すみれのトリクミ」カテゴリーアーカイブ

春到来と一期一会。

令和2年3月2日晴れ

須磨のアドベンチャーとアミューズメント。

昨日の御朔日は須磨アルプスに久しぶりにトレッキングに行った流れで、大本山須磨寺にお参り立ち寄りました。馬の背なる岩山を鎖伝いによじ登る須磨アルプスは身近なアドベンチャーとして神戸人に愛されておりますが、横尾山から降りて来た所に位置する須磨寺はただのお寺ではなく完全に神と仏に触れられるアミューズメントです。あまり知られてない様ですが。春を告げる枝垂れ梅は満開を過ぎてずいぶん散っておりましたが、いいお参りができました。

インターンシップスタート。

さて、3月になり本格的な春もすぐそこまでやってきました。今日からの4月入社を控えた新卒の大工見習いの新入社員が卒業式を終えてインターンシップに来ることになっており、私も張り切って朝から夕方までつきっきりでオリエンテーションを行いました。私たちはアナログの代表格のように思われている大工集団の工務店ですが、意外と先進のテクノロジーを導入してIT化を進めておりまして、大工達にはiPhoneを貸与して情報共有、コミニケーション、習慣化を担うツールとして活用してもらっています。出退勤管理から、現場情報の共有、社内掲示板やチャット、着工予定表や工事概況表の共有、毎日のブログ更新等と様々なアプリやクラウドのアカウント作成とその使い方のレクチャーを延々と行いました。新人くんも意外に、大工がハイテクノロジーを駆使することに驚いていたようでした。(笑)

人材育成こそ経営戦略の要。

今年の4月からの新入社員は2名となっており、1人は工業高校出身の新卒の若手で、もう1人はこれまで全くやってこなかった現場作業以外の施工管理や営業的な仕事にもチャレンジしてみたいと言われるベテラン大工です。2人ともご縁があって我々と一緒に働いてみたいと言ってくれて入社の運びとなりました。絶望的な人材不足が叫ばれる今の時代に次々と人が集まるのは本当にありがたいことで、人材の育成こそ経営戦略の根本をなすもの、混迷を深める時代、衰退産業と言われる建築業界ではありますが共に未来を切り開いていきたいと思います。

お父さんの推薦。

今日の朝礼で出席していたメンバーには話したのですが、今日からインターンシップに来ている和希は県立工業高校から採用した新卒採用ではありますが、実はお客様でもあるお父さんからの強い推薦でお預かりすることになりました。ずいぶん前から「大工はいいぞ、大工にならんか」と言い続けてくれていたようで、中学生の頃にはすでに弊社への入社のオファーをいただいておりました。(笑) 早く一人前の立派な大工に育てねばならないと私も気合が入っていますし、本人もすっかりその気なので、5年後には現場はすっかり任せることができるように優しくも厳しく育てていきたいと思っています。

命の恩人の息子を預かる幸せ。

現在、私は工務店経営者として随分と偉そうなことを言っておりますが、若い頃は本当にどうしようもない人間で、完全に社会からドロップアウトしておりました。まともな社会生活に戻って来れたきっかけは19歳のときに飛び込んで25歳まで心身ともに鍛えてもらった前職の佐川急便に入社したことで、若かりし私を厳しくも優しく見守り育ててくれたのが当時班長として三宮を中心とする生田班を取りまとめていた和希のお父さんでした。その時の経験がなければ私の人生はずっとどうしようもないままだった事は明らかで、和紀のお父さんは命の恩人と言っても過言ではない位お世話になった方です。

一期一会。

その昔の上司である和希のお父さんは私が建築会社を始めてからも、事あるごとに何かと気にかけてくれ、ご自宅のリフォームや転職された先のヤマト運輸でもあれこれと仕事の注文をしてくださり、考えてもみれば30年以上も付かず離れずお付き合いをさせてもらっています。今回、和希が我々と一緒に大工として働くことになったことで、これまで以上に深い関係性を持ち、お付き合いが出来るようになるのは私にとって本当に嬉しいことで、これまでいただいた御恩を倍にしてお返ししたいと心から思っています。一期一会は私がずっと右に置き、大切にしている考え方であり、在り方ですが、本当に人とのご縁は宝物であり不思議でありがたいもの。自分がしてもらったのと同じように、細くつながったご縁を時間をかけて紡ぎ、切っても切れない太い縄のようにしていけるようなそんな人材を育てていきたいと改めて思う次第です。


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場所:スペースアルファ三ノ宮
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20年目の不易流行。〜子曰わく、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし。〜

令和2年1月6日快晴

仕事始め。

年末年始の1週間の休業期間(私は事務所改装の職人でしたが、)を終えて、本日は令和になって初めて迎える仕事始め。有限会社すみれ建築工房として第20期目のスタートを切りました。今年は創立20周年を機に社名を株式会社四方継に変更し、建築サービスだけではなく、地域の卓越した人や企業、サービスを紹介する地域コミュニティー企業へと業態変更を行う大きな転換に踏み切る年となっており、例年にも増して気合を入れて初出の朝を迎えました。

現状維持は緩やかな破滅への道。

20年間慣れ親しみ、多くの方々にご支援、ご協力をいただいてきたすみれ建築工房と言う社名を変えてまで、新たな挑戦に踏み出すのは、実は社内外から反対の意見も少なからずあり、私自身も生半可な気持ちで成り立つものでは無いのを十二分に認識しています。その上で、大きな変革に踏み切ったのは、当然、それなりの理由がありまして、最高経営責任者としての責務を果たすべく、緩やかな衰退、破滅の入り口と言われる現状維持に甘んずることなく、時間と費用と労力をかけてリブランディングへの取り組みを進めてきました。

悲観的に準備せよ。

「20年かけてやっと少しだけ地域の人に知られるようになった社名を変えるなんて馬鹿じゃないの、あり得へん。」と何人もの方にご意見をいただきました。もっともなご意見だと私も思いますが、それよりも変化を疎んじる方がもっとリスクが高いと判断してこの度の社名変更、新規事業の立ち上げ、業態改革に踏み込むことを決めました。その決定は様々な要素が複雑に絡み合っての事ではありますが、最も大きな要因は時代の急激な変化と、厳しさを増す経営環境の先行きの圧倒的な不透明感です。大きなリスクを感じている以上、稲盛和夫塾長が言われた通り、悲観的に準備して、楽観的に行動しなければならないと決意した次第です。

目的の共有が全て。

社名も変えて、業態も新たに刷新することになった今回の私たちのリブランディング・ゲームチェンジへの取り組みですが、今日の仕事始めのミーティングで社員全員に話したのは、これからは今までの延長線ではなく、時代の変化に先んじて我々は自分たちから変わっていかねばならないと言う決意の共有でした。その一方で、毎年の初出勤の日に行う経営方針発表で必ず繰り返し言い続けている、目的の共有が全てであり、「何のために」と言う問いに対する答えが全員同じでなければ事業は成り立たないとの原理原則論をやっぱり強く訴えておきました。

15年間取り組んでたのは卓越の戦略。

私たちがこの15年間取り組んできたのは、ジェイ・エイブラハムが提唱した「卓越の戦略」を建築実務に落とし込み、顧客に対し真摯に向き合い、顧客と私たちの間で信頼尊敬誠実な絆を深めることでした。「家は建ててからがスタート」と言うスローガンは建築会社でありながら、建築工事自体は単なる手段であり、本当の価値である、工事を終えてお引き渡しを済ました後の顧客の安全で快適、そして楽しい暮らしを提供しなければ自分たちの存在価値がないと言い続けてきましたし、それを守る判断を現場で行う事が職人会社である我々の強みになると訴え、仕組みに組み込んできました。

