます。
毎月、この勉強会に参加し続けることで、この書くに値する行動を考え続け、それを自分に合った方法で発信して人に伝えることで、興味を示してくれる人、理解してくれる人、信頼関係を構築出来る先が増えることは、耕した土に種を植え、水をやり、手入れをし続ける事で穀物を収穫できる自然の摂理と同じ、原理原則に則った理論です。

   
  

『目的』に向って突き進む学びの場。

会を重ねるに従って、皆さんがその理論に対する理解を深め、本当に手に入れたい成果=事業の目的=理念に向って行動を起こし、継続される姿は、不肖、塾長としてファシリテートする私にとっても大きな学びであり、また喜びでもあります。謙遜でもなんでもなく、この毎月の学びの場を通して塾生の皆様と一緒に学び、自然の摂理、原理原則についてより理解を深め、実践へと繋げているのを日々実感している次第です。

 

今年も一年間、宜しくお願い致します!

御参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。会の運営上、不備な点、至らない点が多々あった事をお詫びすると共に、これに懲りずに継続してご参加頂き、これからもずっと皆様と一緒に学ばせて頂ければと思っております。何卒、宜しくお願い致します。

心謝。

※写真は塾生の皆様のfbから勝手に拝借、スミマセン。(^_^;)

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