大火事を出して死を決意した経営者に学ぶ概念。

平成30年3月10日 晴れのち曇り

MTGはセルフグループコーチング

寒いわ、雨は降るわの昨日の荒れた天気から一転、今朝の神戸は爽やかな青空が広がり、気温も少しは緩んだようです。今日は念願の1日事務所に籠もりきりのデスクワークデー。なかなか☑の入らないタスクリストを整理すべく、ずっと気掛かりだったものから順番に作業を進めました。本来いるべきポジションに追いついたとは到底言えませんが、それでも少しは気が軽くなった様に感じます。夕方からはマーケティング部、店舗事業部、工務部リーダーMTGと3連発で4時間みっちりと会議に時間をとりました。リーダーは無論のこと、若手スタッフにもそれぞれの役割に応じた権限委譲を進めておりますが、KPIのチェックと情報の共有はするべきだと思い、今期は大幅にMTGの回数を増やしました。それは話し合うというよりも、決めたことを決めた通りに進めているかを質問することでチェックしてもらう習慣=コーチングに近いもので、実践の基盤になる大事な時間だと思っています。

 

事例ではなく概念をみる

さて、この数日このブログではご縁の大切さとその不思議さ、またご縁を紡ぐことによって実力以上の大きな力を発揮できると言ったことを角度を変えながら繰り返し書き綴ってきましたが、私達スモールビジネスに取り組む者にとってはここは生命線なのでもう少し続けたいと思います。人との出逢いは様々なモノやコトを教えてくれ、今まで全く知らない世界に誘ってくれます。そして、そこへの非常に大事な向き合い方に「概念を学ぶ」という姿勢があるとおもっています。個別の卓越した事例、すごい話、見たことも聞いた事も無い魅力的なもの、成功した具体的手法などを聞かせてもらうと非常に面白く、興味をそそられます。しかし、大事なことはそれらを見たり聞いたりしたことが自分のタメになるか否かであり、へー凄いですねー、ほー面白いですねーと、驚嘆してばかりしたところで何にもなりません。これでは、映画を見てドキドキしたり本を読んで世の中のことがわかったつもりになるのとなんら変わりません。折角、訊けば答えてくれる生身の人とのご縁を貰ったならば、もう一歩踏み込んでご縁を学びへと変容させることを目指すべきだと思っています。

 

ご縁の生かし方。

とは言え、ご縁を貰った事を良いことに勝手にズケズケと土足で人の中に踏み込むなんてことはあってはならないことですし、そもそもそんな事をしたところで誰も相手にしてくれず、それどころか折角のご縁も一瞬にしてブッツリと切られてしまうことがオチ。では、どの様にしたらご縁を学びに繋げられるかと言うと、その人が持つ価値観や世界観を見に行くことでは無いかと思うのです。幸い、情報革命が進んだ現在では、この人はすごい!と思った人は全員が何かしらの情報発信をされていますし、そうでなくても上梓された(もしくはオススメの)書籍や、ホームページを覗いたり、SNSで繋がってる見ることでその人が興味を持っている世界を感じることが出来ると思うのです。またそこから派生した周辺の情報に興味をそそられ、情報収集の範囲が大きく広がる事も少なくありません。その様なバックボーンにある情報を多少なりとも取得することで、その人の考え方や哲学の様なものを垣間見ることが出来ることが少なからずあり、こんなゆるい感じの学びとも言えない様な情報収集の習慣を持つことが概念を学ぶことに繋がると思っています。

 

事例の宝庫は概念の泉

昨夜参加した神戸倫理法人会の倫理経営講演会は、丸本敏文氏による「大転換の時代〜常に活路あり〜」と題された非常に腹に落ちる素晴らしい内容の講演でした。私が改めて感じたのは全国に691拠点、6万5千社の法人会員がいる倫理法人会は理念経営の事例の宝庫だということです。原理原則に則った会社経営の重要性と普遍性、そしてそれが成功に繋がるという信憑性を裏付けするのに欠かせない素晴らしい事例、卓越した経営者の話がいくらでも飛び出してくる情報ネットワークが構築されているのだということで、丸本氏が紹介された株式会社イカリ消毒、築地玉寿司の事例は、なるほど、大転換の時代に活路を見出すヒントを与えてくれると甚く納得した次第です。