不易流行。

今回のリブランディング・ゲームチェンジの試みで社名も業態も変えて再スタートを切りますが、その卓越の戦略を実務に反映させる根幹の部分だけは一切変えることなくこれまで以上に、顧客がまだ気付かれていないニーズや課題を明らかにし、提案や問題解決を行うのを建築だけに限らず、もっと幅広い分野でお手伝いできるようにしたいと思っています。時代の変化に合わせて自らを変えること、そしてどのように世の中が変わろうと大事に守り抜く出来事の両方をしっかりと守りたいと全体会議で繰り返し訴えました。松尾芭蕉が示された不易流行の概念こそがもの凄いスピードで変化を遂げる今の時代にこそ必要だと思っています。

視観察。

実は、今年に入ってから、今一度、論語を学び直そうと思い立ち、仮名論語を少しずつ素読しています。これがなかなか素晴らしくて、毎日、胸にグッとくる言葉が出て来るのは流石、何世紀にも渡って学び続けられているだけの事はあると感心する事しきりです。今日素読をしていて目に飛び込んできたのは有名な「子曰く、其の以す所を視、其の由る所を観、その安んずる所を察れば、人焉んぞ痩さんや。人焉んぞ痩さんや。子曰わく、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし。」の一節でした。私達が大事にしてきたマーケティング的な概念、「何のために?」という目的を明確に持ち、共有する事が事業の全ての根幹となる。また、本質に目を向ける事で、新しい情報にも敏感に反応し、変化に対応できるようになると孔子は言われており、私が必死になって行なっている事を全てお見通しだったのだと改めて思い知らされました。論語恐るべしです。。


有限会社すみれ建築工房は「建築、暮らしだけじゃない、その先へ」をコンセプトに社名と業務内容を2020年1月19日から変更し「株式会社四方継」として再出発します。

新会社「株式会社四方継」は「人、街、暮らし、文化を継ぎ「四方良し」を実現する」を理念に、
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地域コミュニティー事業部「つない堂」では「人を繋ぎ、ご縁を紡ぎ、いい街を継ぐ」
二つの事業部で二つのビジョンの達成を目指します!


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Do it myself !職人会社の底力。

令和元年12月29日晴れ

事務所改装工事着手。

昨日は、まるで引っ越しか!と思えるような改装工事を前にした事務所の荷造りの中、形ばかりの納会を済ませて、本日から1月5日まですみれ事務所は年末年始の休業をいただきます。とは言え今日も現場はどこも動いており、私1人で事務所の解体工事に着手、書棚を外し、界壁を叩き割り、パーティションを取り外して2部屋の事務室を1つにつなげてみたら、思いのほか広い空間が現れて、図面で確認していたよりもゆったりとしたレイアウトにできそうでした。これなら(不安がっていた)事務所メンバーにも喜んでもらえるじゃないかとテンションを上げました。(^ ^)

リブランディングの一環でありフラッグシップ

今年のお正月に引き続き、2年連続で正月休み返上で現場作業に勤しむことになってしまった今回の事務所改装は、来年から社名を変えて新たにスタートするリブランディングの一環ではありますが、実は私の発案ではありません。今年1年間、リブランディングに向けて、スタッフがやりたい仕事をやりがいを持ってできる事業所に生まれ変わろうと考え、「どんな働き方がしたいか?」と繰り返しスタッフ全員に問い続け、意見を求めました。事業内容では、信頼関係で結ばれたお客様と、パートナー企業と一緒に丁寧で良いものづくりがしたい。というのが1つの結論で、建築需要が顕在化する前のコミニケーションを活発にとれる仕組みを考えて、新規事業を立ち上げることにしました。それは「つない堂」と言う名称で活動を開始します。

テーマは文化。

もう一つ、本業である建築事業については、今よりもっと丁寧なものづくりを実現したいと、我々の持つ強みである大工が社員でいることの意味と意義を見直して、日本の伝統的の文化であり、地域経済を循環型モデルにするのには欠かせない、地元産、もしくは国産材の木をふんだんに使ったデザインを提案して、心地よい健康的な空間作りを目指そうと言うことになりました。「だったらもっと肌のぬくもりを感じられるような事務所に改装しましょうよ」ともっともな意見をスタッフから投げかけられ、「た、確かにそうだね、」と、以前から事務所が寒いとか、狭いとかの問題も繰り返し指摘されてきたこともあり、若干押し切られるような形で今回の改装工事の着手に踏み切った次第です。

職人会社の底力。

ただ、今年のお正月も電報の手直し工事で数名の大工スタッフが正月休み返上で働いていたこともあり、年明けも3が日が終わるとすぐ着工する現場も控えていて、大工スタッフには年末年始の出勤を頼みにくい状況になっており、今年は私1人でやらねばならないと覚悟を決めておりまして、1月6日の初出までに一応、事務所が使える状態まで出来上がるか若干の不安を抱えだからとりあえず解体工事をスタートさせました。2を開けてみると、昼過ぎから、それぞれの現場を早めに切り上げてくれた大工スタッフたちが続々と事務所に集結してくれて、初日に予定していた工程よりも少し進めることができました。

関西初、ヤクイタショールーム。

今更ながら、社内に大工がいる会社の強みを改めて感じて、リアルにものを作ることができる力こそが私たちの強みなのだと感じた次第です。また、今年の正月に引き続き、今回も電気工事業のエミさんが正月返上で配線工事を手伝ってくださると申し出てくれて、心強く感じるとともに、苦手な電気配線の移設をお願いできると言うことで肩の荷がおりました。そんなこんなで、関西では初めてとなる屋久島で伐採され、製品化された屋久島由来の地杉で作られた「ヤクイタ」フローリングを一面に貼った事務所に生まれ変わります。1月6日には完成しているはずですので、内地産のスギ材とは一味違う、屋久杉のDNAを引き継いでいると言われる強い香りと風愛をぜひいちど見に来てください。年末年始のお手伝いも絶賛募集しておりますのでよかったら遊びに来てください。(笑)


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建築事業部「つむぎ建築舎」で「受け継がれる価値のある丁寧なものづくり。」
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大工工務店の生きる道。

令和元年10月23日曇りのち雨

Communication is all!

木曜日は朝活の日じゃないけど、やっぱり早めに出社してスタッフとの早朝個人面談でした。午前中は来客への応対、昼からも個人面談、夕方からは丹波に移動して古民家再生プロジェクトのミーティングと、とにかくしゃべり続ける1日となりました。私としてはやるべき仕事はてんこ盛りにあるのですが、とにかく顔を突き合わせて人と話す事に意識的に時間を取るようにしています。今時、ズームや FaceTimeなど同じ場所にいなくても会議位はテレビ電話でできるのですが、同じ場所に居合わせて雰囲気やニュアンスを感じることも非常に大事だと思っていて、効率を無視して時間を作るように心がけています。そのほうが効果性は高いのではないかと思っています。

コンセンサスの基本は1to1

現在、絶賛継続中のスタッフとの個人面談のテーマの中心はリブランディングについての理解度の確認と、会議等で私が伝えきれていない部分の補足説明を個別に行う事です。今年の初めから社内でヒアリングやミーティングを積み重ね、スタッフが希望する働き方や仕事内容を反映させながら進めてきた、来年以降、急激に冷え込むであろう建築市場の中で生き残れるような事業形態に業態を変える取り組みも随分と煮詰まってきたので、その全容をスタッフに明らかにする前に個別にコミニケーションの場を設けてコンセンサスをとっておくことがその目的です。

大工工務店の生きる道。

今日の面談の中で繰り返し話し合ったのは、職人を内製化した大工工務店がブランドとして認知されるようになるにはどのようにあるべきか、と言うことで、来年以降、社名を変えてサービス内容を一新した後は、今まで以上に社員大工がお客さんの前に出て綿密なコミニケーションを取り、提案の質を上げることが既に決まっており、作り手によるコミニケーションビルドと言う、古いような新しい建築プロセスを構築することになっています。その方向性がブランディングにつながると理解されているかどうかを確認し、補足説明を繰り返しました。

