8月1日 晴れ
お朔日の倫理法人会
お朔日の火曜日。今朝も日の出と共に飛び起きて、(少し寝過ごした!笑)ポートピアホテルで開催される朝活、倫理法人会のモーニングセミナーに出席、原理原則に沿って生きてこられた方の経験談を聴かせて頂いて、また一週間姿勢を正し、背筋を伸ばして日々を過ごすべく自分自身にリマインダーをかけました。心を整えると身の回りの事象が変わる、宗教チックな言い回しになってしまいますが、長年、在り方を正すことが商いを続ける唯一の方法論だと信じてきた私にとっては、何の違和感も感じることなく先達たちの言葉に素直に耳を傾けることができます。今日も本当にいいお話を聴かせて頂けました。ご縁に感謝いたします。
すみれ本社にて筋膜リリース施術始めます!
朝起きは本当に良いもので、1日が充実します。モーニンング・セミナー受講のあとは毎月の習慣、お朔日参りをしてから開店と同時に散髪屋さんに飛び込んでさっぱり、愛犬チャックと散歩に行ってから10時前に来社されたお客様をお迎えしました。十数年前からお付き合い頂いているお客様のご紹介で、理学療法士もされている治療家の先生に、この度すみれ本社3階のセミナールームを使って整体の治療を継続的に行なっていただくことになり、そのうちあわせ。延々とPCに向かって仕事をし続けているスタッフの体のケアもして頂ける(私も!)こともあり、とても良いご縁を頂けたと喜んでおります。筋膜リリースという痛くないのに体のハリや不調を整える治療法とのことで非常に楽しみにしています。一般の予約も受けて頂けるようなので(基本的に土曜日の施術となります)ご興味がある方は高橋までお問い合わせください。(笑)
脳に悪い7つの習慣
話は変わって、、ずいぶん久しぶりになりましたが、本のご紹介です。最近、読んだ本はマニアック過ぎて書評を書くまでもない(失礼)のが続いておりましたが、久しぶりに超良書!に巡り会いました。読み終わったところですが、すぐさまもう一度読み直したいと思えるくらい良い本です。実は8月の末に一泊二日のアクティブ・ブレイン・セミナーの認定講師の講座を受講することになっておりまして、講座を受けるにあたって事前課題に3冊の書籍を読んで読書感想文を送らねばなりません。その課題図書の一冊が「脳に悪い7つの習慣 林成之著」となっており、この度手に取った次第です。大体、尊敬する人が進める本は全て読む派の私ですので、小田全宏先生が推薦する課題図書というだけでワクワクして取り寄せましたが、この書籍は期待をはるかに上回る素晴らしさでした。以下に私が心を震わせた部分をかいつまんでご紹介したいと思います。
7つの人間力
ちなみに、脳に悪い7つの習慣とは、
- 「興味がない」と物事を避けることが多い
- 「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
- 言われたことをコツコツやる
- 常に効率を考えている
- やりたくないのに、我慢して勉強をする
- スポーツや絵などの趣味がない
- めったに人を褒めない
となっており、もちろんこの逆張りをすることが脳のパフォーマンスを上げて仕事ばかりか人生も良い方向に押し進めるとなる訳です。この1〜7の悪い習慣はそれぞれ、
- 脳の本能を磨く
- 感性を磨き、理解力を高める
- 達成率を上げる
- 独創的な思考力を発揮する
- 記憶力を高める
- 空間認知能力を高める
- 人間性を磨き、コミュニケーション能力を高める
といった大雑把にいってしまうと総合的な人間力を高めることに直結しており、これらのスキルを高めることができれば当然のように仕事でも私生活でも大きな成果を上げることができるのは誰でも容易く想像できるのではないでしょうか。
観念ではなく科学。
この林成之氏の著書の素晴らしいところは、氏が脳科学者であり、理路整然とした科学的な脳の分析、研究を元に理論構築をされている点で、決して観念的な見地から、(例えば「グチを言う」ことは人として良くない。など、)解説されているわけではないところです。そもそも私たちは、科学的なアプローチでなくても、グチを言うと自分自身(だけではなく周りの人も巻き込んで)のモチベーションを下げ、やる気を低下させ、主体的な行動を妨げることを知っており、「グチグチいっても何にも始めらない!愚痴を言うな!」と良く言います。しかし、それが真理か否かは人によって受け止め方は様々で、グチを言うことでストレス発散になり、仕事のパフォーマンスが上がると言う人もいるでしょう。そんな風に言われると、私なんかは(全然理解出来ないけど、)そんな考えの人もいるのかな、じゃあしょうがないか、なんて思ってしまいますが、脳のしくみから紐解いて「嫌だ」「疲れた」とグチを言うのは脳のパフォーマンスを下げる悪い習慣だと解説されると「なるほど!ぼんやりと分かっていたことって科学的にはこうゆうことなんや!」と目から鱗がごっそり落ちるかのごとく得心してしまいます。
貢献心こそがベース。
その他にも、これまで様々な研修やセミナーで教えてもらったり、書籍を読んだりして学び、自分なりに真理だと思えたことを実践する中で、私にとっての真理が他人にとっても同じように価値があるのかと、悩んでいたことの大まか全てがこの本によって科学的に証明された気になりました。あまり書きすぎるとネタバレも酷すぎるのでこれくらいにしておきますが、最も心を震わされたのは、脳が最初に情報を受け取る脳神経細胞は生まれながらにして、そのひとつ一つが本能を持っていると言うくだりで、その3つの本能とは、「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」とわかりやすくまとめられている冒頭の文章です。
「生きたい」は家庭と言うシステム、「知りたい」は教育(学校)システム、「仲間になりたい」は会社(社会)というシステムを作り維持してきたわけで、それらが良くなるように本能を磨くことで脳の機能を最大限に生かすことができる。となります。
そして本能に基づいて悪い習慣を考えるとまず、「自分さえよければいい」という利己的なスタンスで物事に臨むことがあげられるとのこと。「仲間になりたい」という本能は他人に喜ばれたいということでもあり、貢献心を磨き高めることが脳の力を発揮するベースだと第1の習慣の章で言い切られています。
虚構ではなく本能!
このブログの冒頭に毎週火曜日の早朝に通い続けている倫理法人会に参加する意味を少しだけ書きましたが、在り方を正すこと、原理原則に沿った生き方を選択することは人間力を高め、仕事のパフォーマンスを上げて成果に繋げることができる唯一の方法論だと信じてきた私にとって、これ以上力強く背中を押してもらえた書籍はこれまでに類を見ません。
理念の実現こそが事業の目的であり、その共有がスタッフや協力業者さん、職人さんとの結束を固め、世の中に貢献できる仕事をできるようになると信じ切っていた私は、以前、超話題作になった「サピエンス全史」を読んで、「真理だと思っていること、信念、理念も全て虚構の世界である。」という強い言説に(若干の違和感も感じながらも、)確かにそんな考え方もあるね、と、少なからずショックを受けておりました。今回、この本を読んでもう一度違う切り口で信念、理念を追い求めての他者貢献が人間の本能に基づいた行動だと科学的に肯定頂けたのは本当に励みになりました。これで、まだまだがんばれる。そんな気分にさせてもらえる素晴らしい一冊、強くオススメします!是非読んで見てください!
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いよいよ今週末!毎年恒例!夏の富士山登山そろそろ締め切ります。