JUGEMテーマ:日記・一般
神戸の西の果て、伊川の川沿いで、誰もが手に届く循環型提案の自然素材と兵庫県産の無垢材を利用した新築住宅の普及、エコリフォーム、本質に目を向けた店舗設計に取 り組んでいます。
皆様のご声援が唯一毎日の更新の励みです!
まずはひと押し!
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日曜日と言うことで、お客様に次々とご来店頂く一日でした。
おかげさまで、忙しくすることが出来ております、ありがとうございました。
私共の家づくりに対する考え方や価値観がご理解頂けて、地域に密着する工事会社との付き合いに「本来の家を作る価値」を見出して頂ければ幸いです。
つたないご説明やプレゼンでしたが分かり難い所はいつでもお問い合わせください。
お待ちしております。
さて、お題目に。
私共は、とても小さな会社で歴史も浅く、きらびやかな立派な社屋を持っているわけでもありません。
吹けば飛ぶような、と言われても目くじら立てて反論も致しませんが、それでも何とか10期目を迎えてゆっくりとじわじわとこの神戸の地に根を張っていっております。
これは、たくさんのお客様にかわいがって頂いたお陰ですし、私達を10年も支えてくださったお客様たちがいる事を誇りに思っているのも事実です。
それは少なくとも私達にそれなりの価値を感じて頂いているからこそ生かされているのだ、
と言うことになり、そこから考えるに、私達の存在には意味や意義があるはず、と言うことだと思います。
私達の価値と進むべき道とは?
と、よく考えるのですが、その中の1つがこちら、
日本の家作りは太古の昔から木で建ててきました。
そして、豊かな森林をもつことは日本の大きな資源であることは明白な事実でもあります。
その木の国、日本の木材自給率は、なんと20%台まで落ち込んでいるのが原状なのです。
住宅はあくまで個人の資産なのでその仕様材の選択はモチロン消費者の手に委ねられていいと思います。しかし、何の働きかけもなく国産の材木が消費者に選ばれるようになるにはすこしハードルが高くなりすぎている現実があると思います。
この需要の1/3が消えてしまったと言われる本当に厳しい住宅業界は、デフレがすっかり定着してしまってその上にまだ熾烈な競争を行っているのが原状であり、供給側はコストカットの躍起になるのは市場の原理なのでしょうがないかも知れません。
その目先の競争力をつけるために注力することが果たして日本の国にとっていい結果を残すのか?
と言う疑問が私の中ではずっとあたまから離れずにあります。
日本の戸建て住宅のシェアーは大手住宅メーカーが大部分を持っている、と思われている方は多いと思いますが、実はそんなことはありません。
**ここから「-NSJ- 日本自然派住宅研究機構」の代表の方のブログを転記。**
2005年度のデータでいくと戸建住宅の着工戸数は約48万棟。うち12万棟が建売住宅で36万棟が注文戸建住宅です。
その注文住宅36万棟のうち10万棟がハウスメーカーで、8万棟がローコストビルダー、さらに18万棟が地元工務店です。
という事はハウスメーカーは実際は住宅シェアの28%でしかありません。
ローコストビルダーが22%。
そして50%が工務店が建てているんですね。しかもその半数は個人経営の年間1棟とか多くても3~4棟の工務店。
**************ここまで***************
と言うことなのです。
こうしてみると、地域に生きる工務店の責務と言うのは実は結構大きいと言うことになるのですが、それぞれが小さな会社過ぎて分かっているけど関係ない、と思ってしまいがちなのですね。
鉄骨を使ったりツーバイフォーの箱の家にしたりするようなプレファブ化住宅では国産木材を使えないのは火を見るより明らかですが、実はローコストビルダーと呼ばれる組織化された住宅会社も極限までコストカットをすることが組織の命題なので国産材を使うことはまずありません。
となると、地産池省の理念の下、国産の木材を使って家を建てれるのは私達のような小さな工務店、工事店だけとなり、そしてそのちりも積もれば的な集まりが結構なシェアーを持っている、と言うことなのです。
日本の景気を良くして安定させるには、内需の活性化は必須なはずです。
もともと資源が少ない国だから、と輸入、加工に頼って経済を発展させてきましたが、時間が掛かってでも内需、国内資源の活用を進めなければならないと思います。
っていうか、それは現在では国策ですよね、
こんな法案も提出されてました、
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100105/plc1001051333014-n1.htm
ちなみに、林野庁発表の自給率の推移はこんな感じです。
S35 86.7% 戦後の復興で山は丸裸に、っていう頃ですね、
S40 71.4%
S45 45.0% あまりにも需要が多く供給が間に合わず外材が解禁となりました。
S50 35.9%
S55 31.7%
S60 35.6%
H 1 26.9%
H 2 26.4%
H 3 25.0%
H 4 25.0%
H 5 23.6%
H 6 22.4%
H 7 20.5%
H 8 20.0%
H 9 19.6%
H10 21.0%
H11 19.2%
H12 18.2%
H13 18.4%
H14 18.2%
H15 18.5%
H16 18.4%
H17 20.0%
H18 20.3%
H19 22.6%
H20 24.0% 実際の消費量はごく微増ですが全体の縮小でシェアーは伸びてます。
国内産業として林業を復興、豊かな資源を活用するには、国も、県も、小さな工務店も、そして家を建てようとしている消費者までもが意識を向けなければ叶わない、皆の本気度が高まらないと進まないと言うことだと思います。
そんなこんなで私達は、皆で力を合わせて日本の豊かな森を守りましょう!と、言い続けます、
少しコストアップではありますが、日本の将来も掛かってますので、よろしくお願いいたします。
425個目のECO川柳=カーテンを 開けておくのが 暖房に
ポカポカと、いいお天気になりましたのでね。
とうとうエアコンをつけませんでした、そんなに寒くなかったと思うのですが、、、。
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グリーンリモデル診断と、私達の環境へ考え方です。
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今年からbridge logを始めてます。
コミニケーション、会社内の見える化、目標達成の為に架ける橋のパーツです。
70個目のbridge=食べ物で、 と言うわけじゃ ないけれど、、
ホワイトデーと言うことで女性スタッフ様たちにケーキを配ったりしましたです。
ユージもテレながら持ってきてましたが、、、、おい、自分で配らんか、
ま、気持ちだけは汲んでおきましょう、(笑)
もうすぐ完成現場見学会!
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ご夫婦でこだわり抜いた ”こ洒落た” SWEET HOME
http://sumikaie.jugem.jp/?cid=7
そうそう、福岡の現場もかなり進みました、そろそろ行かねば、、
九州の皆様、そろそろ伺いますので、日程をご連絡します。
博多七隈との橋渡しはコチラ↓↓↓↓
http://sumireworks6.jugem.jp/?cid=20