やっぱり、Whyから始めよう。

新しい事業をスタートさせるのに非常に重要な考え方として、サイモン・シネックが提唱したゴールデンサークルなるロジックがあります。「Whyから始めよう。」と言うフレーズで有名な概念で、これに合わせて我々が新しく取り組みを始める社員大工による顧客とのコミニケーションは、  Why:顧客と地域と我々がより良い環境を手に入れるために、Wfat:ものづくりの作り手、職人の視点でしかわからない提案をすることで、How:オリジナリティーあふれる空間を作り出し、顧客に新たな体験を提供する。となります。

便利で簡単で意味のないもの。

便利で、簡単で、安いものが溢れる今の世の中、それらのものはたやすく手に入りますが、それには大した意味はありません。住宅は人にとって最も身近な環境であり、「意味のない箱」を作りその中で暮らすのはやっぱりもったいないと思いますし、我々もせっかくなら意味のある仕事がしたいし、建築のプロフェッショナルである以上、意味ある提案をしなければならないとも思います。そんなふうに考えると、簡単便利な既製品を使うのに対して疑問を抱かずにいられませんし、丁寧で豊かな暮らしをしてもらうには、丁寧なものづくりが必要だと思うのです。

存在の意味を見直せ。

日本の西洋化の浸透と共に伝統として伝わる木の文化を生かした家づくりは極端に需要が少なくなり、大工として、もしくは大工工務店としての存在意義はどんどん薄くなっています。大工と言う職業はプレカットの普及と、既製品の造作材の一般化で、大工と言うより単なる組み立て工だと言われたりするようになりました。実は私たちも今の本社ビルが竣工した15年前は、無垢のフローリングと珪藻土による壁仕上げのサンプルルームを作り、既製品を使わない建築を標榜していたのですが、いつの間にか時代の波に飲み込まれてしまっていました。来年のリブランディングを機にもう一度原点に立ち戻り、便利で簡単で安い既製品を排してもっと日本の伝統文化と現代の価値観を調和させたオリジナリティーあふれる上質な空間の提案を作り手主導で行わなければと思っています。

積極経営しか生き残る道なし。

今日も社員大工のスタッフには、大工としての存在意義、大工工務店としての役割を考えたとき、今一度、地元産の木を生かし地域と共に共生できるような住宅や店舗作りに特化していくしか我々が生き残っていく道は無いと熱く語りました。「わかりますけど、大変ですね、、」とスタッフのほぼ全員がちょっと頭を抱えるそんな面談を繰り返す合間に、手元に届いていた年間購読している雑誌「理念と経営」の表紙をめくると「積極経営なくして成長なし」との言葉が大きく書かれているのが目に飛び込んできました。やっぱり、リスクを取って新たなことに取り組まなければ生き残れないのだと覚悟を決める勇気をもらった次第です。ま、みんな、大変な事はいろいろあるけど、果敢に、熱く気張っていこう。(笑)


現場改革・現場ブランド化理論 & 職人採用・育成・人事制度セミナー開催します!

□日程11月8日(金)14時~18時30分
□場所:パナソニック リビング ショールーム 福岡 2階会議室 福岡市中央区薬院3-1-24
□当日スケジュール
13時30分〜14時00分 受付
14時00分〜16時30分 現場改革・インナーブランディング オープンセミナー
16時45分〜17時45分 職人不足根治の為の環境整備と人事制度
18時00分〜18時30分 建築技術者向け実践研修と助成金活用のご案内
18時45分〜20時30分 懇親会(希望者のみ 別途参加費5000円程度)
□参加費:15,000円/人 (職人起業塾参画企業、関係者は5,000円/人)
□定員:25名(定員に達し次第締め切りと致します。)
申し込みイベントページ→https://www.facebook.com/events/2378078522508618/
メール申し込み/問い合わせ→http://www.shokunin-kigyoujyuku.com/application/


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必要な人材を即採用できる理由。

令和元年94日晴れ

鳴門にて。

徳島県鳴門に来ています。1年に数回開催される、グロス最下位が幹事を務めなければならないと言う厳しい?ルールが定められているゴルフの会で、年に1度だけ泊まりがけラウンドの企画があり、原則、欠席することが許されないことになっていることもあり、今年も参加させてもらいました。

ご縁を紡ぐ活動。

ゴルフは、所詮遊びではありますが、ほとんどのメンバーが私とスタッフが参加しているBNI(朝の異業種交流会)の活動をしており、仕事を紹介しあう関係にあったり、独立起業した元社員の経営者、リアルにクライアントの社長がいたりと、ゴルフを通して人間関係の構築をするのは長い目で見ると大いに仕事にもつながるのは間違いなく、ご縁は紡いで太く強固にするもの、今回もとても良い時間を過ごすことができました。残念ながらスコアは相変わらずでしたが、、

遅刻の理由。

昨日の晩、予定より少し遅れて鳴門に入ったのですが、それまで事務所で新規事業立ち上げにかかる人材募集の面接をしておりました。来年からすみれは再度ブランディングをやり直すことになっており、今の時代の急激な変化に取り残されないように業態を改革しようと現在そのプラン作りに取り組んでおり、新しく立ち上げる部門に人材が必要の旨をこのブログで最近告知しておりました。

即決出来る応募。

現在募集の告知を始めてから、1週間もしないうちに事務所に電話があり、「新規事業の立ち上げに興味があるのでぜひ一緒にやってみたい。」との連絡が入りました。それを受けて早速面接をしたのですが、面接に来られた方は私のこのブログを読んで、大まかな趣旨を理解してくれており、私が求める業務内容やスキルについての説明も非常にスムーズで、その場で採用を即決して早速今月末から出社してもらうことになりました。

思考は現実化する。

新規事業部の専任スタッフが入社してくれることになったことで、10月には新規事業の準備室が立ちあげられることになり、これから新しい取り組みの具体的な内容を詰める作業が非常に忙しくなります。私としては、若干の焦りを覚えながらもおおざっぱに立てた計画に沿ってイメージ通りにことが運んだことにとても喜んでいます。

ブログ採用の圧倒的効果性。

それにしても、インターネット上での情報発信の影響力の大きさと重要性には改めて再認識をさせられたと共に、時代の大きな変化を感じずにはいられません。いつも講演などで人前に立つ際に自己紹介のスライドを写すのですが、そこに11年前からブログに取り組んでおり、マーケティングと採用に活用していると書いています。今回もですが、前回もその前もブログで人材の募集をして毎回のように1ヵ月以内に反響があり採用を行えています。手前味噌になりますが、我ながらすごい費用対効果です。

面白くなく、長すぎるブログ。

毎日更新を始めて12年目に突入したこの「職人進化論」は職人を始めとする現場実務者の育成や、地域工務店が取り組むスモールビジネス向きのマーケティング理論、後は住宅業界、建築業界の現状についての感じたことなどを日々綴っており、大体面白くもなければ長文すぎて読むのがしんどいと酷評されることもしばしばで、ビジネス系ブログとしては非常にニッチな層にしか受けない偏った内容だと自覚しています。

自省こそが成長のエンジン。

今は亡き私のメンターが「自省なくして成長なし」と言う言葉を残されました。ブログを書くことで毎日の気づきや学び、出来事を綴り続ける事は自分自身にとって少なからず成長要因になっていると思いますし、毎回の採用に大きな効果を発揮したり、全国の同じ志を持つ工務店経営者さんに共感の声をいただくことも少なからずあります。インターネット上に現れないものは存在がないのも同じとなった情報化社会の今、地道に過ぎますが毎日の情報発信をする習慣は今更ながら自分自身にとって非常に大きな力になっていると思っています。

習慣が人生を作る。

「継続は力なり」と昔から言い続けられてきた原則は、習慣の力を身に付けることを指しており、何か1つ習慣を身に付けることで「自分は継続することができる人間だ」と言うセルフイメージを刷り込むことができます。そして、習慣化は見える化とセットにする事で身に付けるハードルがぐっと下がるのは誰しも理解されることだと考えれば、ブログの習慣はあらゆる課題を解決する入り口になるのではないかと思っています。

