人気カフェに思う、ナチュラルって強いこと。

 

少し前に大きな社会問題にもなった建築物構造計算偽装事件。
そのあおりでその年の決算は大変な目にあった覚えがありますが、その悪影響は今だに残っています。
大きなものは建築基準法の改正という名の規制強化なのですが、その一環として建築士法もあれこれ変えられ、一番迷惑しているのが建築士の定期講習の義務化。
すみれでは、なんと6人も同じ講習を1日ががりで受けると言うナンセンスな事に、、、
ま、愚痴っていてもしょうがないですが、どうもなかなか行く気にならず、重い腰を上げたのは(先日の管理建築士講習に続き)また期限ぎりぎりです。
そんな訳で朝から講習に向かいましたが、イマイチ乗り気でなかったからか、見事に電車に乗り遅れてしまいました。
というわけで、たまたまやってきた特急しなのに初めて乗り込む機会に恵まれました。(ラッキー、笑)
お題目は建築士定期講習の会場近くでとったランチで感じたこと。
実は前から行きたくて、狙っていたカフェが磯上公園の北側にありまして、絶好の機会とばかり行ってきました。
古びたビルの階上ということで大きな看板も上がっていないのですが、ビルの入り口にはシブ過ぎるサインがありました。
階段の途中にも、
店内に入ってビックリ!
満席で25~30席だと思いましたが、パンパンの満席。
で、一人残らず全員が女性客&店員さんも全員女性。(汗)
正直ドアを開けて入ってから一歩後ずさりしてしまいました。(笑)
それにしても、接客にしてもインテリアにしてもメニューにしても何もかもが自然、とってつけた張り切った感じは全くないのに正直、救われました。(笑)
椅子に座った瞬間から違和感無く、というよりは心地よさを感じましたよ。
私達、中小零細企業の経営者は弱者の戦略を基本において経営をしている方が多いと思います。
いわゆるランチェスター戦略の信奉者といわれる人々ですが、それは、一点突破の戦略であり、自社の強みを磨き上げ、これで勝負したら絶対に負けない、というような選択と集中の戦略です。
しかし、今日のランチに行ってみたお店は圧倒的な人気を誇ってはいましたが、なんら肩に力が入っている感じがしないのです。
とてもナチュラルに営業されているのを見て、生き方とか、趣味趣向とか、こだわりとか、そんな自分の持っているある意味プライベートな価値観に正直に、お店の運営をしたらその価値観が分かる層の顧客が自然と集まってきて安定した経営が出来るのではないか?と思いました。
あらゆるビジネスモデルは確実に陳腐化していき、定期的な最新再生が必要だといわれるようになって久しいです。
またそのスピードがどんどん速くなっているといわれてますが、自然発生的な価値観自体をお店側と顧客と合わしたモデルは価値観の変化も自然な流れであうのではないだろうか、と思いました。
年数が経てば経つほど、古くなれば古くなるほど、時の積み重ねが価値となって蓄積されていくようなモデルこそ、本質に根ざしているのではないのかしら、と、大変勉強になりました。
また時間があるときにゆっくりと行って見たいと思います。
モチロン、お味も抜群なので、という事ですよ。
おススメです。(笑)

すみれ建築工房は
『建築業を通して地域社会に貢献する』
を理念にモノづくりの本質を守り、
『設計、施工の内製化、作り手の地位向上』
をミッションとして日々社業に励んでいます。

EM珪藻土山崎の無垢杉材を使った自然素材の新築住宅。
女性コーディネターとつくる想いを叶えるスタイルリフォーム。
21日完工システムでこだわりの繁盛店を作る店舗デザイン施工。
を神戸の西の果てで誠心誠意の自社設計・施工で行っています。

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今日のECO=ヘルシーな ランチが好みに なりました。


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