小声でぼそぼそ話す人がもつ大きな危険!@職人起業塾

2016.6.9 雨のち晴れ

朝から梅雨らしい雨がシトシトと降りました。
昨日の天気はやっぱり奇跡やったなー、といい天気だった昨日のゴルフコンペの準優勝の思い出し笑いをにんまり。改めて感謝感謝です。(笑)  

  

建築業の為のアクティブ・ブレイン・セミナー。

今日は朝から姫路へ、京阪神木造住宅協議会主宰の【第二期】職人起業塾の第二講の開催日、社労士でもある川西唯道先生による建築業の為のアクティブ・ブレイン・セミナー(記憶術)の一日目に研修全体のコーチとして塾生さん達の劇的な変化の観察の為に参加。みるみると自分の知らなかった才能を開花させ、弾ける様な笑顔に変わっていくのが非常に印象的でした。
それにしても、、皆さん、やる気が凄い!これからの半年にも及ぶ研修が本当に楽しみです。(笑)

    

  

『状態』が未来を左右する。

本日の研修の冒頭の挨拶で話したのは、(昨日のブログにも書きましたが、)あらゆることで成果を上げる効果性を向上させるには、『状態』の管理が最も重要。ということ。
それは、成果は一瞬だけ上がれば良いのではなく、持続継続的に積重ねるという時間軸がセットになっているからで、人生は花火ではないからです。

大工や現場監督、設計などに携わる実務者を集めて、座学で記憶法を学んでもらうなどという事は、目先の業務においてなんら変化は見られないかも知れません。「この忙しいのに何さすねん。。」と、(苦笑)
しかし、塾生さん達が自分自身の隠れた才能に気がつき、自信を持って物事にあたれるようになれば、職務全体のパフォーマンスを圧倒的に引き上げる可能性があることは、誰しも認めるところではないでしょうか。その劇的な瞬間を職人起業塾では体験してもらいますし、私はその目撃者になっており、これこそ状態を良くする為の最も根本的なアプローチです。

   

 

事業の目的の達成方法。

職人起業塾で成果として目指している大きな目標の1つに『顧客接点の強化』が有ります。お客様に直接関わる実務者にその力をつけてもらう事で、ドラッカー博士が事業の目的と掲げた『顧客の創造』を叶えようとしています。
マーケティング、記憶術、リーダーシップ、接遇と様々なワークを通して人間力を発現するそれぞれの才能の開花を目指しており、その底辺に流れているのはあくまでも『原理原則』であり、『自然の摂理』です。

顧客接点の強化で手に入れることが出来るのは、『顧客からの絶対的な信頼』です。
原則論に照らせば、『顧客のことを理解する→顧客の望む提案が出来る→顧客の信頼を得られる。』となり、はじめに相手のことを思いやり、先ずは相手の立場になって考えることがその入口です。

     

 

ワークに埋め込まれた思いやりの心。

今日のアクティブ・ブレイン・セミナーのはじめのワークは参加者26名の全員の名前を覚えることから。記憶術への最初のステップで、1つの大きな円になって全員順番に一人ずつ名前の自己紹介をしながら全員の名前を覚えていきます。そこで記憶のワークとは別に塾生さんに身を以て体験してもらうのは、大きな声でハキハキと話すことは、相手の為になる。という事。

全員が全員の名前を覚えるのに、自己紹介の際に小さな聞き取りにくい声で話すと、周囲の人にストレスを与える、迷惑をかけることを感じ取り、段々とはっきりと話すようになっていきました。

 

 

「小声でぼそぼそ話す人は自己チュー(自己中心的な人)です!」

と、接遇セミナーを担当して頂いている横山先生はいつも言われますが、普段の暮らしの中ではなかなかその不具合度も不便さも気付きにくいものです。このような改まった勉強会で体験を積重ねて、一度講義を受けてもなかなか実践に結びつくまで浸透しない『原理原則』を腹の底に落としてもらいたいと思います。

アタリマエですが、自己チューの人に接遇もおもてなしも語る資格は有りません。

相手のことを思いやれない人は、サービス業には決定的に向いていません。それは、全産業がサービス業化していると言われる現代において、職業人としては決定的な欠落で有り、研究者や商業とは関係のないアートの世界に身をおくことくらいしか居場所がなくなりつつ有ります。
特に建築業は顧客接点が多く、しかも濃密。近年、年を追うごとにサービス業の色合いが濃くなっており、接遇の力が不可欠な業界になりつつ有ります。
営業だけではなく、設計も職人も現場監督も配送のトラック運転手さえも自己チューではこの業界の中で活躍することは出来無くなって来たのは、業界に関わる人は肌で感じられているのではないでしょうか。

   

 

自己チューからの決別。

本日の講座では直接このような話はしておりませんが、色々な講座、ワークに共通した『原理原則』を徐々に身体に浸透させてくれるはずで、これこそが職人起業塾で学び取ってもらう『マーケティング・マインド』でも有ります。

塾生の皆様、今日の講座で自分自身に隠されていた才能と無限の可能性に気付くと共に、自己チューは結局、自分自身にとってのリスク以外の何物でもないことをしっかりと認識をしておいて下さい。
結局は、ヤルもやらんも自分次第。
人生の大きな転機になるかもしれないこのチャンスを活かすも殺すも自分次第。
気合い入れて行動に移して参りましょう!(笑)

もうすぐそこまでやってきている『職人の時代』降り止まない雨は無い、行先は明るいぜっ!

  

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