緊急性の低い重要なタスクへの毎日の取り組み。

現在の建築業界は非常に厳しい人材難にあり、人手不足にあえいでいる会社が少なくありません、ブログを始めたからといってすぐにそれが解決するわけではありませんが、継続して情報発信をする習慣を身に付ける事ができれば、3年先、5年先にはよしんば直接ではないとしても間接的に大きな成果を手に入れることができるのではないかと思っています。11年間続けてきた私の経験則を元に、改めて、緊急性の低い重要な事の代表格としての定期的なブログ配信を、今更ながら強くお勧めします。


すみれ建築工房では新規事業立ち上げに伴い人材を大募集しています!
【募集要綱】

募集人数 2名(1名採用決定しました残り1名のみ)

勤務時間 自由 (正社員及びアシスタント)

勤務地 神戸市

給与 勤務時間、日数により応相談

資格、年齢問いません。PC、SNSの基礎知識がある方

業務内容 提携企業の募集、調査、顧客からの問い合わせ窓口、紹介、マッチング、SNS等での情報発信

その他 人とのコミュニケーションが好きな方大歓迎!


「モノではなくコト!建築会社らしからぬイベントやってます!

すみれ暮らしの学校|乗り換え?現状維持? 初心者のためのsimフリー入門講座

日時:2019年9月25日水曜日 14:00〜16:00
場所:有限会社すみれ建築工房
https://www.facebook.com/events/966795133659538/?notif_t=plan_user_associated&notif_id=1565913973750015


10月福岡塾、11月東京塾6ヶ月コース開講予定、塾生絶賛募集中!
助成金活用等、お気軽にお問い合わせください!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/wp-content/uploads/2018/08/f4f7901fe4fbf822cb614821800a2e7f.pdf


8月23日(金) 卓越の戦略 現場マネジメント改革【6ヶ月研修】
オブザーバー参加受付中!

https://www.shokunin-kigyoujyuku.com/news/13th-nagasaki-2-4/


職人起業塾オフシャルページ&無料メルマガ登録してください。

般社団法人職人起業塾オフィシャルサイトに情報を集約しています。 原理原則系マーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。 実践型現場マネジメント理論、動画なども公開しています。 その他、研修のお申し込み、問い合わせ、補助金の活用などの情報も集約しています。 https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

良かったらお知り合いにご紹介ください。メルマガ【職人起業塾通信】無料登録はこちら https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ylTbGxqzg

「WANOBI〜和の美」と適者生存的リブランディング。

令和元年7月23日 晴れ

晴れ間が戻った朝。

今朝は例によって?神戸サウナからのスタート。早朝からいい汗かいてスッキリ爽やかな1日のスタートを切りました。午前中は突然、上階から水漏れがして来て困り果ててる様子で電話を頂いた美容室のオーナーの店舗に伺って、応急処置後の対応の協議とと調査を行いました。出来るだけ営業に差し障りない様に最前の提案が出来ればと思います。その後は久し振りに竹中大工道具館に立ち寄り、「WANOBI〜和の美」と題された特別展を鑑賞、非常に内容が良かったので備忘録がてら写真をアップします。銘品の数々をお楽しみください。(^ ^)

よろずご相談受けたまります。

すみれでは店舗の改装工事を頻繁に行なっている関係もあり、店舗を運営されているオーナーから様々な相談を頂きます。建築にまつわる事は当然ですが、それ以外でもありとあらゆる件でご連絡をもらい、最近は特に人材育成や採用に悩まれておられる方が多いのか、「人」にまつわる事が良く話題に登ります。私は別段、その道のプロではありませんが、信頼できるブレーンがあらゆる業種業態におりますので、(ただ紹介するだけの場合もありますが、笑)それなりに問題解決のお手伝いが出来ている様です。何でも言ってください!(^ ^)

第2四半期チーム面談開始。

夕方からは第2四半期を終えてのチーム面談のダブルヘッダー、合計5時間近くスタッフと目標への進捗確認と達成へのビジョンを語り会いました。すみれでは今期から大工と設計のペアチームで売り上げの目標設定を行い、最初のコンタクトから二人でデザイン、施工の両面から提案して顧客の ニーズを汲み取り、そのイメージを実現できるような体制に切り替えています。いわば、小さな工務店が5つ集まっているような独立採算をチーム体制で行っています。一般的に数字の目標を課せられる事はない技術職が営業マンや経営者の様に四半期ごとに売り上げをチェックし、次のスパンの作る戦略を立てる珍しいスタイルで、私はそのサポート役を行っています。

顧客満足と利益の両立。

今日面談を終えた2チームは残念ながら半期で区切ると売り上げ目標は未達となっておりましたが、少し目標達成に意識を持つだけで、十分クリア出来るレスポンスは持っており、設計や施工といった専門職としての本分を全うするのはもちろんですが、それ以外にも金額的なマネジメントをする必要を感じてもらいました。次の4半期で目標に到達する道筋も立ちましたし、計画性を持って取り組んでもらえれば、年度始めに立てた計画はクリア出来るようになりそうです。新体制に少しずつ慣れてきて、課題も明確になりました。これからに繋がるまずまずの面談だったと思います。

時代の変化に適応するものだけが生き残る。

そんなスタッフとの面談で、話題に上ったのは現在私が熱心に進めている「リブランディング」について、「社名から変えて新たに生まれ変わると発表してましたが、まだピンときていない、どうなるんですか?」と不安そうな目で質問を受けました。私としては「社内SNSに書き込んであるのをもっと読み込めよ、」と一刀両断にしたいところでしたが、そこはやんわりと苦言を言う程度に留めておいて、理解が進むように丁寧に説明をしておきました。「目的は、令和の時代に適応した変化をすることで、これからの20年を更に業務内容を高めながら持続継続できるビジネスモデルを作り上げることだよ、」と熱く語っておきました。

求められていること、やりたいこと。

この度のすみれのリブランディングは建築会社の枠を超えてもっと地域の生活者の方々に広く貢献したいとの想いから、「モノからコト」へのマーケティング3.0の次へ、コトラー博士が提唱したクライアントの自己実現をサポートするような事業へのゲーチェンジを標榜しています。新たな事業部を立ち上げる計画もありますし、それに伴って人材の募集も開始します。しかし、現在のスタッフは全員、建築の専門家であり、そのリソースも最大限に活用する必要があります。そこで社員全員からヒアリングを行い、私たちがお客様に求められていることは何か?また、自分たちがやりがいを持てるやりたい仕事は何か?を訊いて集約したところ、出てきた答えは、具体的な建築計画の前から関わり、顧客のニーズを超える提案を行いながらモノづくり、そしてその後の暮らしづくりを進めること」となりました。

事業部長やらせてください!

そんなことから、リブランディング後の事業の柱の一つに「コミュニケーションビルド(仮称)」と言う新しい建築手法を確立して、建築業界がこれまでなかなか解消出来なかった住まい手と作り手のイメージギャップを払拭できるスキーム作りとその実践を行うことになりました。要は、建築計画の初めから、終わった後まで、住まい手と設計デザイン、施工アフターサービスを行う両者が切れ間無くコミュニケーションと情報の見える化、共有を行いながら延々と確認、修正を繰り返しながら関係性を構築していこうとするもので、世の中の分業化、効率化と全く真逆の信頼関係の構築に重心を置いたモノづくりです。そんな説明をしていたら、大工の大ちゃんが「その事業、僕に任せてください!」と立候補してくれまして、やっとリブランディングに強く共感してくれるスタッフが出てきたととても喜んだ次第です。来年に向けて、建築会社からの脱皮、進めて参りますので関係者各位、ご協力の程、よろしくお願い致します!(笑)


リブランディングに伴い、人財募集しています!

