大地の花咲き 自主上映会

2月27日 快晴

2015年度決算報告

慌ただしい日々が続いています。

今日の午前中は月末ギリギリのタイミングで顧問会計士事務所のH先生とKさんに来社頂き、前年度の決算報告会議。あれこれと調整するのに(笑)時間がかかってしまいましたが、なんとか2月中に決算書をまとめ、確定する事が出来ました。ご尽力頂きましたお二方と、大蔵省のすみれママ☆には心から感謝致します。

予想していた着地点とは若干ずれましたが、大まか悪く無い内容にひとまず安心しております。
期中の予想、計画とのズレの原因を再度しっかりと洗い直し、今期の決算に向けてアクションを起したいと思います。

 

大地の花咲き 自主上映会

昼からは、神戸新開地のアートビレッジセンターのホールを貸し切って、すみれが所属するTOTOリモデルクラブ西神店会のリモデル大学なる勉強会の一環として、すっかり毎年恒例となった自主上映会を開催しました。

今年のタイトルは『大地の花咲き』。北海道の洞爺にある無農薬、無肥料の自然農法に取り組まれている農家さんを取り上げたドキュメンタリー映画です。

昨年の『日本で一番幸せな従業員をつくる』、一昨年上映した『僕の後に道はできる』その前年の第一回目の自主上映会の『1/4の奇跡』に続く、NPO法人ハートオブミラクルさんの配給映画です。
今回も全3回の上映会同様、参加者の皆さんに非常に好評を博しまして、運営担当の教育委員長としての面目躍如の活躍が出来る事となりました。素晴らしい映画を生み出し続けてくれるハートオブミラクルさん、岩崎靖子監督には感謝するばかりです。

そして、昨年はスケジュールの都合が合わず、お越し頂けませんでしたが、今年は(いつになく)早めの連絡が奏功して、(笑)一昨年に引き続き、岩崎靖子監督を招聘して舞台挨拶、そして上映後のトークイベントに御参加を頂きました。

映画 『大地の花咲き』

映画の内容はというと、、(以下ハートオブミラクルさんのHPより転載)

大地の花咲き~洞爺・佐々木ファーム”喜び”ですべてを繋ぐ~→予告動画はこちら

憎しみの果てに知った愛 ここから喜びの未来をきっと創り出す命とともに歩む農業を通して、新たな地球の未来を模索する農家があった。

北海道・洞爺湖畔の佐々木ファーム。毎朝「愛と喜びを循環するぞ!」と宣言して畑に入る。 野菜は自分たちの言葉を全部聴いている。「元気か?」「ありがとう」と声をかける。 農薬も肥料も使わない。虫も雑草も仲間たち。
その想いの裏には、大切な我が子 大地君の存在があった。 農場の運営で家族で意見が対立。憎しみは限界点へ。 すべてを投げ出して、この地を去ろうとしたその時、大地君は突然天国へお引っ越しした。 「僕が家族を守るからね」という言葉を残して。
生きるって?命って?命が織りなす喜びのタペストリーが今、現れる。

出演:佐々木ファームとその仲間たち♡
監督/岩崎靖子 撮影・編集/小野敬広
2015年8月22日初上映 95分 画像比率 16:9
制作:E・Eプロジェクト

 

*****転載ここまで*****

建築会社の団体の研修がなぜ農業のドキュメンタリー映画を?

「建築屋さんがなんで農業?」という素朴な疑問が有ると思いますが、実はこの映画のチョイスには私達建築に携わる者達との非常に密接な関係性があります。 それは、同じモノづくりを生業としている、労働集約型のモデルである、若年層の入職者が減り、高齢化している、TPP等厳しい外部環境の大きな変化に晒される、等々、共通点が多く存在する事もそうなのですが、それよりもっと根本的な、商売、経営、チームづくりにおける根幹の部分です。

 

マーケティングの構築は『在り方』から

ドラッカー博士はマーケティングの定義を、「一切のセリング(売り込み)を不要にする仕組み」と定義されました。そして、事業の目的を「顧客の創造」とシンプルにまとめられています。