 

事例に学ぶ

株式会社イカリ消毒はその昔デパート火災という大事故を引き起こし、若かりし頃の黒澤眞次現会長は死を覚悟する程の苦難をバネに習慣を改め、毎朝四時起きの朝起きをして勤勉に勉めて資格王と言われるくらいに資格を取得、社内に専門知識の重要さを広めて専門家集団と呼ばれるほどの高い技術力を身につけ押しも押されぬ大企業になったとの話、東京で多店舗展開を図りながらも異業態への転換で失敗した築地玉寿司が崖っぷちまで追い込まれながらも寿司、海の幸の旨さを提供するという自社の本来の強みを改めて見直し、当時寿司店で食事をするという敷居の高さを取り払い、ガラス張りの明朗会計のお店に出店と共に末広手巻き寿司を誕生させて大成功を収めた話も、テーマである大転換の時代に活路を見出す事例としてドンピシャで聴きこんでしまいました。

 

概念に照らす

昨日のブログに心を変えれば習慣が変わり人生が変わるというヒンズー教の教えを引用しましたが、イカリ消毒の黒澤眞次現会長のどん底から習慣を変え、知識と資格を身につけることで専門家としての信頼を得て影響力を広げて大きな成功を収めた事例も、玉寿司がその当時、アンケートを取ると寿司が好きという人は9割に対して寿司屋に行きたいかと尋ねると行きたいと答える人がほとんどいないという寿司業界の常識が一般社会の常識と乖離している問題点を見つけ、自社の強みを生かしつつ、そのギャップを埋めるサービス、店舗を作られて大いに人気を博した事例も概念で示すと我々が常日頃から学んでいるマーケティング理論にすっぽりと当てはまります。

 

原理原則という概念を浸透させる

上述の事例をスティーブン・R・コヴィー博士の提唱した7つの習慣に照らしてみると、世界を変えるには自分を変えることから(インサイドアウト 第5の習慣)、緊急性の低い重要な事に時間を使う習慣が未来を作る(第二領域優先論 第3の習慣)、先ず相手を理解してから自分を理解される(第5の習慣)。また、強みを発揮する(USP)やこれまでの常識を打ち破る(イノベーション)などはジェイ・エイブラハムやドラッカーの書籍に繰り返し書かれている事ばかりです。常日頃から概念を学んでいてこそ、個々の事例を聞いて成功の要所、勘所を見出せたり、自分自身の行動に転換して取り組めたりするのだと思います。大きな成功を収めた先人達の事例を見たり聞いたりしても殆どの場合はその根底に原理原則や自然の摂理といった誰にでも理解できて、誰にでも実践出来る概念や思想が深く根付いています。結局、それらを深く心の奥まで浸透させて誰にでも(やろうと思えば)できる事を、誰にも出来ないレベルまでやり切ることができるかにこれからの混迷の時代を生き抜くことができるのはかかっていると思うのです。入り口は先ず、概念を学ぶ習慣だと。精進して参りたいと思います。

 

今日のアタリマエ

  • 人との出会いは人生を変えるキッカケになる
  • 出会って別れただけでキッカケがチャンスになったりしない
  • 新たな出会いに興味を持ち、ゆるくてもいいので情報を集めることが重要
  • 興味を持った人とSNSで繋がってみるのは知らない世界観を感じる有効な方法
  • 興味を引く事例に出会ったらその奥にある根元に目を向けるべし
  • 事例を概念に変換することで他人事が自分のことに変わる
  • 概念を行動に移して裏打ちするには心に沁みこむくらいまで概念を学ぶべき
  • 原理原則、自然の摂理こそ最強にして最古から続いている概念。

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