【業務内容】地域の生活者さんのサポートをすべく、絶対的な信頼を置ける業務提携先のリサーチ、インタビュー、アピール、提携先企業の情報をSNSやHPで発信、マッチングと体験型ワークショップ等、イベントの企画運営が主な業務です。

【資格】資格等不問、PCスキル、コミュニケーションスキルが高い方大歓迎です。

【勤務日数、時間】自由です。あなたが決めた時間だけ働いてください。

【待遇】正社員:週休二日制、時間限定社員制度ありキャリアにより相談。
パートタイム:時給1000円〜1500円

【その他】なんでもお気軽にご連絡下さい!


ご好評につきオープンセミナー追加しました!

般社団法人職人起業塾からのお知らせ 全国一斉、現場ブランディングと現場実務者育成に必要な6つのコンテンツ。 @職人起業塾オープンセミナー&フォローアップ研修開催します。

【東京開催】 □日程:8月8日(木)14時~18時30分 □場所:株式会社 Ship セミナールーム https://www.facebook.com/events/419618805307424/
【福岡開催】 □日程:8月2日(金)14時~18時30分(予定) □場所:パナソニック リビング ショールーム 福岡 2階会議室 福岡市中央区薬院3-1-24
https://www.facebook.com/events/2593085887584943/


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リブランディングはインナーから変わることから。

令和元年6月18日晴れ

朝焼け。

火曜日は朝活の日。梅雨前線なんて何処へやら、今朝も神戸は晴れわたり、目を覚ますときれいな朝焼けが東の空を彩っていました。朝に綺麗な空をを見るだけで今日の1日が良き日になりそうな予感がするのは不思議なものです。まぁ、いくつになっても私が子供っぽく単純なだけかもしれませんが、、とにかく気持ちをアゲて今朝も神戸市倫理法人会での朝活へと行ってきました。

リブランディング、キックオフ!

昨日の夕方からは全社挙げてのリブランディングミーティングを行いました。来年迎える創立20周年記念に合わせ、これまでの20年を糧にして、これからの20年をより良い会社にして、持続継続できるビジネスモデルを構築すべく、設計部と工務部の両方に問題意識や課題の共通認識を持ってもらうところからスタートすべく、全員に集まってもらい改めて趣旨説明をするところからキックオフしました。

大事な事は5回言え。

この度の取り組みについては、第一四半期を終えた際のチーム面談で個別にある程度の説明をしておりましたが、改めて趣旨説明をしたところ、初めて聞いたような顔をしている、もしくは何のためにこんなことをやってるのかよくわからないといった顔をしているスタッフもおり、改めてコミニケーションの難しさというか、伝えるべき事は何度も繰り返し言わないとあかんのやと気付かされました。

ブランディングはインナーから。

リブランディングとは、外から見た我々の事業を新しく魅力的なものに刷新して、認知を広げ、イメージを上げる事と、同時に社内の業務改革を行って内実共に充実させるのを狙った取り組みです。ただ、メディアやマス媒体を使っていくらいい感じのプロモーションをしても、実際のサービスの対応、商品の品質が悪ければ話になりません。社内で繰り返し説明やミーティングを行うのはとても大切で、インナーブランディングと呼ばれるまず足元を固める作業になります。

あらゆる問題解決の鍵。

ブランディングができれば、売上利益から人材の採用まで企業が抱えるあらゆる問題が解決できると言われます。昨日のミーティングではまず社内が抱える課題や問題を抽出して、それを解決し、スタッフの皆が働きやすい良い会社にすることをブランディングの目的として掲げました。要するに、「この機会に、自分たちの働き方が理想に近づくように変わろうぜ!」と言う私からの前向きな提案です。

inside outは簡単じゃない。

「自分が変わらなければ取り巻く環境は変わらない。」というInside Outの原則は誰しも理解する当たり前なことではありますが、「変化が好きなのは子供」と言われるように、例えば席替え1つとっても、子供は喜びますが、大人は面倒だと嫌がります。年齢を重ねるほど人は変化にネガティブな印象を持つ様になるもので、「変わる」ことについて頭で理解しても行動に反映されないことが少なからずあります。変化を好む私はいつまでも子供っぽいと言う事でもありますが、、

現状維持は破滅への道。

「できれば今のまま、ずっと同じ環境を保ちたい。」と思えるような理想的な状況であれば確かに変わる必要はないと思いますが、改善したいと思う問題や課題があるならば、現状に甘んじているわけにはいきません。そもそも、情報革命が起こって、ものすごいスピードであらゆる価値観が変わりつつある現在、外部環境は刻一刻と大きな変化を遂げており、「今のまま」に甘んじてしまう現状維持は緩やかな破滅への道なのも今や自明です。

強制終了と再起動。

このたびのリブランディングの取り組みは、変わろうと意識した位ではなかなか変われない人間の特性を正面から見据えて、社名及び事業ドメイン、会社の内外装、制服、実際の業務内容まですべて外部から見た印象を変えることによって、旧態依然にしがみつきたくなるスタッフの意識と行動を強制終了と再起動を実行する取り組みといっても過言ではありません。以前から付き合いがあるほとに改めて名刺を切って、建築工房の名前が消えていたら、「どうしたの?」と訊かれますし、「実は、私たちは建築会社という枠組みから脱皮したんです。」と説明せざるありません。(笑)

会議に答えは無い。

本日のミーティングではリブランディングの目的の確認、課題の抽出と解決方法のアウトラインの共有までを行い、問題解決の中枢を担う顧客からの圧倒的な信頼(ブランディングとも言う)を得るために、われわれは何をすべきか?どんなサービスを新たに始めみるべきか?との大命題についてメンバー全員に質問を投げかけました。その答えは…全く出てきません。
というか、この場には答えどころかヒントさえありませんでした。(笑)

本当に欲しいものは何?

今回の取り組みを通して私たちは「建築会社」と言う枠組みを飛び越して、これまで掲げてきたコンセプト「家は立ててからがスタート」「モノではなくコトを提供する」をさらに進化させ、顧客にとっての素晴らしい体験や、豊かな暮らしを提供する企業へと成長することを目指しており、それを実行に移すには「お客様は本当は何を求めているのか?」を知る必要があります。今日のミューティングの最後でメンバー全員に明日からお客様との接点でそれを観察調査してくるようにと宿題を渡しました。

学びに価値なし。

この度の取り組みは、実は、この3年間以上、私1人が学校に通い学び続けてきたUXD(ユーザエクスペリエンスデザイン)の考え方と哲学をスタッフ全員巻き込んで実際の業務に落とし込む実践をスタートさせたと言う事でして私としては俄然張り切っている次第です。
学びに価値なし、実践して定着させて初めて学びは意味を為す。人生やるかやらんか、やってなんぼ!です。机上の空論では無い「建築×UXD」のビジネススキームを何としても確立して、3年前にXデザイン学校の浅野先生の講演を拝聴して際に必要を感じた直感を裏打ちしたいと思います。

目指せ、三方良しデザイン。

とは言いながらもリブランディングの取り組みは始まったばかりで、これから踏むべきステップは山のようにありますし、現状ではまだスタッフの理解を完全に得られたとは言えません。しかし、本当にお客様が求める事を社内の誰が対応しても提供、提案できるような会社に生まれ変われるように、根気よく精進して参りたいと思います。すみれスタッフの皆さん、ただでさえ忙しい時に大変ですが、三方良しの世界の実現へ歩みを進めてまいりましょう、よろしくお願いします。(笑)


