目標達成と習慣についての考察。

2月1日曇天

  
昨日の爽やかな青空から一転して、今朝は厚い雲に覆われたお朔日になりました。
朝は毎月のルーティン、アイドル間チャックとともに近所の総社にお朔日参り、1月中の感謝と今月も無事に過ごせるようにお願いをしてきました。

 

一人っきりの30kmラン。

それにしても、昨日はいい天気の日曜日でした。あまりの好天にフルマラソンの2週間前に予定していた30キロ走のトレーニングを1週間前倒しして行ってしまいました。
実はワタクシ、あと3週間後に迫った北九州マラソンにエントリーしておりまして、今回は市民ランナーとしてのはじめのステップ、4時間30分以内での完走を密かに狙っておりまして、、マラソンを趣味にされている方に取っては取るに足らないタイムではありますが、私にとってはとてつもなく高い壁です。(笑)  

 

葛藤と戦いながら走る意味。

その為の昨日のトレーニングでしたが実のところ、ひとりっきりで走る長距離走は面白くもなんともなく、億劫でそして非常にしんどいものです。
正直なところ、自分で決めたトレーニングメニューにも関わらず、「途中でやめようかな」とか、「もう歩こうかなぁ」とかずっと心の中での葛藤を繰り返しながら走りました。(汗、)
折れそうになる心に向き合いながら、(自分で決めた)目標達成のために行動を起こすことの重要性を再認識すると共に整理する時間になりました。
丸一年前の大阪寛平マラソン以来となる20キロ越えの長距離ランは、超回復(疲労から回復するタイミングでパフォーマンスが飛躍的に上がる)を狙うには少し早かった気もしますが、早めに自分の実力を確かめることができたのは悪くなかったと思います。

 

目標達成の原則。

一人っきりで走っていると様々な事を考えます。昨日は葛藤と戦いながらのランということで、目標達成と習慣についてあれこれ想いを巡らしながら走りました。
社内、社外にかかわらず研修講師として話す際にいつも受講生も言っているのは、『目標達成は問題解決の繰り返しであり、問題解決はまず行動を起こすこと、そしてその行動を継続して積み重ねる事。』
どんなに難しい目標、高い目標値であっても、それを細分化して1つずつの問題に対する行動を継続していけば(達成するスピードはさておき)ほとんどの問題は必ず解決できると思っていて、少々難しい、「これはさすがにムリか、」と思える様な難問もコツコツとした努力を積み重ねることで、意外に簡単に解決の糸口を見つける事が出来たりします。

 

まずはマインドセット。

継続、習慣化は、その目標は絶対に達成しなければならないか、それは何のために必要かという目的意識を明確にする論理とともに、「今日位はまあいいか、」と言う(誰もが心の中に持っている)怠惰な心と戦う意識を持つことが非常に重要となります。要するに大きな目的に向かって計画的に行動を積み重ねられる習慣を身につけれるかどうかにかかっています。
しかし、人は誰しも得てして楽な方に流されてしまいがち。そして、日々の小さな努力はその成果が現れるまでに長い時間がかかることもあり、成果が見えない努力を重ねるのは簡単な事ではありません。これが最も目標達成に対する阻害要因となる訳ですが、重要な事はありきたりではありますが『論理の理解』と共にやるんだ!と『心』に刻み込む事だと思っています。

 

折れない心に必要な柔軟性。

やりきるんや!と、気合いと根性でやり遂げられるコトも多くありますが、継続する為にまず、心を折らさないことに目を向けると、マインドセットと共に、行動を起こし、習慣をつける際に無理がない事も非常に重要です。無理して始めた行動、そしてその習慣化は長続きしないことをよく理解した上で取り組みをスタートしなければなりません。そんなふうに考えると、いい天気だから長距離走を前倒しするとか、天気が悪いから今日はやめとく、等の柔軟性を持つ事は決して悪くないと思うのです。

 

本当に重要な事ほど、蔑ろになってしまう。

例えば『将来の安定』『自分と家族の幸せ』『老年までの健康の維持』『10年後の売上げ』といった働く上、生きて行く上での重要な大きな目的や目標は大きければ大きい程、難しければ難しい程、問題解決には時間がかかり、長い時間をかけて取り組む問題は重要度は高いにも拘らず、逆にその解決の為に決めた習慣の目先の緊急性は低くなります。非常に残念な事ですが、本当に重要な事ほど、目先の行動には繋がりにくく、短期間での解決が難しいだけに先送りを繰り返してしまいがちです、、

 

自分の弱さを認識する事から。

そんな、人の習慣に対して一度休んだり、欠かしたりするとそのままズルズルとなし崩し的に継続をやめてしまいがちな習性はなかなか手強く、これまでそのような流されて結果を残せなかった人を非常に数多く見てきましたが、アクシデントやトラブルにも負けずに習慣を継続出来ている人の共通点は、自分自身の心の強さに頼っていないコトだと思っています。(この部分だけは私もそうですが、)人以上に自分の心の弱さを知っているだけに、そのブレーキとして見える化とシクミ化に取り組み、成功している人が、大きな難問を解決して成果を手にしていると思っています。

 

まとめ

そんなこんなで、昨日一人で走りながら目標達成と習慣との関係について考えた事をまとめて見ました。要するに、自分を知る事、過信しない事、本当に重要な事を理解している事、くじけても、休んでも何度でも立ち上がって再チャレンジを続ける事、長い視点で物事を見れる様になる事で、大概の目標は達成出来る様になると思います。
以上の理論や考え方は私が主宰する職人起業塾での研修のベースの部分であり、この理論に従って将来の売上げを確保するムリの無いシクミ化に従業員さんに取り組んで頂くのが大きな目的となっています。(また売り込みになってしまいスミマセン。笑)

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(いつかは)必ず、結果出します!

3週間後に迫った北九州マラソンで目標タイムに到達出来なくても、この心構えだけ守っていれば必ずそのうち、満足出来る結果が得られると思っています。
ただ、、サブフォーとか、サブスリーとかの本気の高みを目指すのであれば、違うギアに上げる必要があると思いますが、、
ギアの上げ方については(また一人で長距離を走った際にでも)まとめてみたいと思います。(笑)

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