人を作る。@JACK全国大会inHIROSHIMA

平成30年7月24日 快晴

酷暑

ここ数日、毎朝の習慣である5分間筋トレをすると、汗が吹き出しシャワーを浴びる新たな習慣が身についてしまいました。夏場の筋トレで汗をかくのは自明の理ではありますが、昨年まではそんなに頻繁にシャワーを浴びた覚えがないと言うことは、やはり今年の暑さは平年とは違うというか、やっぱり異常なのでしょう、しかも、シャワーを浴びた後も汗が止まらず、すぐにシャツが体に張り付いてしまうのには本当に困ったものです。季節は大暑、皆様(現場作業に勤しむ皆様は特に)ご安全に。

JACK全国大会in広島

今日は昼から広島にて一般社団法人JACKの全国大会への参加の為、朝から事務所を飛び出して広島に来ています。この全国大会では、毎回、基調講演に登壇される講演者が普段なかなか触れることのない世界を覗かせてくれる示唆に富んだ素晴らしい方ばかりで、毎回とても楽しみにしています。また、オリジナル塗料の販売売り上げ表彰や毎年応募作品の数もレベルも上がりまくっているリフォームアイデア・デザインコンテストなど、多くの刺激と学びを頂ける貴重な場となっています。また、なかなかお会いする機会が無い全国の同業の仲間の経営者さん達と顔を合わせ、近況を聞かせてもらったり、ご挨拶できるのは本当に嬉しいもので、今回も大きな学びと気づき、そしてご縁を頂くことができました。皆様ありがとうございました!

決意を示した全国大会。

今回の全国大会が広島で開催されることに決定したのは半年前のことで、先日、前代未聞の豪雨が西日本を広範囲に襲い、ここ広島、また近隣県の岡山にも大きな被害をもたらして、今尚、復旧作業真っ只中での開催となったのは単なる偶然ではあります。運営側としては、開催をどうしようか、と考え、悩まれたと思います。しかし、予定通りの開催を決意されたのには、人間には抗えない大自然がもたらす大きな悲しみ、苦しみは次々に私たちを襲い続けるのでしょうし、負けず、挫けず、元気に活動していくのだ!と言う決意を示されたように感じました。そんな想いが込められた、さくらの吉村社長が作られたオープニングの動画には目頭が熱くなりました。被災地の方々はまだまだ厳しい環境にあられるでしょうし、リフォーム事業者、工務店の皆さまもこれからも酷暑の中、戦争の様な日々が続くのかもしれませんが、あらゆる困難に立ち向かう気概を持って気張ってもらいたいと思います。

人を作る。

さて、そんな広島でのJACK全国大会での一番のお楽しみ、基調講演はたびたびニュースにも取り上げられ、TVCMに採用されたり、ソチ五輪では閉会式で演技をされたりと、世界でも注目を浴びる日体大の集団行動を指導されている清原伸彦氏による「人を作る。」というテーマでした。冒頭に清原氏の紹介代わりに写し出された動画に圧倒され、そのまま力強い口調の清原氏の講演にぐいぐいと引き込まれました。

厳しい指導者として有名な清原氏が類まれなる成果をたたき出してきた経験則からの人材育成の要諦は、私たち中小零細企業の経営者にとって、時に厳しく身につまされ、時に勇気付ける言葉が溢れており、大いに参考にさせて頂かねばならぬ、実践していかねばと思う様なことばかりでした。

ちなみに、Wikipediaでの清原氏の紹介はこちら、

清原 伸彦(きよはら のぶひこ、1941130 – )は、日本体育学者、水球指導者、集団行動学。日本体育大学体育学名誉教授

大分県出身。上宮高等学校を経て日本体育大学体育学部へ進学[1]

高校まではガリ勉少年タイプの人間であったが、高校時代の体育主任教師に『日本体育大学で勉強して、教師になりなさい』と言われて日本体育大学へ進学[2]。大学では経験すらなかったバスケットボール部に入り、トレーニングに明け暮れた。

1963年に日本体育大学卒業後、城北中学校・高等学校に教師として採用され、赴任。清原自身はバスケットボール部顧問のつもりでいたが、学内の事情により指導者が不在であり、自身にとっても門外漢だった水球部の顧問に就任[2]。これが清原をして水球指導の道を歩ませるきっかけともなった。

1970年に日本体育大学体育学部講師として母校の教壇に立つのと時を同じくして大学水球部監督に就任。自ら水球の選手経験がないことを逆手に取りバスケットボール、空手相撲等といった他競技の動きをトレーニングメニューに組み込むなどこれまでの常識に囚われない発想で水球指導を行い[2]、1974年から1994年まで公式戦376連勝とギネスブックにも掲載された水球部の黄金時代の基礎を築いた。

1982年に日本体育大学教授に昇任。同時期には水球男子日本代表監督を務め、ニューデリーアジア競技大会(1982年)及びロサンゼルスオリンピック(1984年)でそれぞれ指揮を執った。

体育学者としては水泳・水球を中心に研究活動を行い、論文発表を行う一方で、日本体育大学が2年に一度挙行する『体育研究発表実演会』で披露される、学生による集団行動演武の指導を担当していた。

2010年3月、日本体育大学を定年退職[3]。退職後は日本体育大学名誉教授及び武相中学校・高等学校を運営する学校法人・武相学園の学監を務める[1]

2014年3月7日開催のソチパラリンピックでは、開会式における集団行動を指導した[4][5]

やっぱり!原理原則論。

この度の清原氏の講演内容を自分の備忘録までに要点のみを簡単に、まとめてみたいと思います。
世界で賞賛を集める卓越した集団行動、水球で公式戦376連勝とギネスブックにも掲載される常勝軍団を作り上げたのは共に選手、学生達にチームワークを構築させたからであり、チームを作り上げるのにに必要なコトとは、強靭な身体、感受性(思いやり助けあい)視野を広げる、献身的に考える、笑顔を絶やさない、と言った厳しい訓練と優しいコミュニケーションの両面である。

多くの人が羨望の眼差しを向けてしまう、全ての企業も目指すべき、卓越した集団行動を作り上げるキーワードは、歩幅を決める、言葉と態度、規律と自由、大事なのは時間の作り方、率先垂範、情熱と無差別と人格重視、大きなテーマを理解させる、頭の使い方を教える、気遣いの心、セルフイメージを高める、簡単な事を着実にこなす。と、やはり原理原則論の実践と理解とのこと。講演の最後に清原氏が私達経営者に言い残されたのは、ビジョンと理念(哲学)を持ち、概念(本質論)、脚本(策)を持って物事にあたれと言う叱咤激励にも似た言葉でした。原理原則に則った人づくり、真摯に取り組んでみたいと思います。ありがとうございました。

おまけ

上口社長、最優秀賞受賞、本当におめでとうございます!

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