【緊急提言!職人不足根治に今すぐ取り組むべきこと。】

全国一斉、建築現場改革・ブランディングセミナー & 実践フォローアップ研修を6月末〜7月に開催します。

〜工務店が抱えるあらゆる問題を解決するブランド構築の糸口は現場にあり〜

売り上げの低下、職人不足、広告反響、集客の低迷、競争の激化、事業継承、採用難等々、工務店を取り巻く環境は厳しさを増すばかりです。全ての問題の解決の鍵は「ブランディング」にあり、今回のセミナーはブランド構築の基礎の部分を担う建築現場でのインナーブランディングに焦点を絞って、激動の令和の時代を地域工務店が勝ち残る方法論と職人不足問題の根治的アプローチの具体的な取り組み事例を公開します。また、オープンセミナー終了後、現場マネジメント改革に取り組む職人起業塾卒塾生向けの更なるブラッシュアップを目的としたフォローアップ研修を同時開催。現場実務者による現場改革の実践の輪が全国に広がっているのを体感頂けます。公式HPはこちら→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

全国一斉、建築現場改革・ブランディングセミナー & 実践フォローアップ研修へのお申し込みはそれぞれの地域のイベントページからどうぞ。割引特典については個別にお問い合わせください。

【東京開催】

□日程:7月5日(水)14時~18時30分

□場所:株式会社 Ship セミナールーム

https://www.facebook.com/events/375661006401900/

【福岡開催】

□日程:7月10日(水)14時~18時30分

□場所:パナソニック リビング ショールーム 福岡 2階会議室 福岡市中央区薬院3-1-24

https://www.facebook.com/events/2549830991717642/

【鹿児島開催】

□日時:7月11日(木)14時~18時30分

場所: NCサンプラザ天文館 鹿児島市東千石町2-30 2階E-3会議室

https://www.facebook.com/events/3276643095694608/

【滋賀開催】

□6月28日(金)13時〜16時

場所:栗東市ウイングプラザ4F研修室D

https://www.facebook.com/events/2063920807246663/

※第5回 四方よしの家作りセミナー 職人起業塾特別編 残席若干数ですお急ぎください。

目指すべきは性善説に立ったモノづくり。

平成30年10月30日晴れ

現場現場現場!

火曜日は朝活の日。昨夜は大阪で建築業界全体の施工品質の底上げを目指すネクストステージの小村社長と二人きりのミーティング&懇親会で大いに盛り上がり、建築業の評価は「現場が全て」と言う建築業の本質論から現場の品質を担保する人材育成をどのようにすべきかと熱い議論を戦わせました。小村社長のご子息は学校を卒業してからずっと大工として働いておられ、若い職人の生の声を直接聞いているだけあって、我々が取り組む職人起業塾の研修で目指している、職人にキャリアパスを身につけて貰うには経営者感覚を現場実務者に植え付けなければならない、そして作業だけでは無く現場監理や営業、設計を出来る様になるべきで大工は元請けとして働くべきと言う私の持論に大いに共感してくださいました。私としても小村社長が行って来られた第三者検査、施工品質のエビデンスをとる重要性を訴え、施工の標準化と現場監理への技術的な指導と心構えを説く現場監督塾の理念と理論には共感しか無く、今後は共著などを含めた共同戦線を張っていこうという小村社長からのありがたいお申し出に諸手を上げて賛成しました。小村社長、ありがとうございました。引き続きよろしくお願い申し上げます。

祝12周年!

大阪で散々熱い建築談義、現場談義を重ねた後は翌朝に備えて神戸に移動、12年前に設計施工をさせて頂いたSnackの(今ではすっかりchampagne BARと化した)BLACKに干支一回りという長きに渡り営業を続けてこられたお祝いに駆けつけました。改めて12周年のお祝いを申し上げて、(ママはそれなりに年齢を重ねられたようですが)オープン当初と全く変わらず美しい店内を眺めて自分達が作ったモノを大切に扱って貰えることのありがたみを噛み締めました。せっかくなので、と一杯飲ませてもらいながらママに言ってもらった一言は建築の仕事をやっていて本当に良かったと心から思える嬉しい言葉で、それは「お店作りの際に職人さん達が一生懸命丁寧な仕事をしてくれているのを見て、店を大切にしなければならないと心から思い、スタッフと一緒になって完璧な掃除を心がけて、その延長でお客様に対しても丁寧に迎え入れることができた、工事で良い仕事をしてもらったから12年の長きにわたりお客様に支持されることができました。」と、やもすればポロリと涙をこぼしそうになる位、ありがたい言葉でした。いつまでも物心両面の美しい状態を保ちつつ、癒しの場所であり続けてもらいたいと思います。

因果応報。

お客様にそんな言葉を頂くと、私たち建築会社に出来ることは住宅や店舗といった単なる箱作りではなく、もっと大きな価値を生み出せる可能性があるのだと改めて思い出さされます。昨年からすみれでは「家は建ててからがスタート」とのコンセプトを掲げて、そのコンセプトを建築実務に落とし込むことでお客様にとってなくてはならない存在になるべくジェイ・エイブラハム氏が提唱した「卓越の戦略」に取り組んでおりますが、10年以上前に取り組んだことが、こうして少しづつ実っていくのが自社の成果に限らず、お客様にも貢献出来ているとの声を頂くと、自分たちが取り組んできたことがあながち間違っていなかったのだと思えたりもします。今日も朝会の後はお客様先に出向き打ち合わせを重ねました。連続して医療関係の財団法人と開業医の先生のご自宅のリフォームのお申し込みを頂きましたが、どちらも随分と以前からご紹介で繋がったお客様であり、(どちらの工事もなかなかタフな現場ではありましたが、笑)その当時、私たちが行った現場でのものづくりの姿勢を評価いただきこの度もお声がけを頂くことができました。私達がいただく受注は今作ったものではなく、過去行った仕事の答え合わせ、工事後の評価の積み重ななのだと、改めて現場の重要性を感じずにはおられません。

いい人間関係がいいモノづくりを生む。

そして、信頼関係にあるお客様からのお声がけに対して、やっぱり精一杯お応えしたい思うのは人間誰しもで、「一見さん」と言われる紹介でもなく、社名を何と無く知っていた、ネット上で見かけた、というだけのこれからお互いを知り、関係を作っていく新規のお客様と差別するわけではありませんが、私たちの在り方といっても過言でない「家は建ててからがスタート」というコンセプトをよく理解して私たちの言葉に素直に耳を傾けてくれるお客様に対しては張り切って自分が持つあらゆるリソースを総動員して提案、設計、施工を行おうと思いますし、その意識こそが実は業務品質の根底を支えるものだと思っています。観念的、精神論のように思われるかもしれませんが、良い工事を行い、出来上がった建物での暮らしや商売が素晴らしいものになるには、チェックと管理を厳しくするだけではなく、建築主であるお客様と私たち設計、施工を行う者が力を合わせて協力することが大切であり、そこに疑心暗鬼ではなく信頼と尊敬と相手を思いやる心の絆があるべきなのは自明の理。私たちは建築知識を身につけ、技術を磨くことも大事ではありますが、それ以前にいいモノづくりに向かえる人間関係の構築にこそ、より一層心を配り、具体的かつ継続的な取り組みを行うべきだと思いますし、その部分にできる限り向き合ってきたという自負もあります。甘っちょろい性善説のように見られるかも知れませんが、誰かの幸せを作るのに、誰かの犠牲がいるような世の中にはなってはならないと思いますし、そうならないように最大限の努力を常日頃から積み重ねる事こそ、私達のミッションだと思っています。期待以上の仕事を、ガンバロ。

_____以下は告知です!_____

◆残2回となりました!仙台、東京の職人起業塾講座オブザーバー参加絶賛募集中です。

残り少なくなってきましたので、ご興味のある方は是非ご参加ください!

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◆書籍「職人起業塾」(第2刷)絶賛発売中

品薄でご迷惑をおかけしていた(6ヶ月研修のテキスト本でもある)書籍「職人起業塾」も重版から日が経って漸く流通が復活する様になって来ました。最近はAmazonでも定価で買える様です。私の希望では出来ましたら、Amazonのカートに入れて、近所の書店で取り寄せて頂くのがいいかと思います。地域ビジネスの本だけに。(笑)
もちろん、私にお声がけ頂いても送料無料でお送り致します!