デジタル大辞泉の解説
こ‐かく【顧客】⇒こきゃく(顧客)
ひいきにしてくれる客。得意客。こかく。「顧客を獲得する」「顧客名簿」

私の解釈では、『顧客』とはスポットで一度きりの購買をしてもらう人の事ではなく、贔屓にしてくれて、何度も取引をしてくれる、踏み込んで言うと『生涯顧客』の事を指していると思っています。

一度お付き合い頂いた方に「一生あんたにお願いするわ」と言われて始めて生涯顧客となる訳ですが、その為の最低限の条件として『人としての正しい在り方』が備わっているか、という事があります。いくら良い商品やサービスでも販売する人がいかがわしかったり、信用出来なかったりでは絶対に顧客になる事は有りません。

そう考えると、まず始めに人として、会社として自らの『在り方』を見直し、正しくある為の努力を惜しまず、習慣を身に付けるコトがまず必要となってきます。

岩崎靖子監督とのトークイベント
岩崎靖子監督とのトークイベント

映画で受けた示唆

映画の中で出て来たキーワードを自分なりに列挙してみると、

【一生付き合う】、【循環】、【チャレンジャー】、【在り方】、【大きな目的と現実のギャップ、【改革と葛藤】、【本からの学び】、【ありがとうの奇跡】、【社会の変化】

と、まるでビジネス書に出て来る様な会社経営の根幹となる部分への示唆ばかり。
ちなみに、私の著書『職人起業塾』の中にもこれと同じ様な単語や解説、これらについての問題解決や考え方の事例がどっさりと出てきます。(笑)
要するに映画の内容と私達が目指すビジネスモデルの方向性が全く同じということなのです。

岩崎靖子監督を迎えてのトークイベント
岩崎靖子監督を迎えてのトークイベント

 

『在り方』を学ぶ場 としての自主上映会

NPOハートオブミラクルさんが配給される映画の題材は多岐に渡ります。そしてその作品に共通するのは人としての『在り方』を問い続けておられるコトだと思っていまして、ご縁を頂いて初めて『1/4の奇跡』を見た時に衝撃を受けて以来、発表される作品を見るにつれ、今はそれが確信に変わっています。
そんな人としての在り方を深く考え、振り返る場として毎年自主上映会を開催している次第です。

 

ご縁は広がり続ける

上映会後のアフターパーティーは関西圏で唯一!映画の舞台となった佐々木ファームの野菜を食材として仕入れ、料理を提供されている『ごちそう酒場 段』さんへ。

岩崎監督によると、このお店のオーナー、スタッフと非常に懇意にされており、なんと映画のワンシーンに登場もされていた程の仲の良さだった様で、ちょっとしたサプライズとなり、非常に驚かれていたと共に、喜んで頂けました。
その事がきっかけで、私もお店のオーナーさんと初めてお会いする事になり、新たなご縁を頂く事が出来ました。

同じ価値観、方向性をもった人達は磁石で吸い付けられる様にご縁が繋がって行くのだと実感です。

ありがとうレタス
ありがとうレタス
映画に登場したありがとうごぼう
映画に登場したありがとうごぼう
岩崎監督を囲んで、TOTOリモデルクラブ西神店会メンバー
岩崎監督を囲んで、TOTOリモデルクラブ西神店会メンバー

 

謝辞

岩崎靖子監督、この度はお忙しい中、神戸の片田舎までお運び頂きまして、誠にありがとうございました。今までの作品もどれも素晴らしかったですが、今回の映画は思い入れるところもあって、以前より数段多くの心の汗をかいてしまいました。

私達も在るべき姿、在るべき社会の構築を目指して、微力ながらもコツコツと歩みを進めて参りたいと思います。素晴らしい映画を本当にありがとうございました。

心から深く御礼申し上げます。

ありがとうございました。

次作も楽しみにしておりますので、撮影頑張って下さい!

img_5431.jpeg

 

※写真はfbのお友達の投稿からなんの了承も得ずに無断で拝借しました、スミマセン。(苦笑)

 

告知です。

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