心謝!@Alps azumino century ride 2017

5月22日 快晴

 

AACR 2017参戦記

すっかり夏を思わせる様な強い日差しの松本のホテルからスタート。
一年前に知り合いで私が尊敬してしてやまない長野の若手経営者、青柳社長のfbの投稿を見て、どーしても参加してみたい!と思っていた緑のアルプスあづみのセンチュリーライドに参加させてもらえることになり、土曜日から前乗りで松本に来ておりまして、昨日、全国から集まった同業の経営者仲間6人と共に無事、160kmを制限時間内に走破。最高の天気と最高のロケーション、そして最高の仲間達との一日を楽しみました。ロードバイクに乗り始めてまだ2年目のど素人同然の私としては1日に160kmを走るのは初めての事で、昨夏のビワイチ(琵琶湖一周)を二日間かけて250kmを走った際に随分と(お尻が)キツかった事もあり、山道もあるであろうと思われた今回の大会へのエントリーは若干の不安もありました。しかし、実際に参加してみると残雪の残る八方尾根、五竜とおみの雄大すぎる美しい景色に終始感動、最高の仲間と最高の時間を過ごすことができました。

悔やむべくは、前日の前夜祭で調子に乗って暴飲暴食してしまって、胃腸の調子が最悪&超睡眠不足での参加となってしまったこと、本当にバカ、と、お調子者の自分を大いに反省することになりました。ギリギリの美学、しょうもないところで使ってます。。(苦笑)

 

 

おっさんたちの挑戦。

今回の松本から白馬までの往復160kmのサイクリングは(私もですが、)昨年出場して今回お声がけくださった青柳社長以外は参加した仲間の誰もが初めての挑戦、もしくは20年以上前の若かりし頃の経験しかなく、全員が不安を抱えての参戦でした。全国各地からえー年したおっさん経営者が一堂に会し、何の得もない、誰に褒めてもらえるでもない、不安に立ち向かい、ただ苦しい思いをしながら汗をかき、自分の体力の限界ギリギリの挑戦をしている姿は傍目から見るともはや滑稽かも知れません。しかし、大丈夫かしら?と言いながら参加してみて「生きていて、こんな体験が出来て良かった、本当に幸せや!」と思えるくらいの感動をさせてもらえることができました。またしても、直感が当たっていたのです。(笑)

 

 

神降臨。

朝6時にスタートして、ゴールの足切りタイムは17時、11時間もの間ペダルを踏み続ける非日常のシュチエーションは様々なドラマを見せてくれました。レース中に「ありえへん!」と何度も口にしてしまうほどの体験は感動を通り越して(年甲斐もなく)心が震える様な感覚を覚え、生きてて良かった、長野に来て良かった!とペダルを踏みながら何度もつぶやいてしまいました。(笑)

まずは何と言っても大会主催者である鈴木雷太さんが私たちおっさんチームが完走できる様にサポートをしてくれたこと。私たちに参加しませんか?と声を掛けてくれた青柳社長とは旧知の中で、普段から懇意にされているとのことですが、まさか元々、全日本チャンピオンでオリンピック選手で、オリンピックの監督を務められた方と一緒に走ることができるなんて夢にも思っておらず、レース中盤で「ペースあげるからついて来て」と言われて追走させてもらったのは一生の宝と言っても過言ではありません。本当にしびれました。

鈴木雷太(出典:ウィキペディアより)

鈴木 雷太(すずき らいた、1972年8月11日 – )は、愛知県岡崎市出身の自転車競技選手である。2000年シドニーオリンピックMTBクロスカントリー日本代表。

略歴

168cm、52kg。岡崎商業高校卒業。チームブリヂストン・アンカー・クロスカントリーに所属し、現在はコーチを務めるかたわら、長野県松本市にてスポーツバイシクルストアBIKE RANCHを経営。また2012年ロンドンオリンピックマウンテンバイク日本代表チームのコーチを務め、2014年アジア大陸マウンテンバイク選手権には、全日本チームの監督として指揮をとり、過去最高の成績を収める。 シドニーオリンピッククロスカントリーに出場、2002・2005年全日本王座も獲得している。ニックネームは「雷蔵」。

主な成績

やり通す意思。

もう一つ、今回作り上げられた伝説?は新潟の高橋社長が勢いで今回のイベントに参加表明され、全く何の準備もなく、大会前日に新しく購入された自転車に初めて跨って使い方だけを確認した状態で参戦されたこと。いくら自転車とはいえ、160kmを時間内で走るのはそんなに簡単なことではなく、(本人も含めて)誰しも無謀な挑戦だと思っておりましたが、レースの規定で途中から120kmコースに変更することもできる等、救済処置も準備されているということで「まあ、行けるところまで頑張ってみましょう」的なムードが漂いながらスタートを迎えました。


「大丈夫ですか?」という言葉を何度声かけられたか分からないほど訊かれ続けた高橋社長は折り返し地点に行く前に「もうボロボロです、」と言われてましたが、結局、結果は最後までやり通して見事完走!経営者の意地というか、粘りの強さというか、モチベーションの高さというか、とにかく誰もが無謀だと思っており、やめたほうがいいと思っていたにも拘らず自分の意思を貫き通す、諦めない姿勢は同じ経営者として、尊敬するばかりです。
高橋社長、為せば成る、為さねばならぬ何事も、勉強させて頂きました。

 

 

感謝!

その他にもチームとしての目標達成を諦める、目標設定を下方修正するかと迷った時に一番苦しいはずの人の一言で全員が勇気をもらい、気合いを入れ直して弱い心と戦い、苦しいことに立ち向かう様に空気が変わる瞬間があることや、プロの的確なアドバイスやマネジメントをしてもらうことで、困難な目標も達成できるなど、単に自転車と体力のことだけではない私たち組織を運営する人間にとって、非常に重要な部分を実際のギリギリの体験を通して学ばせて頂きました。立派な人の経営理論をじっと椅子に座って聴くよりもずっと深くリアルな学びを頂けたと思います。


この度お誘い頂いた青柳社長をはじめ、ご一緒頂いた皆様、鈴木雷太さん、そして応援団長として勇気をくださった藤井最高顧問と応援団の皆さん、AACRのスタッフの皆さん、この度は本当にありがとうございました。心から感謝すると共に、出来ればこれから毎年でも参加させて頂きたいと思います。今後とも引き続き宜しくお願い致します。ありがとうございました。

心謝。


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