EM珪藻土
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
の3つを誠心誠意の完全自社施工でご提供しております、
神戸の西のはしっこで農耕型?建築工事会社を営んでいるオヤジの日記です。
最近、京都駅に降り立つたびに土砂降りの雨に遭遇します。
3回連続ということでなにかそんなめぐり合わせになっているのかな、と不思議な気分になってきます、写真は夏の間にとうとうその頂を現してくれることが無かった比良山。
コチラは秋冬はいつも厚い雲に覆われていますので、コレで今年は年間通して拒まれたことになるのでしょう、、
自然はなかなか云うことを聞いてはくれませんね、
ま、人間もその一部と考えると何かと納得できるような気もします。(笑)
今日はお休みを頂いて滋賀県の和邇までお稽古に行きました。
(私見ですが)現在、あらゆるビジネスは既に第三次産業(分かりやすくいうとサービス業)の要素を含んでおり、もしくは含まざるを得なくなってきていると思うのです。
一昔前までサービス業とは無縁と思われた建設業は工業製品(第2次)の販売と共に地場で伐採された木材(第1次)を使う仕組みを必要としており、ソフト面では接客、設計はもとより(第3次)お客様のライフスタイルに合わせた資金計画の提案が出来なければ市場から必要とされなくなってきています。
職人集団を標榜して創業した私達すみれでもここ数年来、社内の一番の課題はコミュニケーションと言うことになってますし、、、
そんなことを思うと、あらゆるビジネスは第3次産業以上となるのではないかと思うのです。
その根本として最も重要な概念とは日本人特有ののおもてなしの心だと思っています。
そして、月に一度だけでもその心、かたちに触れて、己の日々を振り返る時間を持つ習慣をつけるようにして居ると言うわけです。(結局仕事か、、笑)
それを簡潔にまとめて云うと、『一期一会の心』と言うことになります。
ちなみに、一般的に解釈されているのはこんな感じですね、
*****ここから転載*****
一期一会 意味 出典:goo辞典
一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。生涯に一回しかないと考えて、そのことに専念する意。もと茶道の心得を表した語で、どの茶会でも一生に一度のものと心得て、主客ともに誠意を尽くすべきことをいう。
*****ここまで*****
私も2年近く前、このお稽古に通い始める前はそんな風に思っていました。
しかし、その一瞬を大切にするという概念を突き詰めていくと言うことはとんでもないぐらい奥が深いことだったのです。
何度か通うだけでアタマをハンマーで殴られたような強い衝撃を受けて、文字通り目からうろこの体験を未だに毎月のように繰り返しております。
どうゆうことかといいますと、、
たとえば↑にあげた花の写真。
小さな茶花の一輪なのですが、一期一会のその席に座ると、その床の間にまるで野に咲いてあるがままの風情で活けられてあったりします。
何の主張もせずにただ、一服の茶の湯を気持ちよく召し上がっていただく為の風景の一部となって。
しかし、その花がそこに活けられてある背景に目をやると、実はお花屋さんには置いてない和花だったりするわけで、ただその一服の茶の湯のために一年かけて自宅の庭の片隅で大事に育てられているわけです。
その一瞬の刹那を大切にして全身全霊でおもてなしを全うするのは、何年もかかって季節ごとの花が毎日生けられるように花を育てることが出来て初めてできると言うことなのです。
それはモチロン花だけではなく、茶器、釜、軸、茶室、抹茶、そしておもてなしをする人の一挙手一投足、足の運びから、茶筅を置く場所、その他のありとあらゆるものを磨き上げ、全てを常に最高の状態に高めてお正客さんをもてなせる状態を作れることを指すわけです。
それを、まるで野にある花のように、自然な立ち居振る舞いでアタリマエに提供できることを、
じつは一期一会と言うのです。
あまりにも厳しく、深いそおもてなしの心という概念ですが、振り返ると私達の日常の業務にもぴったりと当てはまってしまいます。
家を建てたいのですが、、リフォームを考えているのですが、、
と言ってお越しになるお客様にそのおもてなしを出来ているか、、
常に最高の状態でご要望を伺っているか、一分の隙も無いものを作っているか、
道半ばというにはあまりにも出来ていないことが多すぎる私達ですが、せめてその心を知り高いところを目指しながら日々の精進を積み重ねて行きたいと思います。
この習慣の向こうにきっと私達の目指すイノベーションがあることを信じつつ、、
今日のECO=散髪と 散歩を一緒に 済ましたぜ
あ、これってほんとにエコかな?
だんだん怪しくなってきましたな、、
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