守られるべきモノを守りたい。



EM珪藻土と山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。

の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
神戸の西のはしっこで農耕型?建築工事会社を営んでいるオヤジの日記です。
昨夜も遅くまで大阪で盛り上がりました、志を同じくする同業者の皆様と話し込むのは本当に勇気と元気をもらえます。
皆様、ありがとうございました。
しかし、朝になると同時にたのしかった^^-、と余韻に浸る間もなく容赦なく仕事が待ち構えてます。
今日は『紫陽花公園近くのSUMIKA』の現場では鉄筋検査とベースCONの打設です。
朝一から作業服を着込んで立ち会いました。

そのM様邸、昨日立ち寄った際にヒロくんに新たな工事のオーダーを頂きましたよ。

う~ん、どんなゴージャスなヤツにしたらいいのか・・・、
よく考えてご提案したいと思います。(笑)
続きはこちら、、
http://sumikaie.jugem.jp/?cid=9
その後一件所用を済ませて一路芦屋へ、
大規模改修工事中の現場なのですが、既存の建物の躯体、軸組みが元の図面と違うという事で担当のよーへーに補強の方法を相談されたのですが電話でいくら聞いても埒が明かないので現場に打ち合わせに行ってきました。
その様子はこちら、、
http://sumireworks3.jugem.jp/?cid=4
(私が行くと)全て解決! よーへーに後は任せたと事務所に帰ってきました。(笑)

さて、お題目は昨日の会合の2次会での事。
同席されていたN店会の会長に聞かれました、
『大工の日当を下げるのはつらいけど、周囲の環境などを考えると下げないとならない状況に近づいていると思うのですが、どう思います?』
とのこと。
みんな同じような悩みを抱えながら厳しい判断を繰り返しながら経営を行っているのだな、と思いそのジレンマと闘う姿に少し胸が熱くなりました。
私の考えは、
このデフレスパイラル&過当競争業種&先行き不透明な景気判断など、マクロな視点で見ると際限ないコストの見直しは企業努力の基本だと思います。
しかし、努力の方向は下げるだけではなく、上げるという選択肢もあると思うのです。
こんなデフレ時代に上げる?
それは逆説的などではなく、時代の変化に対応して価値を上げていくことに注力すればコストカットをしなくても十分競争力を保持する事が出来る、いや、それ以上の価値を見出せるくらいに突き抜けることでオンリーワンの域に上り詰める可能性もあると言う事です。
大工の日当にしてもしかり、
ただ黙々と書かれている図面どおりに家を建てて行くだけの労働者(職人)では今の情報化時代への大きな転換期の濁流に流されてしまいます。
確実な技術と共に専門職としての知識、見識を身に付けて現場にしかない本質の提案をお客様に提示する、
このくらいはアタリマエですね、以前から大工という職業は家づくり全体の構成をする役目を持っているのが常識だからです。
ここから先、例えばサービス、例えばコンプライアンス、例えばマーケティング、例えば販促、、、
と、現場にしかない貴重な情報の使い道はたくさんあり、その使い方次第では大工でないと出来ないことがまだまだ沢山あると言う事なのです。
それをどのようにカタチにするか? どのように世間様に知ってもらうか?
私達経営者はその枠組みを作ることが仕事なのだと思いますし、これを現場の職人と一緒に出来れば、日当は上げても大丈夫になると思います。
逆に、旧態全のままの仕事に終始する職人はコストカットを余儀なくされると言う事かも知れませんが、、、
奇しくもすみれでは今日から来週にかけて毎年恒例、地獄の個人面談週間に突入しました。
すみれでは職人と言っても社員ですが、だからと言ってこの資本主義の競争原理から外れて居れる訳ではなく、全員一丸となって前に進んでいく必要性を説いていっておりますよ。
(社員と言えども)変われないものは守れない。
そして、変わる為のツールは今年一年かけて7S活動を通して社員に教え込んできた『習慣化と見える化』です。
一人ひとりの職人の変革が会社全体の変革を呼び、ひいては工務店業界のイノベーションに繋がると信じております。
K会長、一緒にがんばって行きましょう!

昨日のECO=どの店に 行ってもトイレの フタ閉める
今日のECO=歩くたび 現場周りの ごみ拾い
今年のテーマは『橋』

349個目の架け橋=ベンチマーク している社長に 会えたんだー
350個目の架け橋=渾身の 個人面談 今年もね、、
丸まる1週間、足掛け30時間くらいいつもかけてます、
やっぱ、もう一回O社長に聞いてみよ、
さてランキング、現在は3位に転落、、たまに2位、(涙)
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「守られるべきモノを守りたい。」への2件のフィードバック

  1. 牧野眞一です。お世話になります。
    おっしゃる通りですね。さすが、すみれパパです。
    コストとバリューの問題だと思います。お客様の欲しいモノを、目の前に置いていないと、コストカットの考え方に流れてしまいます。
    消耗品のような、価値を見いだしにくいモノならまだしも、皆様は家を建てて販売している訳ですから、普通、買い手は妥協したりしません。
    あとは、マズいやり方・方法を捨てて、新しいモノやコトを取り入れるのが得策と、私は思っています。
    私は、今年一年の中で、大きなモノを2つ捨てて、新しい1つを取り入れました。
    市場動向を観察しながら、そのようなスクラップ&ビルドを繰り返したら、困る事はないと思います。
    ちょっと、説教臭くなってしまった事、お詫び申し上げます。お許し下さい。
    ありがとうございました。

  2. 牧野さんこんにちは、
    市場動向を観察、そこがポイントですね。
    ニーズは顧客に聞け、基本中の基本だと思います。
    ありがとうございました。

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