7月28日 日本晴れ!
昨日に引き続き、富士山八合目の山小屋からスタート。(ブログも昨日に引き続きポートレート形式でお送りします。笑)
4時間程度の仮眠(いつもと同じか、笑)を取って夜中の1時に山頂へのアタック開始、日本のてっぺんでご来光を拝むため、日の出前の4時過ぎの到着を目指し漆黒に包まれた山道を登り始めました。
数名は高山病に悩まされながら、女性陣は体力的に限界を感じながらもなんとか全員で無事に時間通り登頂!
社員研修の一環でもある毎年の富士山登山、今回は、ベテラン社員とその家族、職人起業塾に参加いただいてる塾生諸氏、クライアント先のスタッフさん、7年前に富士山詣でを始めた当初からご一緒している勉強会仲間の経営者さんと、16名にも上る大勢の方々と感動の瞬間を共有することができました。
皆様、ありがとうございました!&お疲れ様でした!
今回の富士山登山行でも新たな学びが非常に多くありました。その中のひとつで私が特に留意したのは「整えて進む」という事。
老若男女というのは少し大袈裟ですが、様々な人達と日本最高峰に登るのは中々難しいものがあります。特に、体力差が大きい人と一緒に目標を達成するのは生半可ではありません。
因みに、昨年も、一昨年も失敗して登頂を断念する人を出してしまっています。
その反省に立ってのこともあり、今回は登り始めから繰り返し、しつこいくらいに呼吸を深く、水分をしっかり取る、無理のないペースを守る、と基本的なことを言い続け、皆さんに意識して貰いました。
小休止をマメにとり、登山再開する前に私が訊いたのは、「整いました?」と言う問いです。
呼吸、心拍を整えてから、ゆっくりと歩みを続けて、須走コースから山頂、お鉢巡り、剣ヶ峰、富士宮コースからの下山と全ての行程が全て予定通り!の美しい結果となったのはモチロン皆さんのご協力と気合、そして根性を出されたからではありますが(笑)、私のアドバイスも少しくらいは奏功したと思っています。
ま、最後はスパルタ&ギリギリのいつものパターンになりましたがそれもご愛嬌。(笑)
富士山に向かう前日、九州博多で開催されたJackの全国大会の際にメインスピーカーとして登壇されたゴルゴ松本氏はボランティアで少年院を回って、「非行に走った少年達に前向きに生きるキッカケを与えれれば、と考えて活動をしている」と言われていました。
少年院の子供と話す中で、彼らは勉強と努力が大嫌いと言うらしく、ゴルゴ松本氏は、「努力なんかする必要はない。」とそれに答えられるそうです。
行うべきは、努力の様なネガティヴなモノではなく、『準備』だと。
社会に出る準備として勉強をするのは自分の免疫力を高める為だと説明するとのことでした。この考え方は、このところ私がいつも提唱している『状態管理』の考え方と通じる部分が多く、それは今回の富士山登山での『整える』にも通じます。
(ゴルゴ松本氏も言ってましたが、)真理はそこら中に転がっているんですね〜。(笑)
今回の富士山登山ではその1つをリアルに体感する事ができました。
皆様、本当にありがとうございました!
来年もよろしくお願い致します!
深謝。