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◆職人的マーケティングへの入り口:一般社団法人職人起業塾オフィシャルサイト

建築現場におけるマーケティングに取り組んで見たいとお考えの方は一度のぞいて見てください。実践型現場マネジメント理論、公開しています。無料公開のサンプルPDFはこちら

建築業界を現場の改革から変える志のある方、私達と共に未来の作り方を学びませんか!
こちらから→https://www.shokunin-kigyoujyuku.com

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職人的マーケティング論、メールマガジン配信中

元祖職人起業塾での開催内容や最新のマーケティング関連の(個人的な)考察などを低頻度ながら配信しています。無料ですのでよかったら登録してみてください。https://1lejend.com/stepmail/kd.php?

コンセプトの時代 〜Our concept〜

平成30年8月29日 晴れ時々曇り

加速度的に盛り上がる朝活。

水曜日は朝活の日。今日も(少し寝坊しましたが、)朝から張り切って三ノ宮コンベンションセンターで開催されるBNIドリームチャプターの会場に駆け込みました。今日も多くのビジターさんも参加され、新規加メンバーも続々加入と熱気ムンムンの活気ある朝会となりました。そんな元気いっぱいになる朝の異業種交流会ではメンバーが順番に10分間のプレゼンを行うメインプレゼンテーションの時間があり、今日はその順番が私に回って来ておりまして、皆さんの朝の時間を独占して改めての自己紹介と私が行なっている事業についての内容を説明させていただきました。内容と言っても、いわゆる地域密着、地場工務店のすみれが行なっている事業自体はフツーの工務店業務であり、注文建築の新築を建てたり、リノベーションやリフォーム、もしくは店舗の改装工事などの依頼をもらって設計と施工、そしてアフターサービスを行うなんの変哲も無い当たり前のことばかりです。

コンセプトの時代。

そんな神戸に根付く小さな工務店であるすみれの特徴を知ってもらおうと、今日の10分間プレゼンでは「〜Our concept〜」と題して、私たちが大事にしているコンセプトとそのコンセプトを実現するために行なっている実務について話させて頂きました。実は最近、私としては非常にコンセプトを大事にせねば、と考えておりまして、それは以前、社内勉強会でUXデザインの研修を行なった際、講師に来てくださったexperience design unitの漆野女史が示されたppt資料がずっと頭に引っかかっているからです。その時の資料によると、「ハイコンセプト」という書籍に書かれてある時代の変遷を、18世紀=農業の時代、19世紀=工業の時代、20世紀=情報の時代、21世紀=コンセプトの時代だと非常にわかりやすく示されており、なるほどな、と甚く納得したからで、情報、デジタル革命の真っ只中の現在は情報の量から質への転換が行われている時だと以前から感じていた事がズバリ示されていたからで、私が良くセミナーなどで重点課題として取り上げる「集客の量から質の転換」とはまさにコンセプトの時代だからこそ必要なのだと感じたからです。

コンセプトを実現する取り組み。

そんなこともあって、現在絶賛リニューアル中で、公開間近のすみれの新HPでもコンセプトとその実現を重点的に押し出すようにしており、コンセプトを実務に落とし込んでいるのを公開することによってエビデンスを付加したり、もしくはコンテンツを見て頂く事で私たちの言葉だけでは無い「思想」「信条」「理念」「在り方」を伝えたいと考えています。要するに、コンセプトは大事ですが、言葉だけの額に入れて飾っているような見てくれだけのコンセプトなどには何の意味もなく、それが如何に実務に落とし込まれて、顧客への価値提供につながっているかが問題で、理念に実直に向き合い、真摯に取り組んでいる姿勢を伝える事ができれば、必ず共感してくれる人や応援してくれる人が現れると思っています。コンセプトが明確になっていて、価値があるものならばその活動の一つひとつがコンテンツとして、HP上に掲載して意味のあるコトになると思うのです。

すみれの特徴とはマーケティング志向であること。

今日の私のプレゼンでは、まずは大工あがりの経営の知識が全く無いまま起業した私が必死になって学び続けてきた(今もですが、、)中で見出したマーケティング志向の重要さ、そして私たちが建築業界では珍しいマーケティング理論に沿って事業を展開している事が特徴だと端的に紹介して、マーケティングが時代と共に変遷してきた一般的な流れをご紹介しました。こちら、

マーケティングの変遷
  • マーケティング1.0:製品中心主義(Mind:思考)良い物を作れば売れる時代
  • マーケティング2.0:顧客志向(Heart:感情)ニーズのある人に対して訴求すれば、売れる時代
  • マーケティング3.0:価値主導(Spirit:精神)「顧客にとって価値は何なのか」を考え、訴求しないと売れない時代
  • マーケティング4.0:自己実現(Self-Actualization)顧客がそのブランドを通して、自己実現できることが重視される時代

顧客にって卓越した存在を目指す。

その上で、私が大きな影響を受けて、その色を濃く事業に反映させ、落とし込んでいるジェイ・エイブラハム氏の卓越の戦略の概念を紹介して私たちが掲げるコンセプトの根本にある原理原則論に基づいたマーケティング思考の源流を知って頂きました。私がメンターとして慕っていた先輩経営者に誘って頂き、10数年前にこの概念を学び、自分たちにとって卓越の戦略とはどのようなものか?どのような活動をすれば、顧客にとって卓越した存在になり得るのか?を考える基礎になった概念です。こちら、

ジェイ・エイブラハム卓越の戦略

•あなたから何か買う人は、単なる「顧客」ではなく、あなたの保護下にある「クライアント」と考えるべきである。

•クライアントの生活をより良いものにする、という高次の目的のためだけに、ビジネスに取り組む。

•惚れ込むべき対象は、自分の商品ではなく、クライアント。

•クライアントが言葉に出来ない想い、ニーズ、課題を明確に表現し、それを満たすリーダーとなる。

•あなたやあなたの会社、商品、サービスがなかったとすれば、クライアントにとって損になる程のレベルで商売をする。

•あなたとクライアントの双方が、信頼、誠実、尊敬の対象となるような精神的な「きずな」を構築する。

Our concept

現在、私達が掲げているコンセプトとは「家は建ててからがスタート。」というシンプルな言葉に集約しており、モノづくり至上主義の建築業界にあって、「モノではなくコト」というマーケティング思考を突き詰めて、私達の生業である「工事」は顧客にとって単なる手段であり、「その後の快適で楽しい暮らし」の創造こそが建築会社の目的になるべき、ならねばならぬと強い戒めを持ってスタッフ一同、方向性を合わせて取り組むようにしています。長年に渡って実際にそのような考え方からサービスや仕組みを構築してきており、例えば以下のような取り組みを継続して重なっています。

•工事金額が減少してもライフプラン重視の資金計画を提案。

•ZEH提案でランニングコストを抑えた暮らしを実現。

•女性の要望を聞き漏らさないように女性設計士による設計、プランを作成。

•大工の担当が張り付いて施工、その場で要望に対応。

•多くの工事関係者と意識を共有出来るように定期的な会議を開催

•工事後は毎年一回以上、無料のメンテナンス訪問で安心サポート

•工事ではなく暮らしに焦点を当て、顧客向けに暮らしが楽しくなるイベントを毎月開催

•住まいだけではなく暮らしを支える食の大切さを伝えるためにスタッフが畑で野菜作り、シェア。

とはいえ、、

私達は「自分たちの存在意義や理想、在り方を模索してコンセプトを掲げ実践に取り組んでいます!」と、カッコよく言ってはみるものの、とはいえ、残念ながら現在、理想通り、コンセプト通りに全てが出来ており、ジェイの提言通りに「ご縁を頂いたお客様と全て信頼、誠実、尊敬の対象となるような精神的な「きずな」を構築出来ている」とは言える状態にありません。クレーム完全撲滅を掲げて10数年になりますが、未だに顧客に苦言を呈されることも、お叱りを受けることもあり、恥ずかしい、情けない、悔しい想いをすることも正直あります。それでも、私達は決して諦めることは許されず、顧客にとって、地域にとって、社会にとって必要だと存在を許される様にスタッフと共に努力を続けるしかありません。それを忘れる事がない様に、という意味を込めてコンセプトを常に強く意識する集団でありたいと思います。すみれスタッフの皆さん、よろしくお願いします。

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リフレーミングのススメ。

平成30年8月25日 快晴

台風の余波

台風20号の直撃から一夜明けて案の定、朝から事務所の電話はお客様からの連絡でなりっぱなし。カーポートやテラスの屋根が飛んだと言うご連絡が多いのですが、中には屋根や寿の板金がめくれ上がり深刻な被害になったと言う方もおられ、工務店スタッフ総出で被害の調査や応急処置に走り回っています。当然私にも役割分担が回ってくるわけで、朝から作業服を着込んで軽トラックに梯子を積んで神戸市内を駆けずり回りました。

職人冥利。

朝1番に駆けつけた先のお客様宅ではスレート瓦の上り棟の板金が見事に飛んでおり、拾い集めた板金とブルーシートで応急処置を施しました。風さん被害と言うことで火災保険の適用範囲内になると思う旨を伝え、保険会社とのやりとりの後、本格的な修繕工事を行いますと告げて現場を離れました。別れ際にお客様は、汗でべっとりとシャツが肌に張り付いている私の姿を見て、「早速来てくれてほんとに助かった、戻ってから飲んでね」とビールの入った包みを手渡してくださいました。いざと言う時に自分手で人様のお役に立てる職人をやっていて良かったなとしみじみ思う瞬間です。やっぱり現場っていいよね。(笑)

古民家再生@淡路島

そんな台風関連のお客様周りをやりながら、昼からは橋を渡って淡路島にて古民家再生のイノベーションのご相談にあがりました。現地に伺ってみると大体のプランは出来上がっており、「他社でも見積もりはとっているけど、適正価格がわからんので相見積もりを取ろうと思って紹介してもらった」と正直に言ってくださいました。それでは、工事内容合わせて比較しやすいように見積もりしますねと言いながらいただいたプランをもとに現場の中を細細と見まわってみると、そもそも築年数が古く、老朽化も進んでおり、現行の建築基準法の耐震基準には全く適合していないにもかかわらず、さらに自由に間取りを変更して構造体力が弱くなる方向にプランニングされてありました。

要望を否定した提案。

見積もりを合わせて他社と比較検討したいと言われるお客様の意見はもっともで、それは正しいことだと思っています。なので、私としてはできるだけ比較検討しやすいようにするべきだと基本的には考えておりますが、実現性の低いと言うよりも、建築の専門家として見過ごすことができない構造強度の問題を見逃すわけにはいかず、「プランニングやり直しからご提案をさせていただいても良いでしょうか?」とお客様に聞いてみました。考えてもみれば、リノベーションのプランはオーナー様の要望を反映しているに決まっているし、どこかの建築会社さんが図面化されたのだろうし、こんなに失礼な申し出はありません。「それじゃ見積もり合わせにならんやろ」と言われても致し方ないのですが、大阪で会社経営をされていると言うオーナー様は柔軟に理解を示してくださいました。安全面にも留意したかっこいいリノベーションプランをご提案できるように努力したいと思います。

プチ、リフレーミング。

上述のお客様と私たちとのやりとりは少し前まではあまり一般的とは言えず、建築会社はあくまでもお客様のご要望に応えることを第一とする風潮が業界の中にはありました。それが、立場が変わったわけではありませんが、この数年間で建築の専門家として提案主体の関係性に変わってきたのをひしひしと感じますし、私も常日頃からそこに意識を置いています。これも1つのリフレーミングだと思っていて、1年ほど前に建築の専門雑誌に連載していた初回に、「工務店にはリフレーミングが必要だ」と言うテーマで寄稿したことがありましたがその当時からずっとリフレーミングをどのようにするかを考え続けています。リフレーミングとはいわゆる定義の見直しでもあり、工務店とは、建築とは、職人とは、地域ビジネスとは、と私たちの行っているすべての活動の定義をもう一度見直す必要があると思っています。

リフレーミングのススメ。

明日、丹波で私もコアメンバーの1人として参加し、開催する古民家再生プロジェクトのキックオフパーティーで、少しだけ話させてもらう時間をいただいているのですが、そこでも「リフレーミングしませんか?」と言う提案をするつもりです。そもそも、建築工事の依頼を受けた古民家再生の改修工事を建築請負ではなくDIYサポートや専門知識のアドバイスだけの監修でコアメンバーとして一緒に活動するように言い出したのは、工務店としてのリフレーミングを考えていたからであり、神戸大阪から1時間のチカイナカで豊かな自然とゆっくりとした時間が流れる丹波にはこれまでの街中で住宅事業、商業施設事業を営んできた私たちが全く違う価値観を持って発想転換する糸口があると思ったからです。そんな私たちの行動、実体験をもとにご参加いただく方々にも働き方や暮らし方のリフレーミングをライフ×ワークの再定義と言う形で提案しようと思っています。

リフレーミングをしなければならない理由。

なぜ私がリフレーミングにそんなにこだわり、他人様にも勧めたりするのかと言うと理由は簡単です。上記のグラフの通り、世界に先駆けて人口減少の局面に入った日本はこれまでと全く逆の人口曲線を描いており、これまで成長、拡大が是とされてきた基本的な価値観が崩れ去り、圧倒的に人口が減り内需が減り、国を支える働き手がいなくなる時代にこれまでの延長線上での考え方は通用しないに決まってるからで、まるで時計が逆回りするかのように日本の人口は明治時代の人口に戻ると言われている「既に確定している未来の事実」2正面から向き合わなければならないと思うからに他なりません。今こそ、まさに「これからはこれまでの延長線上にない」「現場維持は緩やかな破滅への道」と言う概念を胸に刻み込むべき時だと思うのです。そんなこんなで、但馬の古民家再生プロジェクトは多くの仲間募集しています。少しでもご興味がある方は私(高橋)までお気軽にご連絡ください。

_____以下は告知です!_____

いよいよ明日!「古民家から再生プロジェクト」のキックオフパーティーを8/26(日)の15時から開催します。
イベントページはこちら→https://www.facebook.com/events/237375223562920/

・再生前の古民家を実際見たり
・古民家周辺を散策したり
・今回のプロジェクトの説明
・どんな関わり方、利用ができるのか
・丹波の野菜とジビエのバーベキューと地酒、地ビール、中岡さんのワインを飲み食いしたり
・その日はちょうどすぐ近くで花火大会があるので間近で花火観賞したりできます。

【日時】
2018/8/26(日)15:00~21:00 途中参加途中退席OK

▼大まかなスケジュール▼
15:00~古民家周辺の案内&散策
16:00~プロジェクトの紹介&ディスカッション&質疑応答
18:00~バーベキュー
20:00~花火観賞

【場所】
丹波市春日町下三井473-2
https://goo.gl/maps/jR7hLU29fCk

【参加費】
大人:3900円(3000円の宿泊割引チケット付き)
子供:無料

【お申込】
https://www.kokuchpro.com/event/180826/entry/

【送迎について】
▼電車でお越しの方▼
神戸、大阪方面からですとJR黒井駅14:07着の電車でお越し下さい。

▼高速バスでお越しの方▼
全但バスが大阪、神戸方面から出ています。
・大阪(阪急三番街)13:20→春日インター14:33着
・神戸(神姫バス神戸三宮BT)12:30→春日インター13:46着

【お問合せ先】
自然食レストラン三心五観 藤本
3shin5kan@gmail.com
090-6676-6283

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お問い合わせ、ご質問はこちら→shokunin-kigyoujyuku.com/お申し込み/お問い合わせ/

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